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土砂降りの朝じきに晴れわたり|2021年7月12日~18日の日記

梅雨があけた。毎日暑い。今週の日記を書くのなあ


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きょうは17時にようやく起きだして急冷アイスコーヒーをいれた。

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うっすらとした香ばしさで麦茶っぽい味。ひさしぶりに急冷でいれたけどやっぱり水出しのほうが濃くて好きだな。思いたったときすぐに飲めるのはよい。


明け方(というか完全に朝)まで神田さんのスペースを聞いていた。1時ごろにしゅどんどんさんとおふたりで配信がはじまり、お酒を飲みつつ家事などをしながら聞いていたら続々と人が増えていって離脱できなくなってしまった。おもしろかったな~。くしくもみくのしん軍団が結集するアツい展開。軍団Tシャツ、ほんとうにつくってくれ!!!!!

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神田さんの話し声は落ち着いていていいなあ。不定期でもいいからぜひラジオをやってほしい。


神田さんとしゅどんどんさんは金曜の深夜(26時ごろから)にもスペースをやっていて、たのしくなった神田さんがリスナーをスピーカーに招待しまくっていた。その夜はわたしも家でお酒を飲んでいて愉快な状態だったので、えいやっと参加させていただいた。リスナー数は十数人でもスピーカー側になったのははじめてのことだったし、神田さんとお話できる機会があるとは思っていなかったのでとても緊張した。でもたのしかったなあ!

好きなくだものの話やミックスナッツのドラフトなどをしていて、その流れに入れていただいたのでわたしも僭越ながらお題にそって発表するなどした。もう4時くらいだったから頭がだいぶふわふわしていたな。子どものころ実家の庭にあった柿の木から実をとって食べていたこと、だから今でも柿が好きなこと、枇杷が苦手なことなどをお話しした。柿の話のあとに「庭には枇杷の木もあって……」と言ったときしゅどんどんさんが「果樹園に住んでる?」とおっしゃったの笑ったな。たしかに柿の木と枇杷の木がある家ってなんなんだと自分でも思う。いまはどちらの木もなくなってしまった。

初対面のかたに話すことではないと思いふれなかったが、枇杷が苦手なのには明確な理由がひとつある。小学校低学年のころ、給食で食べた枇杷でアレルギーが出て嘔吐してしまったのだ。トイレにむかったが間に合わず、その目のまえの廊下でのことだったとうっすら覚えている。さいわい環境と自分の性格のおかげでその後の学校生活に大きな影響を及ぼすことはなかったが、それからというもの枇杷を食べた記憶はない。


リスナー参加型のスペースはいままでにいくつか聞いたことがあり女性はみなさん声がかわいいな~と思っていて、わたしは声が低いので聞いているかたにはごめんね~という気持ちだったけど、しゅどんどんさんのお気遣いがとてもこまやかだったし、神田さんの話し声もたのしげで、お話できてうれしかった。

Twitterのスクリーンネームをここしばらくてきとうな絵文字にしていて、このときたまたま「🪑」だったので「椅子さん」と呼んでいただいたのだけど、椅子って名前好きかも。

コロモーのこの質問(↑)、いいな~と思ってみていたけど椅子はいないっぽい。佐倉椅子、どうですか?


「椅子」で連想するのは茨木のり子の詩「倚りかからず」だ。

もはや
できあいの思想には倚りかかりたくない

という一節からはじまる詩で、1999年刊の詩集におさめられたものだから最晩年の時期にあたる(当時73歳。2006年没、享年79歳)。

「倚りかかるとすれば/それは/椅子の背もたれだけ」という境地にはまだまだ至れそうにないが、詩人の凛とした姿勢を思い描くとすこしだけ襟を正す思いがする。




土曜(日曜未明)の神田さんたちのスペースでは前半ずっと回転寿司のオーダー順について話していて、完全に食べたくなったのできょうの夜ごはんは近所のはま寿司にした。回転寿司屋さんにはほとんど行かない(というかひとりで外食をあまりしない)ので、2年以上ぶりのことだ。

前に行ったのはレールの内側にひかえた板前さんが注文をうけて握ってくれるタイプのところで、オモコロのひとたちのいう「テーマパーク的なたのしさ」のあるチェーン店(くら寿司など)ではなかったので、きょうはま寿司に行ってみたらめちゃくちゃ近代的でおどろいた。

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① 受付の発券機で受付番号を発行する(←わかる)
② 機械に番号を呼ばれてまた発券機を操作すると、【XX番席】と印字された紙が出るのでその番号の席につく(←ちょっととまどう)
③ 席ではタッチパネルで注文し、目のまえのレールに運ばれてきたものをとって食べる(←これは聞いたことあるやつ)
④ 会計時には【XX番席】の紙についているQRコードをレジで読みとるだけ(←頭いい!)

お会計まで店員さんとまったく接触しなかった。レジもたぶんいくつかの課題がクリアされたらセルフになるだろうし(もうセルフのところもあるのかも)、入店してからだれとも接することなく退店する食事スタイルも近い将来ではあたりまえになるのかもしれない。

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計14貫とあおさのお味噌汁を注文した。閉店まぎわでまとめて頼んでしまったこともあり超満腹になってしまったな……


帰りがけに神田さんたちのスペースでもふれられていたピスタチオのピノを買ってみた。おいしい! ピスタチオは強い。

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逆襲さんと天野アマゾネスさんがちびまる子ちゃんを語るスペースを聞きながら日記を書く。


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ありスパ100回&最終回!

これまでの振り返りなど。そんなこともあったな~という感じでとてもよかった。これくらいの温度感のお話にずっとひたっていたい。

去年8月にありアワを聞きはじめて9月にはありスパ最新回に追いつき、それからはずっとリアルタイムで聞いてきたので、一緒に今週を迎えられたことをうれしく思う。来週からの新シリーズもたのしみ! マシュ!




火曜の夜、また寺田さんとよシまるさんのスペースがあったので聞いた。聞きながらお風呂に入り、それからトイレ掃除、コンロ・シンク掃除、窓辺の拭き掃除などをする。部屋はきれいになるし耳はしっかりスペースを聞けるし、かなり有意義な時間のつかいかただった。


寺田さんがおすすめされていた『ブランクスペース』、ここに載っていたので1~3話を読んだ。

これはとても好きなやつだ! 3話、不穏だな……先が気になる。


お金をつかうことへの抵抗感はいろいろなところですこしずつ減ってきているが、こういうときにノータイムで購入ということはまだできない。いちいち悩んでしまうし、そのうち忘れて、忘れる程度のことなんだと思って買わないままになる。一般論でいえば浪費癖よりははるかにいいだろうが、わたしは自分のこの性質にむなしさを覚える。




フラメンコのお稽古。先週からアバニコ(扇)の練習をしている。先生がやると簡単そうなのに、なかなかむずかしい。扇をひらいたりまわしたりするだけのことがこんなにたいへんだとはね……。でも先生がアバニコをつかってちょっと踊ってみせるとほんとうに華やかでダイナミックで、道具による身体の拡張みたいなことをぼんやりと思った。あまりに自由に美しく動くので、からだの一部のようにみえる。


これはどうでもいいことだけど、クラスでまとめて注文するからと希望のカラーを聞かれたとき、(便宜上の)匿名ラジオコンビの色……と思ってトルコブルー×ピンクに即決した。

色の好みでいえばイエローグリーン×オレンジかな~といったところなので、オタクになるとこういう選びかたをするようになるのだなあとしみじみした。




地味にコンプレックスに思っていること:
ねこに触ったことがない

正確にいうと、記憶にはのこっていないが幼いころに触ったことがあると聞いた。家によりついていたねこに触って、その手で自分の目をこすり、アレルギーが出たらしい。

家では飼ったことがなかったし、子どものころに遊びにいったことのある友だちの家で飼っているところもなかった。野良ねこに触るという発想はおとなになるまでまったくなく、みんなけっこうカジュアルに触っていると知っておどろいた。ねこカフェにも行ったことがない。

きっとしなやかなからだにふさわしいやわらかな毛をしているのだろう。むかし飼っていたコーギーが仔犬だったころの、細くやわらかく、ふわふわでさらさらの毛の感触を思い出す。


オモコロのことが好きになって、記事や日記やラジオでみなさんの話をきいたり、ほかおにのDiscordでいろいろなひとの発言にふれたりしているうちに、したことがないこと・知らないことの多さに気づいた。TwitterのTLに流れる情報はほとんど自分の興味の幅で決まってしまうから、その外にある世界に気づけない。

「したことがない・知らない」という状態こそ書き残しておかないと忘れてしまう。生まれてはじめて~~したというできごとがこの2年間でたくさんあった。オモコロはほんとうにいろんな経験や感情に出会わせてくれた。




ざわさんの「ポケモンがダメージを受けたら自分自身もダメージを受ける実況」シリーズを見はじめた。

こういう「どうも、実況者です!」からはじまる動画はこれまでに見たことがなかったので新鮮だった。ゲーム実況はいくつか見ているけど、ほぼラジオ感覚で接しているものが多い。

ポケモンはもうずっと追っていないのでまったく知らないキャラクターばかりだったが、大枠のところは変わっていないのでなにが起きているのかはおおむね理解できた(最近見はじめた神田さんのバイオ実況はなにひとつ理解していない)。

ざわさん、元気だね~。元気な若者をみるとこちらも元気になるね。編集にもいろいろと工夫が感じられて無心でたのしめた。わたしにはカロリーが高いのであまり一気には見られそうにないが、すこしずつ見ます。




知人が店長をつとめるかき氷カフェのプレオープンにお招きいただき、はじめてこういうタイプのかき氷を食べた。

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シロップ漬けのりんごとシナモンでアップルパイ風のメニュー。おいしかった! かき氷のイメージが近所の夏祭りで食べる「ザクザクの氷で舌がシロップの色に染まるやつ」でとまっていたので(それも食べたのは何年前だ?)、近頃よくみるこんもりとしたやつを目のまえにしてかなりテンションがあがった。ふわふわの氷とトッピングのバランスもよく、とても満足感があった。


一緒に行った友だちととりとめのない話をいろいろとした。大学で出会ってから10年になるけど話したことのない領域はたくさんある。


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今週は仕事があまりたてこんでいなかったのでてきとうに休みながら(さぼりともいう)最低限のことだけやった。木曜には午後半休もとって、おかげで金曜はややばたついたが、まあ許容範囲内。また来週からはまとまった仕事を任せてもらえることになったので集中力を取り戻したい。

週末には合唱の演奏会がある。こんなときにと思われるかもしれないがやれるだけのことをやる。ホールに音楽が満ちる時間は代替できない。


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土砂降りの朝じきに晴れわたりむきだしの肌に清浄な風

水曜のお昼ごろに強く短い雨が降り、雨がやんでから窓をあけるとつめたい空気が入ってきて気持ちよかった。腕をなでる風に心がふるえたので詠んだ。


写真:2018年11月、新宿御苑。このころ天気のよい日はいつも御苑でお弁当を食べていた。


今週(7月12日~18日)の記録

読んだもの
熊倉献『ブランクスペース』1~3話
野田サトル『ゴールデンカムイ』19〜21巻(188~201話)
諫山創『進撃の巨人』26巻(105~106話)

岸政彦『断片的なものの社会学』
アガサ・クリスティー『そして誰もいなくなった』(読了)
池澤夏樹『メランコリア』(再読了)
『未明02』(未明編集室)―中家菜津子
『たべるのがおそい vol.2』―岡野大嗣
吉川浩満『理不尽な進化』

きいたもの
ありスパ(#100)
“変える”ラジオ(#7)
音声放送(#82)
イマラジオ(#162)
匿名ラジオ(#263)
かまみく(作業用 #16)
モンゴルナイトフィーバー(#69)
ソルラジ(#3)

旅のラジオ(#11)

かまみく(お日記 #4~5)

みたもの
オモコロチャンネル
バイオハザード ヴィレッジやります #5~6(神田)
オールナイト虚無(#63~65)
【料理配信】ながしまの最高ワンプレート(長島)
ポケモンがダメージを受けたら自分自身もダメージを受ける実況 #1〜4(ざわ)
【大食配信】でっけー肉を焼いて一瞬で喰ら。681gの肉だわ【完食】(長島)


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