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【掃除】まだ本気出してなかっただけ

多分よくある言い訳だけど、徹底的に掃除をするのに一番なのは来客があることで、なんでもない普通の日にそこまで念入りにお掃除することはなかなか私にはできない。それでコロナ禍においてはその機会がゼロだったというわけ。

緊急事態宣言も解除され、ようやくお客様をお迎えした、お一人だけど。長年の友人で、縁あってお近くに引っ越してこられたので歓迎のお招きしたかったのに手際の良い彼女に先に招かれてしまった。

気になりつつもチャンスがなかなかなくて、それは、夫の在宅ワークの日が直前まではっきりしないことと関連しているんだけど、生活がかかっているんだからやむを得ない。月曜日は出勤とわかって日曜日夜にお誘いすると来てくださることになった。満を持してのおもてなし。

さあ月曜日。家族が出払ってから妙にスイッチが入った。

玄関の置物を拭く、

ドアを拭く、

靴を片して床をオキシを溶かしたお湯を使ってタワシでこする、

お手洗いも念入りに掃除する、

洗面所の生活臭のある歯ブラシなどを一時撤去、

水栓など乾拭きする、

鏡や食器棚のガラスなどをお掃除の人に教わったように食器洗い洗剤2滴入れたお湯に浸けたふきんを絞って拭いてから乾拭きする、

ピアノやテレビを拭く、

ケーキを買いに行く、

食器を出す、

おしぼりを用意する、

庭のバラを切って飾る、

お湯を沸かす、

アロマを炊く、

音楽をかける、

服を着替える。

さあちょうど約束の時間になる。

ピンポン鳴るのを待つ。

いやぁ、久々に働キマシタ。いつもこうありたいおうちが出来あがった。ルンバやブラーバに任せておけないところがたくさんあった。お客様がしたかったのが、家をきれいにしたかったのかわからないくらい頑張った。

写真でもそうだけど、見て欲しいところより見て欲しくないところに目が行きがちなことってある。特に女の人は、かもしれない。そんなちょっと意地悪な目線でチェックしてみたり。

そのあとのおしゃべりはその報酬のように楽しくて、大切な友人とのひとときは宝石みたいなケーキとともにキラキラしていた。

人をもてなすって大変だけどとても幸せ。余裕がなくてケーキの写真を撮り忘れたのが心残りだけど、忘れかけていたお客様タイムを取り戻した。たまにはこういう日もいいんじゃない?

皆様も良い一日をお過ごしください。

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