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ピラティス4ヶ月目の変化

待ちにまった休日だ。
午前中にピラティスに向かうと気持ちが晴れ晴れするから好きだ。行くか、行かないかで少し悩む。そこが私の意志の弱さの現れだ。
ピラティスが終わった後に感じる前向きな気持ちが、自分を一歩進めてくれる気がして
今日も前者を選んで家を出る。

あたたかい空気に包まれながら、急足でその場所に向かう。もちろんイヤホンでは音楽を流しながら。今日も『不思議』を再生して私の一日が始まる。
急足で向かう瞬間でさえも、音楽をかけていると
ドラマのワンシーンように、ドラマティックな時間に感じるのは私だけなのだろうか。大音量でその世界観を感じながら、見る景色はいつもの色褪せない場所でさえも、美しく見える。

去年の12月25日、聖なるクリスマスの日に
友達とレッスンの体験に行きそのまま入会したのだった。レッスンの担当をしてくれたあずさ先生が明るくて雰囲気がとても好きで、なんとなく
この先生から教えてもらいたいなと思って
友達とともに切磋琢磨して頑張っている。
やはり初回のレッスンが先生だったから始めたのだと思うと、人の影響ってとても偉大なものだ。
いまだに、先生のレッスンはお気に入りなのでよく参加する。

突然だが、私は田中みな実さんが大好きだ。
美の探究心と自分を待っていてしなやかで努力を惜しまない。かっこいい憧れの女性だ。彼女がピラティスをしていると聞いてずっと気になっていたが、なかなかきっかけがなかった。友達がきっかけを作ってくれたのだった。

私が今通っているピラティスは
リフォーマーというマシンで身体の動きをサポートし、美しい身体になるための筋肉をつけるものだ。

私は以前ヨガを3年していた。ダイエット目的だったのだが、結果的に体の柔軟さと柔らかい女性らしい身体、そして心と身体が繋がる感覚を手に入れた。しかし本当は目指していた美しい姿勢や、しなやかな身体は手に入れられなかった。
それからはずっと習慣的な運動はできなかった。
なので久しぶりの運動の習慣だ。もう4ヶ月も続いている。

ピラティスの好きなところは、成果を実感できるところだ。続けて数回目は身体には何の変化もないように感じるのだが、2ヶ月、3ヶ月と継続していった時に、職場の方や周りの友人に姿勢が美しいと褒められるようになった。
自分では意識していなかったのだか、少しずつ身についてきたのだと周りの方からの指摘で気がついた。

それからというもの、継続していたらいつかは自分の理想の身体に近づけるという自身が生まれて、根気よく続けられている。

私にとって結果が少しでも目に見えていることは大切なことだ。心にも変化が現れてきた。
運動をする習慣をつけることで、運動前後の心の気持ちが全く違う。
例えばなんとなくもやもやして、うまくいかない感情があっても。ピラティスを終えると、自然と身体の重心の変化や、1時間頑張れた自分、ピラティスに参加すると決めた自分に、よくやった!という賞賛の気持ちとよし頑張ろうと、一歩背中を押してくれる気がする。

そしてグループレッスンになるのだが、
私よりも美しくて綺麗な女性が体が美しく見える筋肉を身につけていて、かっこいい、私もあんな風になりたいと気持ちを前向きにしてくれる。
始めた当初は先生に直してもらっていた呼吸や体重の乗せ方、動かし方も4ヶ月目だとあまりアドバイスを受けることもない。特にあずさ先生に関してはもう少しきつい方法を教えてくれたりするので、自分の成長を感じ取れて余計に頑張れるのだ。

継続することで成長や成果を実感できると、嬉しいしまた頑張ろうと思える。特に身体が変化するということは、見た目の変化に繋がるので、フェイスラインや姿勢の良さ、身体のラインが出る服に挑戦したりと、嬉しいことがたくさんなのである。そして見た目と同時に心も変化していく。
嫌だなあと少し悩むことも、それを選んだ先の景色を考えて一歩進むことができるようになった。
家事の中では洗濯物を畳んで直す作業が苦手なのだが、終わった後に洗濯物が綺麗に収納されて部屋が美しくなると思うと、少しだけその家事も好きになることができた。この心の変化はいろいろなものにも応用することができ、私にとってピラティスをして良かったという理由のひとつになる。

継続することは、自分の習慣に落とし込むことだと考えている。現にこのnoteの投稿でさえも、自分の空き時間の習慣化に向けて努めている。あと残り数日で1ヶ月か経つのだが、1日テーマを決めて向き合うこと。そして自分の思考を文字にすることの難しさを実感している。1ヶ月前までは想像しなかった世界に足を踏み入れている。
これを始めたきっかけも、人が運んでくれたものだ。シーアワードに参加して、そこで表彰され、スピーチをされたなつこさんがnoteの投稿を2000字していたと聞いて、わたしも挑戦してみたいと感じたのだった。まだ人と比べたら文章に深みもないし、考えていることをただ文字にしているだけだ。でもこれを継続した先の景色を考えたら、どうしてもあと一歩と足を止めたくないのだ。
残りの数日を大切に過ごして、新たな景色を見ていきたい。私が文章を書くことによって、いつか誰かに想いや言葉が届くことを信じて進む。

私はピラティスのお陰で、身体も心も変化することができた。もしピラティスが気になっている方がいたら、心からオススメしたいし、ピラティスでなくても、気になっていることはその感情があるうちに体験してほしい。感情はいつも変化するし、賞味期限があると思うから。あなたの感情に素直になってやりたいこと、見たい景色いろいろなことを挑戦できますように。




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