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メガネを外して気づいたこと。

 私は普段メガネを掛けている。けれど昨年末あたりから必要以外は外すことを心がける生活をしている。
 視力は中学に入ってから矯正する必要があり、そこからコンタクトや眼鏡のお世話になってきた。社会人になってからこれだけ本格的に「メガネを外す」ことを意識したのは初めてだ。
 外す生活をはじめてから、自分にとって大切なことに気がついた。
 「私は視ようとする力が強い」ということだ。
 それは私の主観だけでなく、視力検査時にスタッフの方に毎回そう言われてきたのもある。
 その通りに私は無意識に見たいと思ったものには自然とピントが合って見えることが多々あったのだ。
 けれど私は普段から必要以上に頑張るクセがあった。そのせいで身体はガチガチだし、なぜかいつも気を張っていた。
 ここ数年は、自分の直感を鍛えることに重きを置いてきた。
 「なんかこちらがいい気がする」
 「あちらはどうも気分が乗らないな」
 それを繰り返すと自分を信じる余裕が生まれた。結果がどうあれ、それらを信じて行動するということに満足感も得た。
 するとメガネを必要以上に掛けないということも自然と受け入れられた。
 常にハッキリと視えなければならないという思い込みに気づき、視界がぼやけている瞬間があっても良い。リラックスする時間があっても良いと思えた。
 これからこのリラックスがどう身体に表れてくるのか楽しみだ。

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