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体と胸を張って、お小遣い稼ぎなう。 ヨーロッパ版のメルカリ、フリマアプリ“VINTED” 調査報告書。

こんにちは、アムステルダム在住のマリンです。

最近どっぷりハマりにハマっているフリマアプリ、“VINTED”  ヴィンテッド について書いていきたいと思います。

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VINTEDとは、日本のアプリでいうメルカリのようなもので、一般ユーザーがお洋服やビューティーアイテム、子供服などを出品し、出品者が購入者に発送するシステム、C2Cアプリです。もちろん出品物の投稿には、#ハッシュタグをつけたり、ジャンル、サイズを選べたり、大体メルカリと同じようなプラットフォームと認識しております。ヨーロッパ版、アメリカ版があるようです。

そしてVINTEDよりユーザーが多いと思うのが、ここ数年ヨーロッパキッズに人気な、DEPOP。特にイギリスのギャルたちがおしゃれなファッションアイテムや、リメイク品を出品している印象があります。このプラットフォームはインスタグラムのような容態、正方形の画像が表示されます。なのでフィードは見やすい印象です。ただデメリットは、売り上げの10%を手数料として引かれてしまうこと。ですが、VINTEDでは手数料もないので、値段もそこまで考えずにリスティングできるのが、私個人としては気に入って利用しています。

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オランダに居るのでヨーロッパ版VINTEDを使用しているわけですが、このアプリの面白いフィーチャーを6点ほどご紹介したいと思います。

① 翻訳機能が付いていること。フランス、ベルギー、オランダ、スペイン、、国は隣同士でも言語が違うので、このフィーチャーには驚きました。翻訳を押すと自動的に英語へ変換してくれ、テキストも不自由なくやり取りできるのが気に入っております。

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②お洋服を交換・スワップするという選択肢。ペンパル、文通友達のような感覚でお洋服を国外の人とアプリ内で交換するってなんだかありそうでなかった新しい機能かなと思いました。ここアムステルダムに引っ越してきてよく古着屋さんで目に見るのは、’SWAPPING PARTY‘ 。きっと古着loverの界隈では主流なのかもしれません。自分のクローゼットから交換出来そうなお洋服を持っていき、そこに集まったお洋服の中から気に入ったものとスワップする。至ってシンプル。なので私もコロナが落ち着いたら、お友達をお家に呼んで、ワインでも飲みながら楽しくお洋服loverなギャルたちとスワップパーティーを開催したいなと思っております。

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③写真を20枚ほど載せれること。正直、最初は結構なボリュームだなと思いました。ただ、一般人が綺麗にオンラインショップのように写真を撮って載せれるわけではないので、細かいディテールを投稿したり、数枚コーディネートをアイディアとしてアップできることが、購入しようと思えるポイントを増してくれる機能かなと思いました。

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④発送の選択肢が4社あること。このアプリの高評価ポイントは、相手側が送料を負担するので、出品者は購入者が選択した発送方法で送るだけ。購入者の決算が済むと、自動的にメールが送られ、住所などをプリントアウトしてパッケージに貼る。もしくは、メルカリと同じように、包装して近くのコンビニに行ってQRコードを読み込んでもらって、小包にシールを貼ってもらって、完了。私自身、最初は、どこのコンビニに持って行ったらいいかわからず、片道自転車で40分かけて街の反対側まで行って発送していた時もありますが、今はリサーチのおかげで徒歩圏内5分のところにコンビニを見つけたので、発送もサクサクとでき、ここ最近は毎日にように通っています。

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⑤課金して、商品を3日間、もしくは7日間のBUMP機能。より商品が人目につくよう、拡散してくれる機能です。3日だと€1.15、7日は€1.95。大体これをポチると私の経験上、必ず売れる利点、そしてフォロワーも増えるので、次のリスティングに良い影響を与えてくれます。なので最近は3日間の課金を週に2回ほどして、パフォーマンスの数字と睨めっこしています。みなさんが株を楽しむように、私はこの数字グラフが面白いと感じております。私のリスクといえば、お洋服が倉庫のように山積みにならないよう管理することだと思っています。

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⑥複数アイテム購入者には、お得なディスカウント機能。これは、出品者も購入者もクローゼットもwin-win-winなサイクルだなと思いました。出品者は、あくまでもフリーマーケットの主と思って、少し優しい値段を提示してあげるのもいいかもしれません。そうすると、即決につながりやすいかなと思っています。

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てなわけで、VINTEDのいいなと思った機能を6部書いてみました。

彼らのモットーは『世界中に‘セカンドハンド’を第一の選択肢として』というミッションの元、運営されているようです。私もこのモットーに共感しており、ここアムステルダムに引っ越してきて、2年が経ちましたが、自信をもって豪語できること、それは『正規店で、2回ほどしかお洋服を買っていないこと!』です。恥ずかしながら、ヨガパンツを2枚ほどH&Mで購入しました。まぁ愛用しているので、いいとして。

ただファストファッションをはじめ、様々なファッションブランドに対し、消費者はより真剣に環境や作り手を考え、そして自分のクローゼットと向き合って購入しないといけないなと思っており、もっと勉強と情報とリサーチを重ね、皆様にお伝えしていければなと思っております。

そして次の記事では個人アカウントの成果、発見、報告を書きたいと思います。お楽しみにぃ!では!

マリン


お花を買ったり、植物を買ったり、フィルムを買ったり、お友達とお茶したりします :)