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在外邦人は、Visit Japanの最前線営業だ

海外に住んでいると、日本に好意を持つ人々によく話しかけられます。
こちらが日本人だとわかると、「コンニチワ~。アリガト~。」と、つたない日本語を披露されることは日常茶飯事です。
日本旅行が大人気の昨今では、その体験記を聞くことも増えました。
在外邦人の中には、こういった会話の繰り返しに、少し食傷気味の方もおられるかもしれません。

でも、私は訴えたい。

在外邦人の私たちは、日本というブランドのグローバル・アンバサダー。
Visit Japanキャンペーンを最前線で営業しているのだ、という自覚を持ってほしい。
日本に好意を持つ外国人に話しかけられたら、それは大チャンスです。営業トークを繰り広げて、どんどん日本旅行へ行ってもらいましょう。
一人日本へ送り込むたびに、日本政府からコミッションが出るとか出ないとか(出ねーよ)。いや、コミッションなんて無くても、祖国のために一肌脱ごうじゃありませんか。まずは毎月1人送り込むノルマでいいかな。

「日本人ですか?コンニチワ~。」といつものように話しかけられたら、万能ワードの「スミマセン」を教えてあげましょう。上手に発音出来たら、「日本での生活はもう困らないよ」と背中を押す。

日本旅行は体験済みだという人にも、「京都は一週間くらい滞在しないと魅力が分からない」などと言って長期旅行のリピートをうながす。

「東京ディズニーランドへ行ったって?楽しかったでしょうねえ。じゃあ次は誰も行かない遊園地なんてどうかな?志摩スペ○ン村っていうんだけどね。」
光と影、どちらも見てもらおう(こら)。

「お寿司や刺身は嫌いなんだ。洋食じゃないと受け付けない。」なんて言う不届き者にも、笑顔を絶やさずサイゼリヤを勧める。こういう人にこそ、王様気分(at サイゼ)を味わせて、日本の沼へはまってもらおう。

さあ、フェロー在外邦人の皆さん、私たちの力量が問われています。もし円高になっても客足を減らしてはいけません。張り切って行きましょう!


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