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アルコールを抜いたり抜かなかったりしてみたところ

平日のアルコールとカフェインを抜き、
バルサミコ酢とオリーブオイルをかけた蒸し野菜という
超健康的メニューが定番となってきた我が家。
蒸し器を出すついでに
鶏胸肉も蒸して、サラダチキンに。
夫の高血圧対策から始まったこの取り組みは
まるでモデルの食事のようだと自画自賛している。

さらに、野菜中心の食事内容について
あすけん(摂取カロリー記録アプリ)のお姉さんから
毎日褒められることに気をよくした結果
お姉さんのアドバイス通りに
青魚や納豆も取り入れるようになった。
おやつも、お菓子じゃなくて
無脂肪のアロエヨーグルトを食べたりなどしている。
というわけで、
我が家の食事はアスリート仕様にも近づいてきた。
自画自賛が止まらない。

しかし、自称アスリートの割に運動をしていないから、
筋肉も付かず体重も落ちない。
もともとが元気だから「調子が良くなったなぁ」とも思わない。
何が変わったか。
これまでに気づいていた利点は以下。

・歯の着色汚れが付かない。
・唇が乾燥しなくなった。
・化粧ノリが良くなって、眉毛が描きやすくなった。
・すぐお腹いっぱいになって夜ご飯が控えめになった。
・本がサクサク読めるようになった。
・やるべきことを後回しにしなくなった。

その後、新しく気づいた困りごとが以下。

ぐっすり眠れるけど、眠すぎて8時間寝ても足りない。
(お酒飲んだ日は、睡眠5〜6時間で十分)
すると、起きてる時間にタスクが集中し、なんだか毎日が忙しくなる。
夫も息子も帰宅が遅いため、家族と話す時間が減る。
さらには、推しの動画を見たり、noteを書く時間も後回しになった。

「……やっぱり、私って毎日お酒飲んだ方が調子いいのかな」
アスリートにはあるまじき意志の弱さでマイルールを破り、
毎日飲酒生活に戻ろうとするずるい気持ちが
むくむくと湧き上がってきていた。

そんなある日。
酒豪の友達と焼き鳥屋に行き、
焼き鳥屋さんも驚く量のビールとサワーを飲んだ。
ご機嫌で帰宅したまでは良かったけれど、
寝る前の歯磨きで気づいてしまった。
舌が、真っ白になっている。
その白さ、もはや、使ったばかりの黒板消し。

いくらお酒に強くても、酒は体に悪いということが明らかだった。
自分の舌が黒板消しになった衝撃とともに酔いは覚め、
これからはどんなに眠くても
平日の禁酒生活を続けていこうと心に誓った。
(それでも週末は飲むという固い意志)

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