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ひきこもり日記*「こわい」を感じて何かを探す夢ばかり見る

もやっとすることがあった。わたしの経験で何百回感じたかわからない、同居人のお金に対するモヤモヤ。通帳記帳をしてなくて、残高がどえらく減っている。かつて、同居人の給料以上のクレジットカードの請求が来るのが当たり前で、住宅ローンやわたしとこどもの生活費なんて考えてない同居人の行動に、毎日「こわい」ばかりで暮らしていた。

なくなる恐怖がしんしんと迫ってくる夜。
探してる夢ばかり見るのは慣れてきたけれど、最近はそれが妙にリアルで、探し物は車だったり財布だったりを、学校やら会社やら、何年も会ってない従兄弟に聞いたりして探してる。

今日は朝から「こわい」の答え合わせをするために、取るものも取らず外へ出た。いつもちょっとそこまでの買い物にはスマホを持たないことにしてる。情報に縛られないよう、頭を空っぽにするためだ。
近くのATMでは通帳の繰越ができず、小さな支店が合併して大きくなった地方銀行まで、バス停4つぶん歩く。
涼しくなってきたとはいえ、しばらく歩くと汗が滲む。
時間もわからないがようやく銀行について、無事に通帳を繰り越してお金の出入りを確認する。
小さな出金が積もって、大きく膨らんでいるのがわかった。
同居人に文句を言う前に、わたしのモヤモヤはとりあえずおさめた。わけのわからない出金もとりあえず少額で、安心はできないけれど、わたしの一人暮らしの代償だと思うことにした。

スマホを持っていない時間は、何かを探すこともない。
空の写真はとれなかったけど、音楽も電話もLINEもなく、ただ歩く。
うかんでくる思考たちは、なくても生きてこれたし、この先も多くを望まなければきっと生きていけるだろうし、探さなくていいよという、地に足がついてないかもしれない考えたちだ。

でもそれでいいと、思ったんだ。
「こわい」は、わたしが感じたくて感じてること。
夢の中まで追ってくる「なくす恐怖」は、探してることに意義があるのかも、と、空を見上げながらうかんできたから。

ぼーっと歩く時間を持てて、早くに答え合わせができて、妙な達成感を感じて帰って、PCの調子が悪くて、午前中にnoteを書いて…と予定してたけど、お昼食べてゲームして眠くなって、このnoteがなくなったらわたしの毎日はどうなるかなあと想像したりして、リアルの人には誰にも教えてないけど、もしわたしがいなくなったら、誰かに読んでもらいたいかなあと考えたり、いや墓場まで持っていくと思ったり。
noteに書いたことを本にする?やってみたい気持ちと、いやいや本にするならもっともっと本気出して(こころ入れて)書こうよ、なんて思いながら「こわい」と向き合う時間が、探してることになるのかなあとぼんやり考えた。
ああまとまりない。まとまらないまま終わりにする。
ありがとう。




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