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あしたも、ごきげん!|2021年10月25日・26日の日記

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おはようございます。

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いま毎日読んでいる4人のnoteの書き出し(偏見をふくむ)。

日記、いつも書きはじめでうだうだしてしまうのでなにかエンジンスターターのようなことばがほしい。脳直結だと毎回「日記を書くぜ~」みたいなことになってしまうが、それだと芸がないしなあ。


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10月25日 月曜日

日曜日の日記を書き終わって3時すぎにはおふとんに入っていたが、なぜか目がさえてしまい1時間以上ねむれなかった。日曜の夜……というか月曜の直前、寝ないわけにもいかないので六醒四睡(そんな言葉はない)くらいの状態でごろごろしていた。


朝起きて仕事。曇っていてとても寒い。暖房をつける。

きょうは原宿さん、寺田さん、長イキさん、みくのしんさんのトークイベント「説明できないことを言うう」の日! 仕事をがんばってやっつけるぞ。ここしばらくわりとひまな期間がつづいていたのとやる気が落ちていたので仕事中はいつもオモコロラジオやYoutubeのゲーム実況などを流していたが、ちょっと襟を正して働くことにする。無音のほうが集中できる。

お昼やすみも圧縮してけっこうまじめに取り組んだが、急に案件が立て込んできてさばいてもさばいても終わらない。イベントは18時半からだから定時のすこしまえに切りあげるつもりだったのに! 気持ちはあせる一方で、気づいたらスタート時間をすぎていたのであきらめて仕事をつづけ、休憩後の後半から見ることにした。迷っているうちに会場チケットが売り切れてしまったので配信で見ることにしたけど、やっぱり結果的によかったな。


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現時点でまだ前半を見ていないのだけど、後半、すごかったな~~~。出演者たちの口ぶり(事前のTwitter告知)からいって、盛りあがるタイプのイベントではないのかな、みんなで「わかる気がする……」みたいなことをぼんやりと言いあう感じになるのかな、と想像していたが、かなりすごいことがおきていたので何度も声をあげて笑った。こういうときの寺田さんはほんとうに強い。

イベント告知ページにも書いてあった「持っていないことは、持っていないことを持っているという話」(by 原宿さん)も終盤に登場した。とてつもなくすごいことなのに言葉にすると陳腐になってしまってこの感動をつたえられない、「説明できないこと」の極北みたいな内容だった。ラメーン。

前半もふくめてもういちど見よう。アーカイブ期間は 11月8日(月) 23:59 まで!


配信中に軽くごはんを食べ、21時すぎから仕事を再開。粛々と読みつづけ、3時前にめどがついたので終わりにして寝た。



10月26日 火曜日

仕事仕事仕事!!! きょうも仕事をした。

じぶんがもっている案件だけでも手いっぱいなのに、5人に指示を出さなければならなくてショートするかと思った。ひとの手を借りないとどうしようもない状態だったのでしかたないけど、先週入社したばかりの新人さんに指導をしている余裕などあろうはずもない。

アーーーーー!!!となっていたので、おやつに生プリンを食べた。先週の匿名ラジオで紹介されていたやつ。週末に買っておいてよかった。

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おいしかった! かなりミルク感が強い。さいきんはかためのやつがよく話題になっていたので、やわやわのプリンはひさしぶりに食べた気がする。

きょうもお昼やすみを短めにして、ほとんどさぼらずに手を動かし、なんとか20時半すぎにきょうのぶんの案件が片づいた。よかった~。間にあわなかったらどうしようかと思った。



22時から原宿さんのスクー授業。2日連続の原宿さんだ! 今回のテーマは「話、伝わらなくていい説」。内容的にもきのうのイベントと重なるところがある。

原宿さんの授業の頻度すごくない!?と思ったけど、前回が9月28日だったからもう1か月経ったのか。はやすぎる……


頭もからだもつかれていて集中力が皆無だということがはじまって数分でわかったので、とにかく意識をそらしづらくするために今回もノートをとりながら聞くことにした。

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導入で紹介された小野和子『あいたくてききたくて旅にでる』、まえにも原宿さんが挙げていたので読みたい本リストには入れてあったけど、あらためて紹介されるとやっぱり気になるな。

話を「聞く」側の重要性、というのは興味深い観点だった。聞く人がいてはじめて話す人がいる。話す側、発信する側がとかくもてはやされる現代で、受け手であることの価値を信じられるか。

岸政彦『断片的なものの社会学』を読んで、ぴんときたりこなかったりしたが(これもちゃんと感想書きたいんだよな……)、個人的・属人的で一般化できない、それゆえに「ほんとうの」ものごとについて、知りたい――というよりは、考えるきっかけがほしいと感じている。


今回の授業は、事前におこなったお悩み相談アンケート(そういうのがあったらしい)への原宿さんからの回答というかたちですすんだ。全体的に、ふつう「よい」とされているものにたいして「でも、そうじゃなくてもよくない?」と打ち返すような感じで、ひとつひとつの相談に言葉をつくしているようすはとても真摯だと思った。あたりまえといってしまえばそれまで、といえる話が多かったかもしれない。でもその「あたりまえ」がむずかしいんじゃんね。

『話し上手』になることで、その話は本質から外れてしまわないか」という旨の言及があった。「お話」に仕立てるために、うそがまじってはいないか。これはかなり刺さった。わたしはたいてい、じぶんの話にうそがまじっていることを自覚しているからだ。感情や表現が大仰だったり過小だったりすることを避けられない。

そしてもうひとつ印象に残った、というか今回気づいたことは、原宿さんは(わるい意味でなく)かなり素朴に「自分の感じたこと」を「ほんとうのこと」と理解し、それに価値を見いだしているということだ。ことばにするまえの感動の手ざわりとか、うまく表現できないけどたしかに自分のなかにあるもの(たぶん快だけじゃなく不快もふくめて)とか、胸のうちにわいて出たものを大切にしようとしているようにみえる。世界の出発地点が自分だということを体得しているというか……。『断片的なものの社会学』ではそういう「ほんとうのこと」がたくさん取りあげられていたので、原宿さんもそれに共鳴するひとなのかもしれない。

今回もとてもおもしろかった。最後に「あしたも、ごきげん!」とあいさつして終わったのめちゃくちゃよかったな。

原宿先生、ありがとうございました。

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仕事を終えてからスクーの配信がはじまるまでにお味噌汁をつくった。

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なす、まいたけ、みょうが、油あげが入っている。お味噌汁はもとより、汁ものを家でつくったのは数か月ぶり、もしかしたら1年以上ぶりかもしれない。具だくさんで、あたたかくて、おいしくて、うれしかった。


昼間にお菓子ばかり食べて、夜ごはんはどうしているかと問われてもあいまいな返事しかできないような生活をしているなかで、ひさしぶりにお味噌汁をつくろうと思ったのはみくのしんさんのおかげだった。

さいきんの日記によくお味噌汁が登場する。この日のはとくにいい。毎日みていて、食べたいなあと思うようになり(ごはんを食べたいと思うことなんてぜんぜんないのに!)、週末になすが安かったので買って、きょうにいたった。もやし以外の野菜を買ったのもずいぶんひさしぶりのことだ。

そういえば前にもこんなことがあったなと、ちょっと考えて思い出した。この記事が出たときにもひさしぶりにお味噌汁をつくったんだった。いい記事。


ただお味噌汁をつくっただけのこと、ほんのささいなことなのだけど、自分でつくったごはんはこんなにおいしいものだったかとちょっと感動すらしてしまった。またすこしずつ自炊をしてみよう。


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日記を書いたぜ~。つかれたから手短にするつもりだったのに長くなってしまった。


永井均『翔太と猫のインサイトの夏休み』のKindle版が安くなっている。

買うかなやむな……。『〈子ども〉のための哲学』のなかでも本書についてふれられていて、気になってはいる。たしか恐山もおすすめしていたような。ただ先日『〈私〉の存在の比類なさ』を読んであまり響かなかったのがネックになっている。いや~~~、どうだろ。もう1冊くらい読んでみてもばちはあたらないか。400円だしな。ありスパで紹介されたマリトッツォはノールックで買えるのに、こんなに価値ある(であろう)本を買うのには躊躇してしまう。


hontoに電子書籍20%オフクーポンが出ているのでドーキンス『利己的な遺伝子』を買おうと思っている。40周年記念版というのがさいきん出たらしいのでそれにしようかな。

買おうと思ってはいるのだけど、なんとなく先延ばしにしてしまう。買いものへの苦手意識はなかなかぬぐえない。


電子書籍な~~~。KindleとhontoとDMMブックスを結果的に併用することになっているが、いまからでもKindleにしぼるべきか……と考えてしまうともうすべてが面倒になる。紙で買うか電子にするかの判断も面倒くさい。図書館もあるけどわたしは読むの遅いからな~。

徐々に電子書籍が幅をきかせてくることになるのは確定路線だけど、本を買うのに毎回なやむのもばかばかしいのではやく基準を決めたい。25歳になったらブックオフで本を買わないと決めたのはいいことだったな。(それまでに買った100円の文庫本はまだ50冊くらい未読のままだけど。)


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