ある日、パニックアタックに襲われた③
心療内科に通い初めて、
なんという名前のお薬だったか忘れてしまったが、
いわゆる「抗うつ剤」と言われるものを処方された。
最初は1日1薬、
そしてだんだん増やして行って確か1日3薬になって
落ち着いてきたらまた減らしていく。
1→2→3→2→1→0
という飲み方で最後は飲まなくても正常な状態を目指すという治療らしい。
それとは別に、頓服薬としても症状が出た時にすぐ飲む用のものもお守りとして持っていた。
心療内科に行くころには会社を休みがちになって、上司に相談しようと思っていた頃でもあった。
飲み始めてから1日2薬飲むようになった頃から以下のような症状が出てきた。
そして、どんどん上記の度合いが高くなり、
ついには外を歩くことさえも体が重くてできなくなっていった。
心と体が分離していくようだった。
心の中では早く動いてと思っても、体はもう自分のものでないような感覚で思い通りにはならない状態になっていた。
これがパニック障害の症状なのか、薬の副作用なのかわからなかった。
そして流石に会社に通勤するのは難しい状態にまで追い込まれていたので、
上司に相談したところ、来れる時に来てくれればいいよと言ってくれて、
お給料も3ヶ月ほど通常通り振り込んでくれたのだ。
それがその時の心の救いなって今でも感謝している。
ただ3ヶ月もまともに成果を出せていないのにお給料をもらい続けていることに申し訳なく感じていたし、このままでは治る見込みもない気がしていた。
もう、仕事を辞めなくてはならないだろう。
そう、感じていた。
けれど今後の生活は?どうすればいいの?
毎日不安で不安で仕方なかった。
このまま死んでしまった方が楽かもしれないと夜の車の光に誘われて吸い込まれていきそうなこともあった。
この処方されている薬で私はもっと体が壊れていくことを感じていた。
このままだと薬で私はおかしくなる。
もし今、強い抗うつ剤や精神安定薬を飲んでいて少しでも心と体が分離していくと様子を感じる人は、これ以上薬漬けになってしまう前に以下のことを試してみてほしい。
↓香りについて
↓呼吸法について
他の方法でどうにか治療の方法はないのかと調べていたら、
オーストラリアではハーブを使ったナチュラルな自然療法を行うことが多く、またその分野では先進国であるという記述が散見された。
そんな時にオーストラリアのシドニーに住む姉に母から相談があったのか、
姉「しばらくこっち来れば?」
と言ってもらい、
父にも相談したところ、金銭的に助けてもらえることとなったのだ。
その時の私は現状から抜け出したくて、テレビから聞こえてくる日本語も街で見かける日本人ももう聞きたくも見たくもないみたいな状態になって居たので、ちょうどいいタイミングだった。
そして、薬を飲むのを辞めて1週間後、
仕事を辞めて、オーストラリアへ旅立った。
飛行機に乗れる気がしなくて、二日間ほど起きて究極の状態でボーディング。
この続きはまた今度▷
それではまた。
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