インテリめがねは大体負け役

ほんとに短いなんてことのない短編小説を載せます。

インテリめがねは大体負け役

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短編小説 汚染された世界

ある時期から地球は荒廃し、空気も水も汚染されてしまった。主人公は環境問題に取り組むために奮闘する科学者だ。 ある日、主人公は人類の叡智が授けられた発明品を使い、…

『なんで』2

アノば 雲を突き抜ける階段のさき ケガレ ***がいた そうだ ***は『三文字様』と言うらしい ちから 文字には*が宿るという 文字の*によって 禰鼠の村人は理…

『なんで』

なんで アレはこっちを見ていたのだろう そうだ アレはいつの日だったか きっと 悪いのは僕だ けどね また同じ ちがう アレがほんとうのキミだったんだ 見てる …

短編小説 汚染された世界

短編小説 汚染された世界

ある時期から地球は荒廃し、空気も水も汚染されてしまった。主人公は環境問題に取り組むために奮闘する科学者だ。

ある日、主人公は人類の叡智が授けられた発明品を使い、汚染を食い止める方法を発見する。だが、それを知った大企業から妨害を受け、さらに彼らが推進するプロジェクトが環境をさらに悪化させることが判明する。

主人公は悩むが、最後は自らの信念に従い、プロジェクトを中止させるために悪戦苦闘しながらも立

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『なんで』2

アノば

雲を突き抜ける階段のさき

ケガレ

***がいた

そうだ

***は『三文字様』と言うらしい

ちから

文字には*が宿るという
文字の*によって
禰鼠の村人は理解した
アレはなるべくして成ったのだと

禰鼠村

山々に囲われ、小川がせせらぎ
陰鬱な風が吹き、日がささずくらい日ばかり
それでも幸せ

またね
続きはまた今度

『なんで』

なんで

アレはこっちを見ていたのだろう

そうだ

アレはいつの日だったか

きっと

悪いのは僕だ

けどね

また同じ

ちがう

アレがほんとうのキミだったんだ

見てる

呼吸が浅くなる、鼓動が聞こえる

またね

続きはまた今度