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Markover 50 の読んだ本

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Markover 50の読んできた本の読書感想文を収めています。
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#堀江貴文

『ハッタリの流儀』を読む

本日の読書感想文は、堀江貴文『ハッタリの流儀』(NewsPicks Book)です。amazonで注文したら昨夜届き、一気に読了しました。編集は箕輪厚介氏。このコンビで作られた本が面白くない筈ありません。 全7章、26のテーマで、今なぜ「ハッタリ」をかませる人が求められているのかが語られます。ハッタリとは、到底、自分には手に負えないことを「できる」とカマすことです。 堀江氏自身が、これまでの人生でハッタリをかまして、後で必死に帳尻を合わせる為に取り組むことを繰り返した結果

『あり金は全部使え』を読む

夕方からの会議に向けて久しぶりの新幹線で大阪に向かっています。前の会議が予定より長引いて慌てましたが、辛うじて間に合いました。駅のホームを駆け上がったりして消耗した体調を整えるのに、しばらく時間がかかりました。 さて、新幹線の車内は、機内よりも読書に適した環境だと思っているので、スマホよりも本を手にすることが多いのですが、今回の旅のお供は、堀江貴文『あり金は全部使え』です。 ホリエモンこと、堀江貴文氏の本は、毎月のように続々と新刊が出ています。こんなに量産されていても、ど

『仕事も人生も娯楽でいい』を再読する

近所の大型書店が休店していて、気軽に書店に立ち寄って本を買えなくなっています。もちろん、どうしても読みたい本はamazonで探して取り寄せることはできます。でも私は、書店で背表紙やタイトルを見てから買うのが好きなので、偶然の出会いが楽しめず、ちょっと寂しい思いもしています。 そんな中、以前読んだ本を書棚から引っ張り出して再読しています。堀江貴文『仕事も人生も娯楽でいい』(宝島社新書2018)もその一冊です。 なぜ、私は堀江貴文氏の本を何冊も読むのかこれまで堀江貴文氏の本は

『人生論』を読む

本日の読書感想文は、堀江貴文『人生論』です。 はじめに2009年にKKロングセラーズから出された本です。近所のブックオフで見つけて買いました。ホリエモン本は人気があり、ほとんどがベストセラーです。私もよく買って、目を通します。 最近出版されている著書は、書下ろしはせず、ブログやYouTubeなどで発表済の内容を、ライターや編集者が本にするパターンが多い気がします。だから内容が薄いということではないものの、最近出る本よりもこの頃の方が言葉遣いが丁寧な印象です。 本書は、今

『本音で生きる』を読む

本日の読書感想文は、堀江貴文『本音で生きる』です。冒頭の数行を読み始めて、思いました。「これ、以前にも読んだな……」と。しかし、今回も最後まで一気に読み切りました。 本書は、数多い堀江貴文さんの著書の中でも、よく売れていると聞きます。堀江さん自身は、「この手のテーマの本は二度と書かない」と宣言されています。2015年発売の本なので、現時点の彼の考え方はここからかなり変化しているのだろうと思います。それでも、時代の流れの感度の低い「ぼぉ~と生きている」私には、現在でも通用する