ことば♡

いつも思うこと、難しい言葉はいらない。
だってね、私は
言葉を話さない赤ちゃんの美徳に惹かれる。
とてもとても美しいと思うから。

娘たちのお陰でお母さんになって、人との会話が楽しくなった。
妊婦のとき、エレベーターに乗っているだけでご婦人が挨拶をしてくれて、
勇気づけてくれる言葉をたくさんもらった。
関西弁の優しく打ち砕かれたリズムと
ちょっぴり笑いのセンスも手伝って
みんな愛のある優しい言葉たちだった。
母としての経験を持つ大先輩たちならではの
慮る気持ちが有難かったなぁ。

人の心に響く言葉って
赫赫してたり、ひとマスに画数が何画もあるようなもの
じゃない。そうあってはいけない。と思う。
心から音を出すような音楽のようなものなんだ。
たまには、平仮名という柔らかさもきっと
いいハーモニーを奏でる。
いいリズムやいい音は
風に乗っていい言葉たちを連れてきてくれる。
心からの言葉はいい気分をくれる。その逆も然りだ。
強く刺々しい言葉を使うときは
あったかい何かを持ち合わせたい。

手紙が電話になって
ポケベルが出て携帯電話に自動車電話
スマートフォンにパソコン。
わたしが生きた40年余りでこの進化、変化。

短歌を詠んで恋文を書いいた時代から
アプリを使うような時代になって
恋愛の形も変わっているんだろうなぁと、妄想スル。

でもやっぱり人間は言葉を話す書く（タイプする？）

私は辞書を引くような言葉ではなく
ことばの持つ美しい部分を
短歌のリズムを
子どもに教えてあげたいなぁと。
しみじみ日本語の美しい音の響きを
愛おしく思ふ。

さぁ、耳を澄ませて
いくつキャッチできるかしら。。