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ビジョナリーカンパニーからわかる、組織づくりの大切さ。


私はまだ、会社を経営をしているわけではないし
会社組織の中でチームを持った経験もないのだけど

大人になってから、
ものすごく興味を惹かれてしまうのが

”組織とリーダーシップ”

の分野だったりする。


そのため、

ビジョナリーカンパニー

などの本を読んで、
うまくいっている企業について
知ることが、大好き。

ビジョナリーカンパニーとは、
業界トップ企業の地位を何十年も維持する、
未来志向(ビジョナリー)の超一流企業を、
著者のジム・コリンズが名付けたもの。

超一流企業、ビジョナリーカンパニー

というだけでなんだかワクワク。


時代はちょっと遡りますが、
米国700社のCEOにアンケートをして、
18社のビジョナリーカンパニーを選び、

創業からの歴史を5年以上かけて調査。

共通パターンをまとめた、
という、結構ガチな調査ですよね。


その中で述べられている、
もっとも印象的なことは

時を告げるのではなく、時計をつくる。


成功した会社は、
起業家のアイディアを武器に起業した、

と思われがちだが、

実はそれ以上に重要なことがあった。


それは、

優れた製品や戦略よりも、
優れた組織を作ること。


たとえばヒューレッドパッカード社は

我々の究極の作品は、オシロスコープや電卓でなく、
HP社 と『HPウェイ』という経営哲学だ

と述べた。


ソニーの「設立趣意書」もとても有名で、

真面目なる技能者の技能を、
最高度に発揮せしむべき自由闊達にして愉快なる理想工場の建設

という一文から始まります。


すぐれた商品を生み出すから
カリスマ性リーダーがいるから

ビジョナリーカンパニーになったわけではない。

(商品や、カリスマリーダーには、
 寿命がありますよね。)


そうではなくて、
すぐれた組織をつくり、
社員に活力を与えて社員の創造性を引き出すことで、
すぐれた商品を次々と生み出していく仕組みを構築する。

これこそが、ビジョナリーカンパニーの要因、
と分析したのだそうです。


その表現が、
時を刻む時計を作る=組織をつくる

ということでした。


では、組織をつくるための
重要なことは?

基本理念を作ること。


我々は何者で、
何のために存在し、
何をやっているのか?

これらを示していたそうです。

そしてこの理念を、社員たちに説き続け、
会社として、貫き通すことを忘れない。




もうこの令和時代は、
企業が理念を立てることが重要、
といった考え方は、浸透してきたかもしれません。

でも、ビジョナリーカンパニーのように、
過去に本当に成果の出した企業の
共通点を分析した時に、

この点をあげられた、
ということがとても印象的でした。

ちなみに、その18社とは

3M、アメックス、ボーイング、フォード、GE、
HP、IBM、ジョンソンアンドジョンソン、マリオット
メルク、モトローラ、ノードストーム、P&G、ソニー、ウォルマート、
ウォルトディズニー・・・



卓越した企業の、
卓越した所以を知ることは、面白い!


ひとりの人間であっても同じ。
この人が、“めちゃすごい”理由
てなんだろう?


って、考えるのがだいすき

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