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Mellowing Coke日誌、結局のところ選択肢って広がってる?

67回のMellowing Coke、更新~。
こちらの後編です。

前回はゲストであるあすかさんのバッググラウンド中心に話を聞いてきましたが、後編はこんな感じのことを話しました!
・女性の働き方に対する選択肢が少ない
・パートナーとの育児をどうしてる?

冒頭であすかさんが「(子育ても仕事も)欲張った場合のロールモデルが少ない」と言っていたように、女性が仕事と子育てを両立し、キャリアアップしていきたいと思ったら、まず男性ありきになってくるんだなーっとつくづく感じました。
男性だったら、仕事をどうしたいかとかってよぽっどのことがない限り、
相談しないと思うんですよね。
まぁ相談するとなれば、収入が減りそうになるときなんでしょうかね~?
そこは確かに、男性が一家の「大黒柱」にならなきゃいけないっていう役割であるからこそ・・・あと「大黒柱」だから、女性が自分より収入が上に
なることを危惧して働くのはほどほどでみたいなこともあるのかな?
あと単純にまわりの男性から「奥さんの方が出世してるんだってなー」って情けないな的な目で見られそうやし、結局のところ社会の求める役割に囚われてしまうーーーー。
まぁともあれ、バリバリ働くことも男性に相談して「許可」を得なきゃってこともあって、結局バリバリ働けるのも男性次第なんて家父長制は消えないし、男女平等ってなんだって話だー。
あと、バリバリ働くシングルの女性をプライベート(※恋愛限定)が疎かだとか結婚して子どもも生んでそして働きたい女性は貪欲に見られがちなのもなんだかって思う。
男性がキャリアも築いて、結婚して子どももできたら「一人前」になるのに。まぁ、男性の場合は、さっきの「大黒柱」ではないけど仕事結婚子どもどれも欠けちゃいけないって要素っていうプレッシャーはあるだろうけどね。

そういう中で、政府は女性管理職の比率を30%に2030年までに上げようとしてるけど、正気かって思う。
働く女性のロールモデルを増やしたとしても「数字のため」、
「女性だから」、「女性なのに」って結局消費されるのは女性で、
毎度ながら数を増やすだけじゃ意味ないでしょって。
子育てできる環境もジェンダー意識も不十分の中で数だけ増やしても?
それに前回も今回も触れていますが、特に働くことや社内での活躍を望んでいない女性がいるの事実。
これは男性の中にも出世とか興味ない人だっているんじゃないのかな?
だとしたら、結局のところ、男女共にライフスタイルの選択肢に幅なんかなくて、「仕事」、「結婚」、「子ども」もすべて社会の求める像におさまるためのツールになってるような気もしてる。
本当の自分の気持ちはどこへやら??

そんなことを話を聞いていて思いました。

ただ前編をお聞きになったみなさんはおわりかと思うんですが、
あすかさんは本当にバイタリティ溢れる方なので、新たな目標を立てていました!
シェリル・サンドバーグ氏の「リーンイン」に勇気づけられ、来年4月の
仕事復帰に向けて一歩踏み出したいと語っていたのがすごく印象的で
「リーンイン」フェミニズムも賛否あるところもあると思うのですが、働く女性にとっては背中を押してくれるセオリーなんじゃないかなって思います。ほんとに「女性だから・・・」と女性自身がひきめに感じてしまって、本来の能力を発揮できていない部分もあると思うので。
自分が先駆者になるということは、すごく体力のいることだと思いますし、未知なることで不安もあることかと思いますが、それがどんどんまわりの
女性にも影響を与えて、そして男性にも与えて、最終的には各々が自分の
ワークスタイルを確立してひとりひとりが快適に過ごせるようになっていけたらいいなと願います!!!

次回のMellowing Coke配信は9月19日(火)になりまして、
女子学生のリーダーシップ育成などを支援しているNPOにいた方にお話しを伺っています。
お楽しみに。


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