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『君が世界のはじまり』だって言える世界に。

例えば自分にとってその人は、

弱さをさらけ出せる人
腹がよじれるくらい笑い合える人
四六時中考えてしまう、そばにいたいと思える人
涙を拭ってあげたい、助けたいと思える人
幸せになってほしいと思う人

である。そんな人と出会えたがことが「世界のはじまり」だなって思う。
人にとってそれは家族かもしれないし、友達かもしれないし、まだ話したこともない人かもしれない。もう出会ってるかもしれないし、出会ってないかもしれない。きっとどこかにいる。見つけようと思って見つかるものでもないかもしれないけれど、少しでもそう思えた人を大切に思う気持ちから始まるかもしれない。

好きな人がいるとか熱中できるものがあるとか、意味がわからないという人も多いだろう。人との繋がりなんてたかがしれてると疑う人もいるだろう。家と学校の往復という世界の中で、息苦しい毎日を送っている人もいるだろう。自分にもそんな時代はあった。人間関係正直しんどいって思ってたし、会う人会う人に心の中で中指を立ててた時もあった。でも、そんな経験を踏まえて今言えることもある。

学生生活で見つけた君にとっての「世界」は外にももっと広がりを見せるし、見つからなかったら外に君の「世界」は必ずある。「君が世界のはじまり」と声を大にして言える世界が必ずどこかにあるから、閉塞した街で自分の「世界」を見つけられない人、家族関係の中で苦しんでいる人に「心配しなくて良いよ」と、言いたい。「君」が見つからなくても良い。遅いとか早いとか、どうでも良い。「君」が「君」で生きていてくれさえいれば、「君」を必要とする人が必ずいる。

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映画『君が世界のはじまり』の公開がいよいよ5日後と迫ってきました。
イベントや取材もコロナの影響で縮小したりオンラインで実施したり、いつもの劇場公開とは違って制限が多いなか、配給&宣伝部の皆さんが奔走してくれております。

今夜は監督と脚本家の対談イベントも配信します。

劇場も全国各地決まってきているのでぜひチェックしていただきたいです。

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