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🌸#1 アマテラス:日本一の神様はパパの目から生まれてひきこもる

皆様、こんにちは。
ごきげんいかがですか。

大和なでしこプロデューサーのマリナです。

日本には八百万やおよろずの神様がいらっしゃるといわれてますが、そんなに覚えてられませんよねー。

ということで、
この神様は覚えておいたら、お近くの神社に参拝するときに役に立つんじゃないかな?
という有名な神様をピックアップしていくシリーズ【アマテラス様編】。

全国民に覚えておいて欲しい超有名な神様といえば、天照大御神あまてらすおおみかみでございます。

江戸時代の人は「一生に一度はお伊勢さんに行きたい!」と思っていました。

「お伊勢さん」というのは、三重県伊勢市の伊勢神宮(正式名称は『神宮』)のことです。

当時は新幹線がないので、江戸(東京)から徒歩で、何か月もかかる長旅でした。
当然、体力が必要ですし、お金もかかります。

それでも、江戸っ子がお伊勢さんに行きたいと思ったのは、 日本人にとって伊勢神宮が特別だからです。

なんで特別なのかといいますと、日本で一番素晴らしい神様『天照大御神あまてらすおおみかみ』を、まつっている神社だからです!

日本でもっとも尊い神様はアマテラス様

日本の神様のトップ=アマテラス様。

なぜアマテラス様がいちばん素晴らしいのかというと、

太陽の女神様であり、
皇室の祖先の神様であり、
私たち国民の大祖先神おおみおやがみ
だからなんですねー。

「え? 私たちも?」と思った、そこのあなた!
そうなんです。お伊勢さんは私たちと無関係じゃないんですよ。

そもそも、アマテラス様のお名前は、天照あまてらす=天上を照らす存在=太陽。

農耕民族である日本人は、太陽と無関係には生きていけませんよね。

そんな太陽の女神、アマテラス様はこんな神様です。

生まれてすぐに天界のリーダーになる

アマテラス様のご両親は、イザナギ様(夫)とイザナミ様(妻)という最初の夫婦の神様です。

ところが、アマテラス様を産んだのは奥さんのイザナミ様ではなく、旦那さんのイザナギ様!
そう。アマテラス様はお父様から生まれたのです。

しかも、イザナギ様は、黄泉よみの国(死者の国)から逃げ帰ってきて、

イザナギ様「死んだ人の国に行ったから体がケガレたわー。綺麗にしよ」

と思って体を洗って清めたところ(これが禊の始まりだそうです)、たくさんの神々が生まれて、最後に左目からアマテラス様(姉)、右目からツクヨミ様(弟)、鼻からスサノオ様(弟)が生まれました。

「なんで?」と聞いてはいけません。
神様なのです。目からだって生まれるのです。
なんかすごいパワーで生まれたんです。

イザナギパパは「素晴らしい神が生まれたぞ!」と大喜びして、アマテラス様には神々がいる天の国を、ツクヨミ様には夜の国を、スサノオ様には海の国を治めなさいと命令します。

そう! アマテラスは生まれて早々に、天の国のリーダーになったのです。
すごいぞ! アマテラス様!

続きます。


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