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ひきこもり日記*禁酒実験1日目

この話は実話に基づくフィクションです。と注釈を入れたかった。

最近この方のファンで(ハイドさんが男性として好き)わたしも違うわたしが酔っぱらいのじぶんだと思いたかった(ダンディイケメン)

この間、「別人格出てきて〜」と思いながら飲んでたら、21時から23時までの記憶がすっぽりなかった。そんなこと過去にもあるはずなのに、すごく怖かった。『ハングオーバー!』酔って記憶がない時間を追う、という映画があったけど、わたしは笑えなかった。現実の笑えない事実と向き合うことになる。
それは酔ったじぶんを信じられないということだ。
ひとりなら何の問題もないが、嫌なのは同居人にどんな対応をしたのかを覚えていないこと。たとえ別人格が出てきたとしても、その時の記憶は欲しい。動画でも文章でもいいから残して欲しいと思う。

熊本にいる父が記憶障害ボケ気味で、忘れていくということを考える。じぶんがしたことを忘れていく。覚えていないということは、こんなにも怖いことなのか(本人はそれさえわからないのか?)。それとも赤ちゃんにもどるのか?いずれにしてもわたしも将来、いろんなことを忘れていくんだろう。
だがしかし!今は幸いにも飲まない時間に記憶障害はない。

飲んでいる時間は楽しいし、いい気分になる。
酔っている時の無敵感、なんでもできると思う無限の力、あるいは何も考えず無重力空間を漂ってるかんじ。
”その気分”だけをお酒の力を借りずに、じぶんを騙して、切り取れないだろうか。

確固たる意志で禁酒してみた。
いつも通りアテになるものを用意する。
昨夜は餃子ときゅうりトマトハムサラダ。
鮭のチーズホイル焼きなど。
ソーダストリームで作った炭酸水にレモンを少し入れる。

しっかりある意識の中、ゲームをし、ドラマを見て、皿洗いも軽快に(食洗機壊れたまま1年ちょっと。よく皿洗い中、グラスやお皿を割る)、本を読む。
自我が邪魔して無敵感はやってこなかった。それは昼間のわたしと同一人物だってこと。だけど昼間のわたしは夜のわたしを認めた。

かつて図書館勤務時代に『休館日』と入力しようとすると『休肝日』と何度も変換されて「余計なお世話っ!!!」と思うほどのアル中が、今までと逆をやってみる。お酒のない人生ってどんなかんじ?

ガソリンだと思っていたお酒。車(からだ)は変えることはできないけれど、少しずつ電気や太陽エネルギーや月や宇宙エネルギーを燃料にして、動いてみようと思った。
以上、1日目の実験結果報告でした。




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