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One and Only を意識して

本日のnoteは、私が人間関係を形成する為に心掛けるべき態度の確認です。

相手を唯一無二の存在と見做す

最近の私が、新しく人間関係を築かなければならない場面に直面した時に心掛けているのは、目の前の相手が「One and Only 〜唯一無二の存在」だと意識して振る舞うことです。

目の前の相手が自分にとって、この先好きになる人か、嫌いになる人か、大切になる人か、縁を切りたくなる人か、瞬間的にはわかりません。一期一会ということばもあります。初対面の段階から、無関心な姿勢や態度を取らないようにしようと注意しています。私は人間関係を広げることに積極的ではないので、努力が必要だと自覚しています。

敬意を欠いた雑な扱いを受けて気分が良い人などいないでしょうし、自分に何の興味も示す素ぶりのない相手に好意を示すことは困難でしょう。人にされて嫌なことを相手にしてはいけない、は母からの教えです。

難しい挑戦

しかしながら、常に相手にリスペクトの姿勢を払うというのは、言うのは簡単ですが、実践するのはとても難しい挑戦です。相手の受け取り方はそれぞれなので絶対の正解はありません。

会社員時代から社交は苦手分野でした。意欲的に自分の意思で人間関係を拡げたり、深めたりする努力をしてきませんでした。仕事上、出会う人たち全てに対して敬意を持つという態度を実践していませんでした。相手を掘り下げて知ろうという努力をしないことも多かったように思います。

会社員を辞めると、仕事上の理由で付き合ってきた人たちと直接会って関係をアップデートする機会は無くなりました。私には退職後も親しく交遊を続けている当時の仕事仲間はいません。(相手への悪感情はありません)

去る者日々に疎し‥ 後、数年も経てば、私の記憶の中からも、相手の記憶の中からも互いの存在は消え落ちるでしょう。自業自得だし、仕方のないことですが、一抹の寂しさはあります。乗り越えなければならない現実として受け止めて前へ進むことになります。

付き合う相手は変わって当然

自分の置かれた立場、境遇によって親しく付き合う相手が変わるのは当然だろうと思います。過去に親しく交わった人との関係の変化は、当人の人間性が変化するというよりは、社会的な立ち位置の変化が大きく影響するように思います。

私は、人との付き合いでは、
● 相手の尊厳や意思や都合を尊重すること、
● 自分の方から声を掛けること、
● 自分が冴えない状態の時は、相手に関わらないこと、
を意識しています。相手に依存しない人間でありたい、と思っています。

自分から声を掛けて、相手から迷惑そうな素ぶりを感じた時は、自分から身を引きます。基本的には、以降自分から声は掛けません。

頑なにルールを守っているせいでそのまま疎遠になってしまった関係も数多くあります。相手は自分を強くは必要としていない訳なので、そういう運命だったのだと言い聞かせて納得させています。

私は、相手をOne and Onlyとしてリスペクトしたいと思っています。しかし、私のこともOne and Onlyの存在だと認めてくれる相手でないと長くは付き合えないなあ、という感情を持っています。歪んでいるかもしれません。Giverにはなれない性格なのかもしれません。

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