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これが言いたかったんだね?

official髭男dismが爆売れしている。

最近ようやくテレビでアーティストがライブしている様子を見られるようになったが、どのチャンネルでもヒゲダンが出ている。使われる尺も長い。

メロウなメロディー、のびやかな高音ボイス、口ずさんじゃう歌詞、理由は専門家の皆様が方々で分析されているので詳しくは書かない。個人的にはシンプルにきゅんと来るし、シンプルに歌いたくなる。あーカラオケ行きたい。

わたしがヒゲダンで一番いいなと思うところは、

この人たち、きっとこの歌詞が歌いたかったんだろうなぁ

って分かる、印象的なフレーズがあること。

脚本でも小説でもそうだと思うけど、作者が「これが言いたい」っていうセリフや文章みたいなのが必ずあって、そのために作品を書くってことが多いにあるから。

それって実は誰が見ても「明らかにいいセリフ」ってわけじゃないこともあるけど、個人的にめっちゃ気に入ってるから絶対に活かしてやる!って隠れた闘志が燃えてくる。

ヒゲダンの場合
『I LOVE…』だと
まるで水槽の中に飛び込んで溶けた絵具みたいな イレギュラー

『Laghter』だと
鳥の名はラフター

『Pretender』だと
もっと違う設定で もっと違う関係で
出会える世界線 選べたらよかった

かなぁと勝手に思っている。
そのためにこの曲書き上げたんじゃないかと。

と思いながら、自分で書いた脚本の好きなセリフなぞを挙げてみちゃったりして。

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「夢はね、叶えたら今度は追いかけてくるの。
 人を蹴落としてでも、自分にウソついてでも、
 そこから逃れられないの」

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「君に会えて良かった、ってあの人が言ってくれた時、
 私は涙が出るくらい嬉しかった。
 どんな名誉よりも勲章よりも、
 私が欲しかったのはこの言葉だったんだって。
 自分の存在意義を、確かめられた気がしたの。」

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「失ってからじゃないとその大切さに気付けないってことが
 この世にはほとんどなんだよ」

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んー…魅力的なセリフをもっと書きたい。

自分の心をふるわせて。

結局、ことばは自分の心からしか生まれない。

ふるえてないな、最近。

西野カナくらいふるえよう。

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