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言葉に宿る深遠な力「言霊」で幸せを掴む方法⑥ 現状を打破したいときに「最上祓(さいじょうのはらい)」

「言霊」による、開運法をご紹介しています。

唱えるだけで、言葉にするだけで、道を拓き、自分らしい生き方を選択できる。

そんな神聖な神咒(かじり)、祝詞です。

比較的、短く、覚えやすく、日常ですぐに奉唱出来る、神咒や祝詞を集めています。

神道に古来より伝わる言霊のパワーを是非、体験して下さい。

最上祓(さいじょうのはらい)

神道の祭祀に用いられる最も重要な祝詞「大祓詞(おおはらえのことば)」は、とても長い祝詞で普通の早さで奏上すれば10分前後を要します。

中世の頃、密教や修験道、陰陽道などが隆盛を誇り、真言や呪言を繰り返し唱えることで人智を超えた力を発現したり、神仏の加護が得られると考えられるようになります。

この影響を受けて「大祓詞」は、より繰り返し唱えやすいように簡略化され「最要祓(さいようのはらい)」と「最上祓(さいじょうのはらい)」が作られるに至りました。

「最要祓」は、以下のような祝詞です。

【最要祓】

高天原に神留座す
皇親神漏岐神漏美の命を以て
天津祝詞の太祝詞事を宣れ
如此宣らば罪と云ふ罪
咎と云ふ咎は在らじ物をと
祓ひ給ひ清め給へと
申す事の由を諸々の神等
左男鹿の八つの御耳を振立てて
聞食せと申す

たかまのはらにかむづまります
すめむつかむろぎかむろみのみこともちて
あまつのりとのふとのりとごとをのれ
かくのらばつみといふつみ
とがといふとがはあらじものをと
はらひたまひきよめたまへと
もうすことのよしをもろもろのかみたち
さをしかのやつのおんみみをふりたてて
きこしめせとまをす

「大祓詞」と比べると、かなり短くなっていますが、今回は「唱えやすい」「覚えやすい」「短い」神咒・祝詞をご紹介する趣旨ですので、「最要祓」をさらに簡略化した以下の「最上祓」を覚えて唱えてみましょう。

短く簡略化した祝詞ですが、その「祓い」の効果は絶大です。
何度も繰り返し唱えると、その効果も上がります。
日常の不安に苛まれて、自信を失っているとき。

打破したい現状があるとき。
孤独感が心を覆っているとき。

そんなときには、この「最上祓」を唱えてみましょう(声に出して唱えることが望ましいですが、心の中で唱えていただいてもかまいません)。

【最上祓】

高天原 天津祝詞の
太祝詞 持可可牟呑でん
祓ひ賜ひ清め給ふ

たかまのはら あまつのりとの
ふとのりと もちかかんのんでん
はらひたまひきよめたまふ

上記リンクから、「最上祓」をダウンロードいただけます。ご活用ください。


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