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夏休みのよりみちインプット〜展示編〜

こんにちは!
片倉まりなです。


さてさて、
新人コピーライターの夏休みのぞき見シリーズ
「夏休みのよりみちインプット」
今日は第二弾、「展示」です〜

会期を延長してくれた展示もあり、
行きたいものが盛りだくさんなこの夏。

皆さんは、どうやって展示をチェックされてますか〜?


インスタ経由で展示を知る


私は、
美大界隈の友人が多いので、
その子がインスタに「行ったよ!」とシェアしていたものを
調べてメモっておいたり、

フォローしている著名人や写真家さんが
インスタで紹介していた展示をスクショしておく

みたいなことが多いです!

インスタにたくさん助けられている...


あとは、
セレクト新刊書店に行くと、
開催中の展示に合わせて本棚を展開するところもあるので、

並んでいる本経由で
展示を知ることもありますね!

それで、
こないだのハマスホイとかミッフィー展を
知った気がします。


やっぱりリアルな場にはかなわない


ネットでいくらでも情報が入る時代ですし、
今回のこともあってオンラインコンテンツはさらに充実してきましたが、

時間をかけて交通費もかけてその場所に行き、
入場料を払って、
ゆっくりものを見る・触れる・感じるっていうのは
ネットで得られる体験をはるかに超えてますよね。


私は、
触覚や聴覚を使うのが好きなのと、
言葉にならない展示の雰囲気全体を感じとるのが好きなので、

今はできる限り、足を運んでいます。


この夏、行ったのはこちら

● きたれ、バウハウス
● 永遠のソール・ライター
● マル秘展 めったに見られないデザイナー達の原画

それでは一つずつ、ご紹介していきます〜


きたれ、バウハウス

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東京ステーションギャラリーでのバウハウス展

バウハウスというのは

第一次世界大戦後にドイツ中部の街ワイマール共和国に設立された、美術学校のことです。 1919年から1933年の14年間、そこでは工芸、写真、デザイン、美術、建築など総合的な教育を行っていました。


開校100周年で日本全国を巡回していたのですが、
今回の東京が最後のようです。

椅子や花瓶、グラフィック、スタイリング、配色、タイポグラフィーなど
作品やそれができる過程、授業内容、当時のテキストと合わせて
見ることができます。


当時使われていたテキストの表紙がもう、
いちいちかっこよかったのと

タイポグラフィーって、
そうやって分析したり作ったりするんだ!と知れたのが

個人的によかったポイントでした。


あと、東京ステーションギャラリー
実は今回、初めて行きまして!

古いレンガが残っている階段のところ、
すごく懐かしい香りと味わいを感じました。

階段

バウハウスの歴史と雰囲気がマッチしていて
この上ない相性だったなあ〜!


美術作品がどんなに良くても、
建物がチープだとけっこう萎えてしまうのですが、
東京ステーションギャラリーは想像以上によかったです。


この2月に卒業旅行でヘルシンキを訪れて以来、
すっかり、建築にどハマりしているね、私。


続いては、こちら。

永遠のソール・ライター

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これは、写真展。

昨今の事情で、冬にいったん閉幕してしまったのですが、
再開してくれました!


んもうね、
何気ないスナップ写真なのに、

ハッとして、どきっとして、うわぁ...となって、えええとなって
いやぁ、やられました。

商業写真は、
わかりやすさと引き換えに、面白みを失いやすいと思うんですけど、

こういうアートとしての写真には、
すみずみまで何度も見てしまいたくなる惹きがありますね。


一番好きだった展示物は、コンタクトシート

どの写真を大きくプリントするか決めるために、
その時撮影したたくさんの写真を、
小さくまとめてプリントしてあるものです。


何気なく撮られたようなスナップに見えても、
実は、何度もいろんな角度から試していて、
その中からひとつを選んでる。

その試行錯誤と粘りに、勇気づけられます。


作品そのものだけでなく、
その過程を知れるのが、展示の好きなところやね。


会期は、9月28日までです。


それでは、
最後にこちら。

マル秘展 めったに見られないデザイナー達の原画

スクリーンショット 2020-08-31 10.21.31

これも会期延長して開催ですね〜

3月に
「社会人になる前に学割を使いまくろうリスト」を作っていて、
そのひとつがこの、マル秘展だったのですが、
いったん休止。

あぁ残念。
と思っていたら、事前予約制で再開してました!ありがとう!


プロダクトデザイナーや建築家などの
デッサンや模型、アイデアノートやプレゼン資料などの
作品になるまでの過程が、


それぞれのやり方で、
ズババン!と展示されていました。


もう、物量がすごい。


おそらく、ここに置いてあるものすら
アウトプットの一部でしかないんでしょうけど、

何十冊のノートとか
10数個のメガネの3D模型とか
ずっしり何百ページの資料とか

すんごかった。


一発で素晴らしいものにたどり着けるわけがないよね、
緻密で細やかな作業の積み重ねだよね、

ということを
改めて思い出させてくれました。


そして、
これらの資料や模型を全部とっておいてるのもすごいなと。

過去のデッサンがアイデアソースになる可能性は大いにあるから、
デザイナーが過去の資料やノートを持って保管しておくのって
あたりまえなのかもだけど、

本当にラフのラフのアイデア出し段階のものとか
数百パターンのロゴデッサンとか
これ全部の案件で残しておいたら、恐ろしい量になるんではないかな。


仕事だけじゃなく
プライベートのアイデアノートやスケッチもあるはずだから
それ入れたらどうなっちゃうんだろ?!


今はデジタルでも残せそうだけど
ものを作ってる方々だから
やっぱり、ものを残すんだろうなあ。



ちなみに、
この展示を主催している日本デザインコミッティーは、

松屋銀座に
「デザインコレクション」という場を構えて、
世界中の優れたデザイングッズをセレクト・販売しているそうです。

スクリーンショット 2020-09-01 10.18.04


買えるかどうかは抜きにして、
目利きの人が選ぶ、これぞ!というデザインとはなんなのか
今度見に行ってみたいと思います。


10月に引越しをしたあと、
焦らずゆっくりと
良いものをお迎えして行けたら嬉しいなあ。


よりみちだって必要な道

はい!

というわけで
夏休みのよりみちインプット〜展示編〜
のご紹介でした!

寄り道しているようで、
なんやかんや仕事につながりそうな気もするね。


まだまだ暑い日が続きますので、
適度に休みをとりながら、頑張っていきましょ〜


夏休みのよりみち、
次回は映画かお出かけを紹介する予定です!

それでは!

片倉まりなでした〜


(トップ画像:Photo by Vincentas Liskauskas on Unsplash)

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