ある日、パニックアタックに襲われた①
パニック障害と共に生きて早7年が過ぎました。
症状が出始めて2年半は本当にきつかった。
どうにも心身のコントロールができないし、
おそらく精神科でもらったお薬により体が思うように動かずもぬけの殻で心と体が分離して、まるで幽体離脱していて体が自分のものでは無いような重たい感覚の日々。
眠れず、やっと眠れたと思ったら恐ろしい悪夢が続くーーーーー
けれど、そんな日々を超えてうまくパニック障害と付き合い、
今となっては自分のパーソナリティの一部だと受け入れられるまでになった。
今の安定した状態に行き着くまでの道のりを簡単に記しておこうと思います。
ちなみに、ネット上で私的に一番しっくりきた記載はこちらでした▼
□初めての明らかな症状
あの時のあれは、初めてのザ・パニック症状だったんだと自覚できた時のことを。
やたらと最近、電車の中で貧血によくなるなぁ…が始まりだった。
私が初めて「あれ、なんかおかしいなぁ」と感じ始めたのは、
電車に乗って通勤している時。
やたらとめまい、動悸がして手が震える。
まるで今にもブラックアウトしてしまって
立っていられない状態になることが続き、
駅でいくつか降りて頑張って通勤していました。
なんでだろ〜貧血で倒れそうになることが最近増えたな、、
鉄分多い食べ物を積極的に摂るようにしよーくらいに思っていました。
そんな具合で1ヶ月ほどが過ぎ、
楽しみにしていた私のお誕生日ディナーで憧れのミシュラン二つ星の高級フレンチへいつもより少しおめかしして、向かいました。
お店の入り口は1階でしたが、テーブルがセッティングされているのはそこから螺旋階段を下がった地下のフロア。
そこでシャンパンを飲みながら、コースが始まった。
美しく繊細で綺麗に盛り付けられたプレートが運ばれてきた。
3皿目くらいで、 「あれ、お酒の飲み過ぎかな」(実際は全然飲んでいない)
なんか動悸がするし視界がぐるぐる狭くなる、
手が震える、、
おかしいな、お手洗いに行って少し顔を冷やしこよう。
そう思い、お手洗いへ向かいました。
スタッフの方に案内されて、一流ホテルのお手洗いのような広々としたお手洗いの水道で冷たいお水をすくって首元を冷やしました。
少し落ち着いたようで、ふぅ、
いいお店だから緊張してたのもあってお酒が回るのがはやかったのかなっ。さて、席に戻ろう。
戻ってまたコースの続きを。
全然食が進みません。普段は友人から大食いで定評のある私なのに。。
メインのお肉も食べきることができず。。
そして急に。。
あ、やばい。
倒れる。
ト、トイレ行ってくる。
そう言って席を立って再びトイレの入り口を開けた瞬間に。
立っていられず、その場でしゃがみこんでしまいました・・・
もちろんスタッフの方が助けにきてくれて、
「御免なさい、貧血っぽくて」と伝えた。
広いトイレの中にあったソファで横にしていただいて
冷たいおしぼりでおでこを冷やして休憩させてもらうことに。
あー最悪だ。せっかく来れたのに。
恥ずかしいし最悪。
早く席に戻ってコースを食べ終えないとと焦る気持ち。
けれど結局デザートを食べられるような状況ではなく、
泣く泣く帰宅することに。
スタッフの方々はみなさん落ち着いてとても優しく対応してくださって、あーここのお店でよかったと。
デザートはできるだけおもたせにして包んでくださいました。
よかった、楽しみにしていたデザート、食べれるんだと、、
流石にタクシーで帰宅。
連れてきてくれた彼には、とても悪いことをしたなと思いました。
これは一度、病院に行ったほうがいい。
重度の貧血かもしれないからと。
そう思い、かかりつけの優しい内科の女医さんの元へ後日診療に行きました。
この続きはまた明日▷
それでは、また。
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