気持ちはわかるけど今みんなで遊ぶのはやめとこうぜ:kokoontuminen
kokoontuminen:gathering, 集まり
眠たい。今日は晴れたり突然雪が降ったり不安定な天気だった。
焼きそばを作った。ネットで見たレシピに「野菜炒めにオートミールを入れるとおいしい」と書かれていたのでそれに倣って焼きそばにオートミール(kaurahiutale)を少し入れた。事情により最近オートミールが家にたくさんある。
野菜と一緒に炒めると、オートミールから少しとろみが出てきた。味と食感は炒りたまごみたいな感じだった。思ったよりいけるのでまたやってみようと思う。
その後は修士論文の修正のために必要な情報収集や文献講読を進めていた。もともと論理の根拠にするつもりだった論文をもう一度読み直したり、あるいはそれを精査しなおしたり、ないものは新たにみつけたりした。
明日からはそれらをもとに実際に草稿を練り直す作業に入れるといいんだけど。一度書いた文章にもう一度向き合うのはいつだってしんどい。
友人からインスタグラムのバトンが回ってきた。(厳密には、まわってきたテンプレート上の質問に答えるやつ)小学校の時に流行っていたプロフィール帳や交換ノートを思い出した。
まさか私あてにバトンが回ってくるなんて思わないから、焦ってしまった。
私が(重い腰を上げてようやく)インスタアカウントを開設したのは、友人の近況だけでなく大学の情報等もインスタでよく発信されると知ったからだ。さもなければインスタアカウントを開設しようかななんて、ふと頭をよぎることもなかっただろう。私は写真を撮るのが苦手な(ほぼ嫌いと言ってもいい)ので、そもそもインスタに投稿したいものがないのだ。
そんなわけでアカウントを開設するまではこんな頑固おばさんのようなことを言っていた私だが、いざ開設してみるとその多機能ぶりにただただ感心してしまう。なるほど今の時代、インスタを上手に使いこなせないと置いてかれちゃうわけだ。
翻って人生初のバトンである。
とても仲の良い友人から回ってきたものだったので、良い機会だとおもって丁寧に答えることにした。慣れない機能に四苦八苦しながらもどうにか投稿できた。一つの投稿を作るのに1時間超はかかってしまった(他人から回ってきた画像を保存して投稿しなおすのが難しかった)。これを毎分毎秒やってる人たちすごいなと思ってしまった。
きっと、パソコンの使えないお年寄りってこんな気持ちなんだろうなと思った。今後パソコンやソフトを使うのに苦戦している人がいたら優しくしてあげようと思った。(文章を投稿するSNSは作りが似通っているので新しいものでも使い方が感覚でわかるのだけど、インスタみたいに画像を投稿するためのSNSを使うのは初めてだったので結構戸惑ってしまった。)
バトンを回し終えて、再び修論の文献講読に戻る。きりの良いところまで終わらせる。
フィンランド語リーディングの授業で読むつもりのフィン語の論文を探した。ざっと読みする。
夕飯。昼の焼きそばの残りを食べる。
フィン語の新聞記事にざっと目を通す。フィンランド北西部のPoriという都市ではイースター休暇中、総勢100人近い若者(一部大人を含む)の集まり(kokoontuminen,gathering)が行われたらしく、警察が止めに入ったという。気持ちはわかるけど100人て。やめとけよ。そんな集まるなよ。
一方、こちらの記事はコロナ禍でもみんながイースターをお祝いできるようにと努力・工夫をしているフィンランド企業や組織等について。今年はイースターのミサも教会でネット中継されたんだそうだ。
明日は久しぶりの授業だ。私が教えるわけではないのになんだか緊張する。
写真は突然雪が降りだした今日のユバスキュラでの昼下がり。私は本当に写真撮影が苦手だ。
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Kokoontuminenは英語でいうところのgathering、パーティと言わないまでもちょっとした集まり、みたいなニュアンスです。
パーティはbileet(puhekieli)あるいはjuhlatといいます。juhlatのほうがフォーマルなパーティを指すことが多いです。いずれの単語も通常複数形で用います。
まあ、なんにせよ、今は直接会って行うjuhlatもbileetもkokoontuminenもやめておきましょう。状況が好転して、juhlaやbileetやkokoontuminenがまたたくさん行われる日が来ますように。
Pysy kotona, myös pääsiäisenä (Stay home, also during Easter)って、朝ツイッターを開いたらTL上で注意された。
そんな、皆様からサポートをいただけるような文章は一つも書いておりませんでして…