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NYに転勤した夫の住まいと日本の自宅の間を行ったり来たりの生活になって2年半。コロナウ…

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NYに転勤した夫の住まいと日本の自宅の間を行ったり来たりの生活になって2年半。コロナウィルスがらみで色々なことを経験しています。

最近の記事

ロックダウンから死者数0に至るまで〜今思うこと in NY〜

コロナウィルス感染拡大によるロックダウンから約4ヶ月半、経済活動再開の第4段階へ移行したニューヨークだが、先日「一時期はコロナウィルス感染のホットスポットとなっていたニューヨークが、今は検査が充実し、死者数が0になる日もあるほど落ち着いてきた」と伝える日本の民放ニュースがYouTubeにあがっていた。そしてそのニュースへの日本の方のコメントで「検査数が多いから死亡者が0になったわけではないだろう。正しく報道して欲しい」というものがあった。私はこのニュースを見て、確かに検査数と

    • 日米の違いについて in NY《モノの値段》

      NY🇺🇸と日本🇯🇵を行ったり来たりするようになって2年経つ。NYは、様々な人種が街を行き交い、活気があり、レベルの高い音楽や芸術がそこかしこに存在し、刺激に溢れる街だと、渡米する度に感じる。刺激への接点を求める人が集まってくるからか、そこかしこで新しいモノが生まれている感覚やスピード感があるし、そしてまた、人々が仕事をして稼ぎ、多くの消費をすることによって経済がクルクル勢い良く回っているということを実感させてくれる街だ。その勢いは明らかに日本とは違うと感じていた。 アメリカ

      • 日米の違いについて in NY 《CM》

        アメリカ🇺🇸のTVCMは、ストレートな表現のものが多い。私は日本🇯🇵の''あれ?これ何のCMだっけ?''のようなCMが好きなので、ストレートなアメリカ🇺🇸CMには「もっとひねろうよ〜!」と言いたくなってしまう。面白いものもあるのだが、とにかく製品の性能や安さをアピールするものが多く、携帯電話、車、各種保険、食べ物、ビールが目につく。あとはTVショッピングの「今なら何と2個$19.99!」(こちらが恐らく本場)や、訴訟大国のせいか弁護士事務所のCMも多い。 日本🇯🇵では見ない

        • 日米の違いについて in NY 《湿度》

          私がNYに住むようになったのは、夏の真っ只中の7月下旬。日本(関東地方)ほど湿度が高いわけではなく、暑くても快適に過ごせる環境でとてもありがたかった。 季節は移り、秋から冬になる頃、ふと髪の毛がパサパサになっていることに気がついた。元々少しくせ毛で、収まりが悪い状態になることはあるが、毎日のようにパサパサになる…。何故?潤いが足りない??と思い、日本では購入したことがなかったヘアオイルを購入し初挑戦。匂いがちょっとキツい気もしたが、馴染みも良く髪の毛のパサパサ感が少なくなっ

        ロックダウンから死者数0に至るまで〜今思うこと in NY〜

          日米の違いについて in NY 《ドア》

          今回、コロナウィルスが流行し、買い物や料理の宅配を頼む人が増え、アメリカ🇺🇸のテレビでも宅配がらみのCMを数多くやっていた。ウィルス感染が拡大し、レストランはテイクアウトのみの営業が認められ、買い物も行くことは認められていたが、できれば出かけたくないような状況が続いていた。そのため、stay homeが呼びかけられる中でも休むことなく配達をしてくれている人たちへの感謝を表した、とてもエモーショナルな''thank you!”的なものも多かった。そういうCMを「ホントにありがと

          日米の違いについて in NY 《ドア》

          ロックダウンからクオモ知事定例会見終了まで〜今思うこと in NY〜

          NY州のクオモ知事が、毎日定例で行なっていたCOVID-19 関連の会見を、111日目の6/19を最後に終えた。この定例会見は、感染者がNY州で確認された3/1に始まり、1日も欠かすことなくお昼前後に行われていた。 私が会見を観るようになったのは、COVID-19 感染者がNY州で爆発的に増え、NY市がロックダウンされるという話が聞こえてきた頃なので、3月半ばあたりからになる。私は英語が得意ではないので、普段ニュースを聞いていても半分も理解できないのだが、クオモ知事の話はゆ

          ロックダウンからクオモ知事定例会見終了まで〜今思うこと in NY〜

          日米の違いについて in NY 《レストラン》

          NYのレストランは魅力に溢れている。賑やかで活気があり、洗練された雰囲気がある。街の雰囲気、店の作り、インテリア、人々が食事やおしゃべりを楽しむ様子が混ざり合って魅力を作っているように思う。そんな魅力溢れる場所だが、私は日本との違いで戸惑ったことがあった。 まず、食事前にお手拭きの類が出てこないこと。もう1つは、メニューが文字ばかりで、どういう料理なのかが想像できないことだった。 お手拭きは、こちらでは食事前に出てくることはないと言っていい。手で食べるものがあってベタつく

          日米の違いについて in NY 《レストラン》

          ロックダウンから夜間外出禁止令へ〜今思うこと in NY〜

          NYは、コロナウィルスの流行に伴うロックダウンに続いて、黒人差別に対する抗議活動の一部暴徒化に伴い夜間外出禁止令が出たりと、滅多にないだろうことが立て続けに起こっている。ただでさえコロナウィルスで大変なことになっているのに、どうして今こんなことが…。でもこれらは繋がっている。''コロナウィルスの流行''と"抗議活動”、また''暴徒による略奪”は全く別物だが、これは一連の、必然の流れであると感じている。 抗議活動は、米国における黒人の差別問題に対するもので、歴史があり、それ故

          ロックダウンから夜間外出禁止令へ〜今思うこと in NY〜

          日米の違いについて in NY 《親子のあり方》

          休日にNYの公園近辺を歩いていると、よく親が子供と話をしながら歩いている姿を目にする。小さい子供と一緒に歩いている親は、抱っこしたり、手を繋いだりしながら話しかけているし、小学生くらいの子供とは横に並んで話をしながら歩いていることが多い。いっぱい遊び道具を抱えながら、わいわいと賑やかに話しながら歩いている。 アメリカでは親子に限らず人々がよく会話をする。そのことを考えると、親子間の会話が多いのはもっともなことのようにも思える。でも、そればかりではない、親子のあるべき姿がはっ

          日米の違いについて in NY 《親子のあり方》

          日米の違いについて in NY 《話をすること》

          NYの街中は、普段は人でごった返している。歩いていると聞こえてくる言語は英語がメインだが、ほかの言語も多く聞こえてくる。スペイン語、イタリア語、あとは中国語が耳に入ってくる。聞き覚えのないヨーロッパ系の言語も多く聞こえてくる。人種も様々、飛び交う言葉も様々だ。ヒスパニック系の人が多いNYでは、スペイン語はほぼ公用語となっている感がある。NYのデブラシオ市長は、市民向けの会見の後半をスペイン語でも行っている。 日本は、身の回りに住んでいる人は、基本的に言葉も文化も同じであるこ

          日米の違いについて in NY 《話をすること》

          日米の違いについて in NY 《外食の意味》

          日本とアメリカとでは外食に対する考え方が違う。最初の頃、外食をしに行くと、行くたびに帰宅後どっと疲れた。なぜか?メニューが文字ばかりでどんな料理かわからず、オーダーをとりに来る店員さんに質問しなきゃいけなかったり、チップを計算しないといかなかったりで、慣れないしきたりに疲れる、ということはある。でももっと疲れるのは、店内がうるさくて相手の声が聞こえないので、食事をしに行っているのに、気合を入れて大声で話さなければいけないことだ。 日本人が外食をする理由は、まず美味しいものが

          日米の違いについて in NY 《外食の意味》

          日米の違いについて in NY

          私がNYでの生活を開始したのは2018年7月。何故NY生活が始まったのかというと、夫が2017年7月に転勤になり、子供の学校のこともあったため(上の子は大学生、下の子が高3)、最初の1年は夫が単身で、2年目からは私が🇺🇸4ヶ月、🇯🇵2ヶ月というサイクルで行ったり来たりするようになった。細々と楽しく長く続けていたアルバイトを辞めて渡米したので、気持ち的には不満も不安もあったが、一方で新しいモノに触れる楽しみもあるという複雑な状態だった。 最初にNYに来て驚いたのは、とにかく街

          日米の違いについて in NY