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54歳、真剣勝負二連勝中

友人がFacebookに16マス×16マスの数独を仕上げた投稿をしていたことから、ごきげんママ♡の家では自粛期間中の楽しみの一つに数独が加わりました。いきなり16マスは無理ですからもちろん9×9から。1から9の数字を重ならにように縦横と3×3のブロックに入れていくパズルです。やり方は知っていましたがそんなに経験はありません。

上の子は出張してましたから中の子と下の子で連日食卓を囲んで開始時刻を記入してからよーいスタート!三人とも真剣です。一個の消しゴムを取り合いながら沈黙が続きます。何度やっても下の子が先に終わり、二着が中の子、ごきげんママ♡がビリ、というのが定着していました。しかも時間にして中の子の倍、下の子の三倍くらいかかっていました。

それがこのところ、めきめき力を付けたごきげんママ♡、3か月くらいたつと遜色なく戦えるようになってきたのです。そして上の子も加わって四人で対戦し、とうとう二連勝です。

数独はコツコツ緻密にやるしかないパズル。冒頭の16マスの友人はピアニストですがピアノの譜読みと通じるところがあると言っています。単純ですが世界中に愛好者がいて選手権も開催されています。個人戦と団体戦があり、最近二年間は日本が優勝、ほかにドイツやインドや中国も強いようです。

一つのマスに入る数字を要素として書き上げて行って可能性がなくなると消す手法でやっていますが、二つ残ったどちらかに賭けるのが危険です。不確かなのにそれをやってしまうとどこかに矛盾が出てきて遠回り、最悪ギブアップ。確実に手堅く進めるのが王道です。

今、子どもたちはコロナの影響を受けて仕事が減ったりテレワークになったりオンライン授業になったりそれぞれが少しずつ苦しい状況下にあります。思うようにならないことが続いていますが家族で支えあって心を強くして過ごすことができていることがありがたいことです。パズルに向かい合っているときは頭の中はほかのことが入ってくる余地がありません。集中力を高める効果もあります。気分転換した後、皆それぞれするべきことに戻っていきます。

伯父が言っていた「白鳥は優雅に泳いでいるように見えるけれども水の中では必死に足で漕いでいるんだよ」という言葉を思い出しました。うちの家族、まさにそういう感じです。ごきげんパパ♡もごきげんママ♡も子どもたちも水に足をすくわれそうになりながらなんとか人生という海に溺れないように踏ん張っています。ほかの人もそうなのでしょうか。

それにしても齢54にしてママもまだまだやれるんだ、ということを自分にも子どもたちにも見せることができてよかった!うさぎとかめのように。どんな些細なことも真剣に向き合ってみると得ることがあるものです。

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