見出し画像

500m美術館「5日間で地下道に118mの壁画を描く」途中報告!

札幌の都心にはいくつかの地下道があります。
その中でも1番快適さに欠けるのが、大通駅からバスセンター駅を繋ぐ500mの地下道。
古くて、冬は寒くて、照明も暗い。笑

この度、ここに118mの巨大な壁画を描くプロジェクトにアーティストとして選んでいただきました。
1/20から始まった札幌国際芸術祭 2024関連事業です。
壁画のテーマは「Walk in The Forest 森を歩く」
冬から春、春から冬へと移り変わっていく風景を絵本をめくっていくような感覚で楽しんでいただけたら、、
薄暗くて寒い冬の地下道も、この絵をみて温かい気持ちになってほしい思いで考えた企画です。

定期的に風が吹いて外より寒くなることも、、🥶(写真提供:森髙まき)


この企画は私にとって全てが初めての挑戦。

今回は118mのうち42mほどの壁画をボランティアさんと、ワークショップ参加の皆さま、子供たちと一緒に描くコーナーにしました。

今まで製作は大体1人で行ってきた私にとって、
ボランティアの皆さまと企画を進めていくことも初めての経験で、
ワークショップに参加の方やその他関係者の方含め、数十人の方々と一緒に作品を作っていくという事に実は結構内心ドキドキでした。

私がアーティストとして担当する事に決まったのが去年の10月あたりで、そこから皆さまと何度か会議を重ねてきました。
そしてとうとう先週1/20から製作が始まっています。

プロジェクターで事前に書いてきた下絵を投影し、ボランティアさんたちに下書きをなぞっていただきます。
通行人の方々から応援していただくのがとても嬉しい…!
(1.2枚目写真提供:森髙まき)
ワークショップは大人の参加者もたくさん!
子供たちの絵っていいなぁ。

まだ開始2日目ですが、ボランティアの皆さまにはとても助けてられていて、感謝しかありません。
指示通りにすぐに動いてくれる方。
私が気づかないところに気づいてくれる方。
手が空いたら片付けをしたり掃除をしてくれる方。
絵を描く経験者の方には、お任せできることもたくさんあり、たくさんの方にとても助けられて、2日間でここまで仕上がってきました。

みんなで描くとこんなに華やかに!
ワークショップの皆さまが描いた絵、、かわいい!!


私が1人(プラスお手伝いの方1.2名)で製作するスペースは次回の記事で紹介します!

製作期間はあと3日間。
1/24.25.26です。
道を通りかかったら、応援、差し入れ、カイロ、お待ちしてます。笑

写真提供:森髙まき

500メーターズプロジェクト10周年!
「Walk in The Forest  森を歩く」
2024.1/27sat-6/26wed

●製作スケジュール1/20.21.24.25.26
(1/20.21はワークショップ開催)

薄暗くて寒い冬の地下道も、通勤や帰宅時にふと目にするこの壁画で、ちょっとした楽しみや癒やしの場として見る人を温かい気持ちにしたいな。という気持ちで。
冬から春、春から冬へと移り変わっていく風景を絵本をめくっていくような感覚で楽しんでいただけたらとても嬉しいです。

会期:2024年1月27日(土)~2024年6月26日(水)
時間:7:30~22:00
会場:札幌大通地下ギャラリー500m美術館 ウォール(壁面)
住所:札幌市中央区大通西1丁目~大通東2丁目
(札幌市営地下鉄大通駅とバスセンター前駅間の地下コンコース内)
主催:札幌市
連携:札幌国際芸術祭2024実行委員会
企画運営:CAI現代芸術研究所/CAI03(有限会社クンスト)、一般社団法人PROJECTA

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?