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自分らしく飛び立つ準備をしよう

最近もやもやしたり、違和感を感じた時に深堀することが増えた。同じことが起きた時にもっとうまく取り扱えると思うからだ。憤りを感じる時はいつも自分が想像していたことよりもうまくいかなかったり予想外のことがおきて自分や周りの人を大切にできない時だ。例えばそれは、催事の初日にもっと事前準備をしていたらということであったり、予定を立てずに起きて、時間に迫られる感覚で相手も自分も大切にできない時、とてもダメージをくらってしまう。自分の許容できる範囲がまだ狭いことにまだまだだななんて思うことがある。

予想外のことが起こることは当たり前だ。しかし事前に十分な準備をしていたらもっとうまくやれていたかもしれないと思うと、とてもやりきれない悔しい気持ちになる。

今回その憤りを感じたのは、先週の火曜日から始まった催事中にら販売でお世話になるスタッフさんがとても厳しいと言われているお局さんとのできごとだった。事前にそのことを知っていて恐れていたので、先輩に情報を共有して頂いていた。しかし初日に、想像していた以上の迫力とオーラに負け、準備していた事前情報も役に立たず、あまりうまくいかなかった。すごく不穏な空気になってしまい、逃げ出したくなる空気感だった。
あの独特の不快な空気は過去東京にいた時に働いていた会社の女性社長と同じものだった。今になってあの記憶がよみがえり、そのトラウマで怖がっていたのかと思い出した。仕事のできる女性ならではのピリピリ感や周りに期待するレベルの高さ、言っていることが彼女の気分で変化してしまうこと。理不尽なことに振り回されることが大嫌いになった瞬間だった。私にとってあの経験はいまだにトラウマになっているのだと思うと少し痛々しく悔しく思う。

私が思う仕事ができる人は準備を抜かりなくしている人だ。事前に準備をすることは、周りの方への配慮の現れだと思うし、トラブルに強くなるので、私には必要なことだと思う。
特にそう考えるようになったのも、今の仕事をしてから共有不足や準備不足が多く何度も憤りを感じたことがある。せっかく働かせて頂く会社なので、課題は解決して過ごしやすい会社にしたい。
私自身会社に一生身を捧げるつもりはない。期待も依存もしていない。なのでここで経験できることをしっかりやり遂げ、結果を残してスキルアップをしていきたい。そういうフラットな気持ちだから、必要がなさそうな作業や無駄を無くすことへの指摘などもできるようになったのかもしれない。入社3ヶ月目だが、とても冷めている考え方をしていると自分でも思う。でも依存して言いたい意見を言えない環境下で働くことは、奴隷になっているような気持ちになるので、今のフラットさがちょうど良い。
どんなことでも人や環境に期待しすぎないことは、自分自身を守るお守りになると思っている。
例えばこれをしてくれるだろうと勝手に相手に期待してしまうことや自分にとって当たり前と他人の間にズレが生じた時などだ。期待せずに生きることは、私がこれまでの経験で得た教訓なのだ。

だからこそ、どんな時も前を向いて自分がいつでも飛び立つ準備をしていく必要がある。
準備することは前を向いて歩き出すことだと思う。それは夢に対してや目標に対して、明日の仕事に対してなど様々だ。しかしそこには、希望に向けての一歩が含まれていると思う。例えば仕事なら、こういうことをしておいたら役に立つかななど。目標であれば、これを達成するために必要なこと。夢であれば、それを叶えるためにする行動など。どんな場面であれ準備とは何かポジティブな意味で使われていることが多いのではないかと思った。準備をしていると、トラブルからなのか他のものに対してなのかわからないが、自分がひとまわりパワーアップして強くなれる気がする。無敵とまでは言えないが、多少のことでは動じなくなる感じがする。だから準備をする際はこれで大丈夫だろうはきっと大丈夫ではなくて、これで本当に大丈夫なのかと心配になるくらいがちょうどいいのだと思う。あまり過信しすぎて良いことはないのだから、これは大丈夫なのかと少し不安になるくらいがちょうどいい。
そう考えると、私はまだまだ自分の人生において準備不足だなと思う。どうにかなるだろうという精神で生きているし、人生の分岐点にはその各場面で出逢う縁があるので、なるようになると思っている。どういう人生を歩みたいのか、どんな生き方をしたいのか、もっと明確に自分と向き合う必要がある。自分軸が明確な人ほど、何かが起きた時の選択は迅速で的確だと思う。誰かに振り回されないように、心が揺さぶられないように、私らしく生きるために、準備をしていきたいと思った。そうすることで確実に自分の理想に進む道を見つけ出すことができる。不安になりながら、自分を信じながら準備をして、自分の中に確固たる軸を見つけ出したい。未来に羽ばたくための一歩のために。まずは明日への準備を終えてから眠ろう。一歩ずつ自分らしく進むことが今私にできることだ。

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