言葉の記録:くどうれいん『桃を煮るひと』(ミシマ社)
くどうれいん『桃を煮るひと』(ミシマ社)
https://mishimasha.com/books/9784909394880/
私自身はひとりご飯をこよなく愛しているので、この本を目次で見つけて以降なんだか恐れて読み切れていなかった「ひとりではご飯を食べられない」章をついに読む。消費者同士の美味しさのぶつけ合い、相手にすぐ気持ちを伝えられる幸せ、とのこと、頷きながら読む。
たしかにご飯を食べるとき、この美味しさを誰かに、誰かと、と思うことはたくさんあって、もしかしたらほ