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台湾一周バイク旅を思い出して。

みなさんこんばんは。
今回は、旅にフォーカスを当て、大好きな台湾にクローズアップして書いてみようと思います。

◎何故台湾なのか

最初に台湾を訪れたのは2017年の4月。
久しぶりの海外旅行で台湾を選んだ理由は、友人に会いに行くため。それだけでした。
当時とあるゲストハウスで働いていたのですが、その宿には海外からのゲスト…とりわけ台湾からのゲストが多く、自然と台湾人の友人が増えていきました。
彼らの多くは大学で日本語を学び、何度も来日し、日本文化や日本での日常をとても楽しんでいるようでした。
とてもフレンドリーで好奇心旺盛な彼らに惹かれ、3泊4日で初の台湾へ行くことを決めました。

台湾で初めて訪れたのは友人の案内で龍山寺。

◎二度目の台湾 いきなりバイクで一周してみた

最初の訪台で台北と台中の友人に会いに行き色々見て回る中で、こう思いました。

4日間では短すぎるし、地方にも行って台湾ローカルを感じてみたい。

そこで思いついたのはスクーターをレンタルして台湾一周をする、いわゆる環島(ホァンダオ)でした。
2回目に訪台したのは1回目の旅からちょうど半年後の2017年9月末。
6泊7日の旅程のうち、環島に使えるのは5日間だけ。
ざっくりとルートを 台北スタート→①台中→②高尾→③最南端を経由して台東→④花蓮→⑤台北ゴール として気の向くままにスクーターの旅をしました。(1日平均200km走行)
旅の詳細を書くと長いので、もしも「気になる!」って人がいたらまた別の記事にしますが…

たった5日間、されど5日間…いややっぱり短かった5日間でした。
バックパックにちっちゃなホワイトボードを括り付け、台湾中国語で「日本から来て環島してます!」と書いて各地を走り回りました。
並走する車から「加油!ガンバッテー!」と応援してくれたドライバーさん達、最南端の駐車場で台湾語で一生懸命説明してくれた現地のおじちゃん、工事渋滞に一緒に巻き込まれて仲良くなった環島中の台湾人ライダーなどなど…
沢山の人から「がんばってね」をもらって、本当に暖かい気持ちになりました。
景色や食事はもちろんですが、やはりあの旅の一番の思い出は、出会った人たちとのコミュニケーションでした。

あぁまさに旅の醍醐味。
(その半年後には、1週旅でショートカットしてしまった最北部エリアをバイクで1日かけて回り、完全に台湾一周を成し遂げました)

最南端 墾丁近くの山間のGSにて。

◎台湾の魅力とは

台湾一周旅が濃すぎて、さらに台湾にハマってしまったので、その後半年に1回ペースで数回台湾を訪れました。
ある時はとある町から日本人観光客のモデルとして来てほしいといわれて招待されたり、日本から友人を連れていったりしました。
何度も台湾を訪れましたが、まだまだ行けていない&再訪したい場所が多すぎるので、航空券の価格が戻ってきたら、すぐにでも行こうと思っています。
そんな僕が考える台湾の魅力とは。

それはズバリ、人の温かさです。(ありきたり?)
台湾料理も捨てがたいですが…

特に台湾は歴史的な背景からも親日国ということもあり、日本人や日本文化への熱意が強いです!
もちろん台湾の人全員が親日というわけではないと思いますが、僕は行く先々で日本人だからといってバカにされたり、嫌がらせを受けたことは全くありません。
逆にこちらがつたない台湾中国語で話していると、「日本から来たの?」と優しく助けてもらえることが多いです。
実際に朝市の屋台で、中国語の発音が悪くて通じず困っていた時に、近くで食べていたおじちゃんが助けてくれたこともありました。
時には頑張って日本語で沢山話してくれる人もいて(単語レベルで日本語を話せる人は多い!)本当に勉強熱心でまっすぐな人が多いなぁと思います。

見た目いかつい屋台の兄ちゃんも結構優しかったり。

◎台湾のすすめ

前項で書いた通り、台湾は親日国です。
旅行で訪れることが多いであろう台北近辺は、日本語を話せる方も多く、海外旅行が初めてという人でも、とても行きやすい国だと思います。

オススメの季節は春と秋。夏は暑すぎて外出する気にもなれませんからね…あと2月には旧正月があり、航空券が高くなります。

初めて行くなら台北・台中あたりがおすすめです。
台湾の西海岸は新幹線が通っているためアクセスが非常によく、台北・台中・台南・高雄と大都市が続きます。
対して東海岸にはちょっとわかりにくいローカル線や高速バスしか手段がないですが、その分、西海岸とは対照的に雄大な大自然が各地に残ります。

東海岸、花蓮懸にある景勝地 清水断崖

台湾といえば、食も楽しみたいですよね。
小籠包にタピオカミルクティーなどなど日本でもなじみの多い食べ物が沢山ありますが、僕が特にオススメしたいのは…
朝食の大定番、蛋餅(ダンピン)です。
甘くないクレープをイメージしてもらえると良いと思います。
僕は街角の小さなお店で蛋餅を食べて豆乳を飲みながら、地元の人の観察をするのが大好きな時間です。
チーズやベーコン入りなんてのもあって、毎日食べても飽きないバリエーションがナイスです。

台湾の朝といえば蛋餅!

オススメの観光スポットは台東
台湾に行ったことがあるよ!という人でもなかなかいかない場所ではないでしょうか。
台東は東海岸の南部にある都市で…と言っても高い建物はさほど無く、野良犬が交差点のど真ん中で寝てるくらい、ゆったりとした時間が流れる良い場所です。
台東の中では鐡道芸術村台東帆布行東昌帆布行が特にオススメ。
夜の鐡道芸術村にふらっと訪れた際、ちっちゃなコンサートを行っていて、気持ちの良い夜風に吹かれてビールを飲みながら過ごした思い出があります。
台東帆布行と東昌帆布行では、カジュアルで使いやすい、且つとても上部な手作りのビニルバッグが売られています。
サイズや種類によって値段は変わりますが、おおよそ1000円以内で買えるので、お土産にも最適です。
僕は数年前に東昌帆布行で買ったバッグを、PCバッグや小旅行の荷物入れにしているのですが、いまだに糸のほつれ1つなく、現役で使い続けています。
台東~は横縞(ボーダー)、東昌~は縦縞(ストライプ)という特徴があり、台湾国内でも人気が高いそうです。

こちらは横縞の台東帆布行の軒先
横縞なので東昌帆布行。工場兼ショップです。



やっと台湾への観光旅行が解禁になった昨今ですが、まだまだ航空券が高く、いつになったら台湾に行けるのやら…と思っている日々です。
コロナ前であれば、格安航空券のセールで片道2000~5000円程度で行けたのですが、そこまで下がらずとも安く旅行できる国ではありますので、コロナ空けの海外旅行を考えている人は、是非台湾を訪れてみてください!

あ~早く台湾ビールを飲みながら臭豆腐やらルーローハンを屋台でつっつきたい!!!

友人一家の食卓にお邪魔させていただきた時の様子

それでは今日はこの辺で。

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