ひきこもり日記*ひきこもり終了かと思ったけどひきこもり継続になった話
10年前からライブハウスのもぎりのバイトを、月に多くて5〜6回やってた。その店のマスターとママが大好きで、音楽と音楽と関わる人との関係が楽しかった。
コロナ禍で経営が厳しくなり、そして元プロミュージシャンのマスターが病に倒れた。
3ヶ月ほど前にママから連絡があり「店を引き継いでやってくれないか」と打診があった。
音楽のことは好きだけどわからないわたしは、丁重にお断りした。
ママが奮起して店は続行(春までライブ予定が入ってる)
先々週、4年ぶりにバイトに行った。お客さんが戻ってきてうれしい反面、昔ながらのやり方じゃなく「わたしだったらこうするのに」という思いがむくむくと湧いてきた。
1週間かけてシュミレーションした。月の目標売り上げ100万、そのために集客はこうして、ライブ中はこうやって…とわくわくとノートに書いたり調べてみたりした。
最近ハマってるもやもやノート活用である。(詳細は下記)
ただし直感が動いて「結果は求めない。考えたことが楽しい。それでいい」と書いていた。
先週末バイトに行った時、ママにこうやったら?という提案をいくつかしてみた。でもとっかかりのすぐにできそうなことでさえ却下。提案は1つも採用されなかった。コンサルのつもりで提案をしたわたしに、ママは店は今までのやり方がいいし「できない」という答え。
聞くとわたしが提案したことは、似たようなことを試したことがあるらしいし、店の器というか規模的に多くの売り上げを望んでないみたいだった。設備投資も人件費もかけられない。このやり方がウチのやり方だと言われたら返す言葉がなかった。
ママにはわたしの気持ちをじゅうぶん伝えたし、ママの今までの経験を思うと、今は過去の積み重ねなんだなあと、あきらめに似た敗北感を感じた。
わたしの提案はママにとってはクソバイスだったかもしれないけれど、わたしはそのシュミレーションのおかげでパラレルワールドを体験できた。
昔みたいにお客さんも演者さんも「楽しかった」と笑っているところや、お金も入ってきてもっといいライブができているところを想像できた。
ただもやもやしたのは、変化が怖いのはみんな同じで、変わらない人を目の当たりにして、変化しないと現実は変わるはずがないという気づきだ。
わたしがライブハウス経営なんてできるはずがない、ひきこもりがしたいと思ってるのも、変化がいやだから。
そして現実もわたしの提案は採用されず、スタッフとしての関わりは今まで通りで、ひきこもり継続ってことだ。
それもわたしがやりたいこと。
ママがやりたいこととは、もちろん違うってこと。
当たり前のことに気づいたけど、シュミレーションが楽しかったという、その事実はきっとまだ外に出たい気持ちがあるからなんだろうなあと、ぼんやり考えた。
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最近もやもやノートのおかげで毎日が楽しいし、じぶんのことも認められてる気がする。前のわたしだったらHP0になって、屍のようになったか大好きな人との信用とか信頼を疑っていたかもしれない。
もやもやはチャンス。なぜもやもやしたかを探ると見えてくるものがあるし、どうしたいかも見えてくる。ありがたいなーって来年使うノートを探してます。
ひきこもりの創造へ役立てたいと思います。わたしもあなたの力になりたいです★