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メークロン鉄道市場 

まず注意。
汽車は一日4往復だけ。その時間を逃すと、ただのマーケットです。

バンコク近郊ということで大人気の、鉄道市場へ行きました!
5年前は、ココナッツシュガーの工場と水上マーケットとの半日ツアーで行きました。メークロンは車窓観光。そろそろ来ますよ!と何台も並ぶバスから一瞬だけ汽車が見えた。思い出話はさておき、
だから、バンコクから近いと思っていたのに、とんでもない
地図で見ると2つの県を通り越さなければならない。
と言うことで、私たち日本語パートナーズのルールとして許可をいただかなければならない。
そして、与えられた休暇の1日分をこれで消費することとなった。

2019年1月にタイに来た証拠
上は2019年、バスから見るだけだったツアー。今は左右がカフェになってる
ほら、2024年6月の同じ場所、変なおばさん無視してください


それはさておき、
今回はレンタカーで行くというアドベンチャー
しかも、ドライバーはa Chinese Friend  who came to Thailand for the 1st.time.
彼とはなが~い付き合いで、最初にあったときは16歳の高校生と
母親よりも年の離れた日本語の先生。
中国江西省南昌市での日本語ボランティアが、私が日本語教師になりたいと思った原点。
国語と日本語別物じゃん!テ形のルールって何?と自分で考えた。
人好きのする優しい少年で、日本語が大好き、
中国へ行くたび会ってくれて、親子関係を温めてきた(笑)
今では大学の哲学の先生をしている彼が
友人たちと一緒にタイへ行くことになったので、会いませんかと微信を送ってきた。

そして、驚いたことにレンタカーで登場した。
トヨタのレンタカーで。どこまで日本が好きなんだ、こいつ。
さらに「これまで、中国で一番交通マナーが危険だと言われる南昌で
マニュアル車を運転してきたから、バンコクなんて楽勝だと思ったけれど、
この街、めちゃ怖い!信号守らんし、突然人やバイクが飛び出してくるし、マナーがひどすぎる(怒)!」
でも、メークロンは郊外なので、道は運しやすいと思うとおっしゃる。
ペーパードライバーの私はおとなしく助手席に座らせていただき、車窓を堪能した。


道中たくさんのお寺を見た、お寺はどれも美しい

安全運転安全運転、お題目のように唱えながら、チャオプラヤー川を渡り
ナコーンパトムを通り抜け、立派なお寺を横目に見ながら休みも取らず、
2時間あまりで、メークロンに到着した。
うまい具合にショッピングモールに駐車でき、いざ、鉄道市場へ!

この店は動く気がない。動かさなくてもいい場所を知っている。
お、そろそろ来るぞ、テントをたたむスタンバイ

しかしながら、汽車は出て行ったところで次の入線を待つしかない。
人はすでにたくさん。買い物したりぶらぶらしたり、なんとなく楽しそう。
そして、線路きわきわの商品もさることながら
隣の市場の海産物の種類の豊富さと新鮮さには驚いた!
ああ、刺身で食べたいイカやら何やら、ゆでてしゃぶりつきたい蟹やらなんやら

空腹をショッピングモールのタイスキでなだめ、再び鉄道に戻ると
人が数倍にも増えていた。
そしてついに、その瞬間が!!
汽笛の音、汽車の近づく音、テントをたたみ、商品を引っ込める人、
それを追いかけるように入ってくる黒い汽車、乗客とのハイタッチ、拍手、
写真を互いに撮り撮られ、オレンジ色の衣のお坊さんが嬉しそうに
手持ちのペットボトルの水を沿線の客に車内から振りかけている、
そして、列車が通過した瞬間、テントを広げ商品を出して
何事もなかったかのようにカフェの椅子が線路上に置かれる。
汽車は川岸の線路の終点まで行ってしばらく休憩。

追いかけるように汽車の後をついて行く人たちを見送って
私たちはバンコクへ戻ることにした。
動画はうまく貼れなかったけれど、ネットにはここの写真はあふれてるから、まあいいや。自分の記憶にとどめておこう。

面白かったね、ありがとう!
今年の初め、コロナでずっと行けなかった南昌で6年ぶりに会ったとき
南昌からはバンコク直行便が出ているので、遊びにおいでよと言ってみたものの、数ヶ月後に現実になるなんてね。

いかいかいか
かにかにかに
線路の奥には川が広がり、風が気持ちよい、川を下ったらすぐ海なのかな
バンコク、ただいま。アパートの部屋から見えるバイパスはずっと先、あんなに遠くまで続いていたんだという発見!旅心をかきたてられる。

我が窓をつらぬき走るバイパスはタイの端までつながると知る

次に会うのはいつ、どこでだろう。アパートの近くまで送ってもらい、コンビニで飲み物買ってあげて、
あっさり別れたけれど、ハグぐらいしたかったな。







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