チャレンジワイン会

とても興味深いnoteを読みました。

はい。
とても興味深いnoteを読みました。

多分サービスをされている人なら気になる、というか気になって欲しい内容でした。

その記事はこちら

このnoteの中に書かれているツイートも、僕も読んだとき気になりました。この出来事は、結論はサービスをした人が悪いが、人ごとではないなと。

僕が思ってることというか、この出来事の時の予想された状況、対処や結論は黒ワインさんが書いていることと同じなので(同じとか言って生意気ですみません)ぜひしっかり読んでいただきたいのですが(本当に勉強になります)僕が人ごとではないな、と思った理由を書きたいと思います。

あと、noteの中でグラスワインの価格の決め方をさらっと書いていたところ注目ですw


結論から言うと、僕はワインを飲む順番は好きなように飲めばいいと思います。

試飲会に行っても僕は泡は本当に気になるものしか試飲しなくて、赤から試飲します。そうするとたまにワインを注いでくれる方に言われることがあります。「白からじゃなくていいですか」と。この場合は何も言わなくても黙って赤から注げばいいところを嫌みではなくわざわざ伝えてくれているのです。

ただそれをどう受け止めるかは人それぞれ。


僕は日本ワイン専門のワインバーをやっていますが、いろいろな方に来店いただけます。ありがとうございます。

ワインは日本ワインだけしか飲まない! という方や最近日本ワインに興味を持ちはじめた方まで。そうすると注文のされかたは実に様々です。

で、この中で日本ワインに興味をかなりお持ちで、でもまだよく分からないという方からよくされる注文が「マスターが今1番推しのワインを」「日本ワインならこれを飲んどけ、というようなワインを」みたいな感じです。

この時、この注文が最初の1杯目であり、この日のグラスワインの中で個人的に飲んで欲しい日本ワインが赤であり、日本ワインの中では貴重なフルボディだった場合、どうするか。または、1杯目の注文で重めの赤ワインの注文をされた時、どうするか。

お客様がどういう思い、気分でそういう注文をしているか汲み取らないと上手くいかないですよね。僕のお店はワインバーなのでその1杯だけ飲んで帰ることもできます。逆に何杯も飲むこともできます。

全部のワインに対して熱い気持ちを語りながらワインを出せればいいですが、そうでなかった場合マスターオススメのワインを飲んだ後のワインはどういう気持ちで飲むことになるのか。

それは全くどうでもいいと思いながら飲む人もいるかもしれないし、本当は美味しいのにマスターが勧めてくれた1杯めの方がみんなは美味しいというんだ、と思うかもしれません。

考えたらきりがないのは事実です。

重めの赤ワインを注文通りに出すことは簡単で間違いはないのですが、もしその後に違うワインを飲んで全部物足りなく感じてしまうことにはならないか。

僕自身の失敗でそのワイン自体が悪い印象になるのは避けなければなりません。

だから僕は必ず聞きます。

「私のお勧めは〇〇と言った理由でこのワインですが、もし何杯か飲まれるようでしたらこのワインは是非最後の1杯の時に飲んでいただきたい」

「このワインは今日のグラスワインの中では1番しっかりしたワインなので、何杯かお飲みになる予定でしたら〜」でもあくまで選択はお客様次第です、となるわけですが、もし、接客に余裕がなかったり煩わしかったりした時

「1杯目から赤ですか? 白かスパークリングは大丈夫ですか?」と言ってしまうかもしれません。

正直僕が気づいてないだけでお客様は不快に思ってしまっている言動、状況はあると思います。

でもこういうセオリーってあるあるだよね、で流しがちなので気をつけないといけないなとあらためて思わせていただけました。

日本ワイン専門ワインバー
高田馬場早稲田口より徒歩1分
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Wine Bar Sirocco
〒169-0075
東京都新宿区高田馬場2-19-8阿部大竹ビル2F
営業時間 18:00~0:00 定休日なし
チャージ・サービス料はありません
sirocco.wine@gmail.com
https://www.instagram.com/sirocco.wine/
https://www.facebook.com/sirocco.wine/
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【ワインバーシロッコについて】
https://note.mu/marino_wine/n/naa8c6eef6395

2020年4月現在は、サポートはお店のために使わせていただきます。