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【ピアノ】ファツオリを弾いてきました。
おはようございます。インプットに追われて長らく更新できていませんでしたが皆様お元気でお過ごしでしたか?また今日から少しずつアウトプットも再開しようと思います。よろしくお願い致します。
先日渋谷ホールというところにファツオリのピアノが置いてあることがわかったので早速予約して弾いてきました。1時間をピアノの先生と娘との3人で借りたので3曲準備して楽譜を抱きしめて向かいました。
そのきっかけになったガルシアさんのコンサートの記事はこちらです。
渋谷駅から歩いて3分という割には炎天下歩道橋を渡ってそれなりに汗をかいてようやく到着。2階で受付して7階のホールまでエレベーターで昇る。その右手のドアを開けたらお待ちかねのファツオリのグランドピアノと対面!昨秋のショパン国際ピアノコンクールで脚光を浴び、先日のガルシアさんの演奏を聴いて恋焦がれていたあのファツオリが目の前にあった。
おずおずと近づいて手を洗って鍵盤に手を置く。木の温もりが伝わってきて、音を出すと軽いタッチで案外自然な感じ。
最初に娘がピアノに向かう。しばらく弾いていなかったショパンの幻想即興曲と、最近練習中のバラード3番を演奏。若いからか指がよく回るし幼い頃から聴き慣れたピアノの世界は滑らかで心地よい。
私はバッハのインベンション14と、ベートーベンの月光1楽章、ドビュッシーの「月の光」と落ち着いて弾くことができた。聴いているのが娘とピアノの先生なので実力は十分わかっているのでリラックス。練習以上ではなくても練習通りには弾くことができたと思う。
最後に先生がシューマンの「子どもの情景」から何曲か弾いてくださった。決して子ども向けの曲ではない色とりどりの小品集。特にスタッカートのパリパリした響きは魅力的で、一歩でも近づきたいと思う。
6月29日の日経新聞の「私の履歴書」の欄に、私と同じようにピアノを楽しまれている方が書いておられることを友人が教えてくれた。
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進歩があるのは生命の力!昨日できなかったことが今日できるようになることの喜びをわたしも日々感じている。
その気になれば世界の名器に触れることのできる環境にも感謝。これからも新しく習った曲、かつて練習した曲など組み合わせながら年に何度かピアノ友と弾きあい聴き合う機会を作りたい。今はインベンション2番とノクターン遺作を教わっていて次にシューベルトのセレナーデをリストが編曲したものに挑戦したいと構想ができている。
今日も暑さに負けず週の最後を過ごしたいと思います。皆様もどうぞ良い1日を!
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