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【詩】「悲しみの時」(大川隆法「青春詩集 愛のあとさき」より)

いつも記事に目をとめてくださり、本当にありがとうございます。

私の記事では、大川隆法先生の累計3500回の法話、3100冊以上の著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。


大川隆法先生が大学時代〜20代の頃に書かれた青春詩集、「愛のあとさき」。


この詩集の中から、「悲しみの時」をご紹介していきます。

こちらは、楽曲化もしており、私が大好きな詩でもあります。

悲しみのどん底にいる皆さんにこそ、味わっていただきたい詩です。

それでは、よろしくお願い致します。



「悲しみの時」


ひとよ

悲しみの時こそ強くあれ

悲しみの時こそ気高くあれ


悲しみは

神の休息日


その日

愛の星は凍てついて

光は氷の中に凝集する


けれども

怖れるな

愛の星はいつしか

やさしい光をたたえて

神の生命をよみがえらせるのだ



ひとよ

悲しみの日に打ちひしがれるな

悲しみの日にくじけるな

悲しみの日には

慈母の微笑を思い出せ


あなたが

悲しみの底をぶち抜いた時

あなたの闇は光となって

あなたはやさしい

観世音菩薩へと変ずるのだ


その時

あなたの悲しみ抜いた心が結晶となって

世の光となって散ずるのだ



ひとよ

あなたもそうは思わないか


自らが悲しみ抜かないで

他人の悲しみを

わかりえたひとがかつていたろうか


自らが悲しみの極みを経ずして

他人を真にいたわりえた人がいようか



ああ

ひとよ

悲しみの時こそ強くあれ

悲しみの時こそ気高くあれ


悲しみの日にこそ

力一杯に立ち上がれ



その日は

神の栄光の日

その時は神の久遠の時


その瞬間は

あなたの勝利の時なのだから



〈感想・気づき〉


悲しみの時。

本当に悲しみの底にいる時には、もう誰の言葉も耳に入らないほど、深く落ちてしまっている。


もう、誰のことも信じられない。

誰もが自分を害する敵に見える。

この世界に居場所なんてない。

放っておいてくれ。


…そんな境地に陥ることもあるでしょう。


それでも覚えていてほしいのは、「そんなあなたのことも、主は見守ってくださっているよ」ということ。

「悲しみは神の休息日」という言葉が使われています。

愛の星・地球が凍てついて、光は氷のなかに凝集する。

全ての光の流れ、愛が凍りついてしまうような悲しみの日。

そんな日には、無理をせずに「休息日」と捉えましょう。

再び力が湧いてくるまでの間を、しばしの充電期間として、じっくり待ちましょう。

いつの日か、エネルギーが満ちて、光が蘇る時がやってくる。

悲しみの底をぶち抜いて、光を発する日が、また必ず訪れる。

それは、私たち一人ひとりが、魂の底力を持っているからです。


深い悲しみを経験した人には、そうした人特有の、強さと優しさを兼ね備えた光が宿るといいます。

私もまた、深い悲しみを経験した1人として、強く優しい光を宿した存在になりたいと願う者です。

観世音菩薩の如く。

1人でも多くの方の悲しみに寄り添えるようになりたいです。

私たちは、悲しみを経験した分だけ、他の人の気持ちが分かるようになるそうです。

むしろ、悲しみを経験する前よりも、深い深い、大きな愛の人となることもできるはず。

悲しみは、大きな成長のチャンスでもあります。


現在、悲しみの真っ只中にあるという方へ。

悲しみの時は、存分に悲しみ抜きましょう。

悲しみの時を耐えているあなたは、強く気高く、美しいです。

私も皆さんの悲しみに寄り添い、再び光を放てる日までをお手伝いしたいと思っています。


あなたの悲しみの経験が、いつの日か、他の人の悲しみを照らす光となりますように。


今はまだ考えられないかもしれないけれど、
またいつの日か、力いっぱい立ち上がり、人生に勝利する日を目指しましょう。

時間というものは不思議なもので、再び笑顔でいられる日が、必ずやってきます。

その日までどうが、みなさんの心が守られますように。

いつでも、このnoteでお待ちしています。


今日も最後までご覧くださり、ありがとうございました。


※「悲しみ」については、最近の記事でも特集しています。

こちらの記事では以下のポイントが挙げられています。

・深い悲しみを味わった人には、大きなプラスが2点出てくる。

①悲しみを通して、人は謙虚さを知る。
②悲しみを通して、真に人に対して優しくなれる。


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