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初めてのアーユルヴェーダ旅〔Day1〕ドキドキのDr.との問診へ編。南インド ケララ


こんにちは。marinです。

無事にデリーからインドへ入国し、国内線フライトに乗り継ぎコーチン空港に到着。

最終目的地のアーユルヴェーダ施設に到着したところからはじまります。

アーユルヴェーダ施設について

南インド、ケララ州にあるコーチン空港からほど近いアーユルヴェーダ施設に2週間滞在します。

南インドで有名な製薬会社が経営する施設で、ここで使用するお薬などもその製薬会社の製品が使われるようです。

病院同等の本格的な施術が受けられる且つ、お部屋は設備は綺麗で衛生的で日本人でも安心して過ごせるような場所を選びました。

南インドのアーユルヴェーダ施設の選び方、調べ方、価格帯などは、書くと長くなってしまうので他の記事にまとめようと思います。

施設の様子


いよいよチェックイン

施設につくと、レセプションの女性が部屋へと案内してくれて、鍵をもらい、1日のスケジュールを説明してくれました。

ここは早朝のアーサナクラスと、夕方のプラーナヤーマクラスがあるのでそれも楽しみにしています!

そのあとは、トリートメントルーム、食堂、ヨガの教室、などなど各種施設の場所を教えてくれました。
こぢんまりした施設なので、すぐそこに全て見渡せました。

案内してくれた女性は終始穏やかな笑顔で、もともと知り合いだったっけ?というくらいに温かくとっても歓迎してくれている雰囲気で、、、
ここまでやっと1人でたどり着いたわたしは本当に安心しました。

わたしが到着したときは、まだ朝ごはんの時間帯だったので、「落ち着いたら食べに行ってね」とのことで荷物を置いて早速向かいます。

1日のスケジュール

初めての朝ごはん

え、空港でサモサも食べて、上空で機内食も食べて、また食べるの?という感じですが、せっかくなので食べます笑

この日3回目の朝ごはんです。(サモサは夜明け前ほぼ夜食の時間なので良しとします。笑)

健康になりにきたのに初日の食生活はだめだめですね〜

朝ごはんを頂いていると、欧米からいらっしゃったであろう他の宿泊者さんが数名、とその中に日本人らしき女性を発見!

勇気を持って話しかけます。
やっぱりわたしと同じ日本人でした。そして唐突に話しかけてしまったのに、気さくにお話ししてくださいました。
あと数日間わたしと滞在期間が被っているのでもっとお話をできたら良いなぁ。

そこに先ほどのレセプションの女性が現れて、「ご飯終わったらドクターと問診があるから来てね〜」とのこと。

食後のTea(ミルクに煮出した紅茶)を最後まで美味しく頂き、ドクターのところへ向かいます。

朝ごはん(一応控えめに盛りました笑)


ドクターとご対面&問診

部屋に入ると、男性のドクターと女性のアシスタントドクターがいらっしゃいました。

ここでの言語はすべて英語、、、
英語で医療的なお話しをするのは初めてなのでちゃんと伝わるかドキドキです、、、

「それでは、君はどんな症状をお持ちかい?」
そんな言い方をしていたかニュアンスは分かりませんが、わたしにはそう聞こえました。

わたしが今回ドクターにお話しした症状はこんな感じ↓
(英語でしっかり伝えられるか心配だったので、主な症状のことは英語のメモを作っていきました笑)
・目の充血&ドライアイ
・朝の頭痛、頭が重い感じ
・蕁麻疹、肌の赤みや痒みが出やすいこと
・女性特有の症状に関して

ひとつひとつの症状について、ドクターが質問をしてくださって、具体的なお話をしていきます。

一通り自分で考えてきた症状をお伝えしたあと、「では、体の痛みなどはあるかい?」とドクターが聞いてくれます。

そうそう、わたしはストレートネック気味で首が痛いことがあるなぁと思い出し、それを伝えます。

するとアシスタントドクターが触診してくれて、首から肩にかけて所々押しながら「ここ痛い?」という感じで聞いてくださいます。

最後に脈診をしてもらう。
とりあえず体をめっちゃくちゃデトックスさせて、首も頭も痛みをとって、とにかく全身を良くしていくよ〜とのこと。

気になるドーシャに関しては、「君はピッタだね。あとはヴァータもある。」
なんと、、!わたしは日本で自分でやったチェックシートではカパだったから少し驚き。
「えっと、、、カパではないんですね?」と聞くと、「カパもあると思うよ、少しだけね!」とドクター。

たっぷりと時間をかけてお話しして、
症状をもとに施術のスケジュールを立てて、お薬も出してくださるとのこと。
そして今日午前中から早速施術が始まります!

レセプションの奥にいた猫たち。

午前中のトリートメント

トリートメントの前に、アクセサリーや下着類は全て外して、部屋に用意されていたガウン1枚になる。
部屋で待っていると、セラピストがドアをノックするのでそのまま一緒にトリートメントルームへ。

おそらくトリートメントルームは宿泊者3部屋に対して1つといった感じかなぁ。
わたしが連れて行ってもらったトリートメントルーム以外にも何個かあるはず。

最初に不織布でできたふんどしを渡されて、着用の仕方を教えてくれました。
初ふんどしに少し動揺!笑

今日のトリートメントは何なのか知らされず始まったので終始、次はなんだ!何をされるんだ!とそわそわしてしまう。

初めてのトリートメントはどうやらアビヤンガらしい。
オイルをたっぷり使った全身のオイルマッサージ。

最初は椅子に座って頭のマッサージからしてもらう。
移動疲れがひどいからさっそく心地いい〜

そのあとはふんどし一丁になって木のベットへ寝そべる。
背面、側面、前面、といった感じで施術が進んでいく。そして「顔だけ木のベットの淵のほうに寄せて」と言われて、フェイスマッサージ。

最後はハーバルスチーム。
木の大きな箱の中に、丸椅子があってそこに座ると、箱の扉を閉じてくれます。
箱にはお鍋とチューブが繋がれていてそこから温かいスチームが出でくる。

お鍋でハーブを煮ていると言っていました。
汗を出して体の毒を出すらしい。

トリートメントは全部でぴったり1時間。
2人がかりで息を合わせてやってくれました。

もう一度ガウンを着て部屋に戻る。
5分経ったらシャワーをしていいとのことで、べたべただけどしっかり守ってからシャワーしました。

トリートメントルーム。


ランチタイム

初めてのトリートメントが終わって、目が開きやすくなった感覚はありましたが、こめかみやおでこのあたりの頭痛を感じました。
頭がなんだがおもーい感じ。

ここに来る前、情報収集しているときに、アビヤンガあとは重だるくなることがある、というのを目にしたのでこんなものなのかなぁとそこまでは心配していません。

食欲もあるので普通にランチをいただきます。

今日のランチ。

午後のトリートメント

午後のトリートメントはナスヤ。
ナスヤはたしか「鼻にオイルを入れるやつだよね?」と聞くと、やっぱりそうでした。

午後のトリートメントもガウン一枚になって部屋を出ます。
セラピストは1人。

木のベットに仰向けで横になり、デコルテが出るところまでガウンを下げます。

最初はフェイスマッサージから。
スースーする香り(メンソレータムみたいな)のオイルを使って顔と首をマッサージしてくれます。

「このオイル、スースーでめっちゃ好き〜」
この反応にセラピストも嬉しそう。

首から上のマッサージに適しているオイルだそうで、鼻も通って、マインドがオープンしやすくなるそうです。

そのあとは目元をガーゼで覆って、ホットタオルで顔全体をあたためます。

手のひらと足の裏にオイルをちょんっとのせられて、手のひらを合わせてこする。
足の裏はセラピストがすりすりしてくれます。
温めるためにやるそう。

そのあとは両鼻にオイル3滴ずつ。

オイルを入れたら、鼻から大きく息を吸い込んで、口から息を吐きます。

起き上がったらカップ一杯分の白湯でうがいを繰り返す。

鼻は痛くはないけど、オイルが入った違和感はあります。

ナスヤが終わったら、30分後まではファンをつけない、飲み物を飲まない、顔を洗わない、鼻をかまない、ということを言われました。
鼻をかみたくなっても、吸い込んで、ただただ口からぺっと吐き出しなさいと言われました。
頭と耳を布で覆っていたら、さらに良いみたい。

たしかに部屋に戻ると、鼻をかみたいし、お水を飲みたい。
あとは鼻からオイルの油っぽい香りがして、若干おえっとなります。笑

その後も読書をしたり、ジャーナリングしたりでゆっくり過ごしますが、時折り洗面台にぺっとしにいきます。(きたなくてすみません。笑)

だけどランチ後まであった頭痛はどこかにいきました!

チャイ(ミルクと茶葉だけでスパイスは入ってないみたい)

夕方のメディテーションクラス

プラーナヤマに特化したクラス。

先生のオーム、シャンティのお祈りから始まる。
おーーーーーーーーーーむ、が長すぎてこの先生只者じゃないぞ、、、!

ペラペラと多くは喋らない先生、、、!
独特な雰囲気を醸し出している、、、!
これが本場のヨガの先生か〜〜〜!

と、心の中でワクワクが止まりません。

いくつかの呼吸法を繰り返したのち、最後はシャバーサナ。
「Close your eyes, open your mind. 」

先生の柔らかい言葉ですーっと、自分の内に入っていくような感覚。

お薬の服用が始まる!

ヨガが終わって部屋に戻ると、誰かが部屋をノックする。

グラスに入った黒い液体と、黒い大きな錠剤をナースが持ってきてくれました。

「これは何の薬?」と聞いて答えてはくれましたが、良くわかりませんでした、、、笑

さすがに正体がわからない薬を飲み続けるのなかなかソワソワするので、明日ドクターに聞けたら聞いてみよう、、

黒い錠剤を黒い液体で飲み込みます。
後味は渋い、、、少し胸焼けする感じ、、、。

少しゆっくりしてから夕食に向かいます。
夕食は朝や昼よりもったりしているような印象。

味付けはスパイシーなものはありません。

夕食後部屋に戻ると、またナースが薬を持ってきてくれる。
緑のカプセルと茶色いお薬。

またまた、「何の薬?」と聞いてもよくわかりませんでした。笑

あとは目薬を両目に。
わたしの目が1ヶ月ほど前から充血していて、それを問診でも話したからかな。

夜はスープがある!

初日を終えて

今日は全てが初めての体験で、リラックスというよりは、毎回「これはなに?なんのため?」と興味津々でした。

1回目のトリートメントの後に来た頭痛は、2回目のトリートメントの後に消えたけど、しばらくしたらまた戻ってきてしまいました。

メディテーションクラスの後に薬を飲んでからは、少し吐き気を感じる気がする。

夕食後も軽い胸焼けと吐き気。あたまは引き続き重い。

今日は疲れたので早めに寝ます。

次はアーユルヴェーダ施設2日目の様子を投稿します〜!お楽しみに。

marinでした!

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