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IELTSライティングで差をつける!Punctuationの重要性とマスター法

みなさんこんにちは!
留学先でも役に立つ英語力を身につける
IELTSコーチのまりえ(@marie_ielts_englishcoach)です!


皆さんは、”Punctuation”という言葉を聞いたことがありますか?
”Punctuation”は「句読法」という意味で、日本語でいう「。」とか「、」などの句読点や、「:(コロン)」や「;(セミコロン)」の使い方のことを指します。


IELTSライティング試験は、豊富な語彙や文法の理解だけでなく、
Punctuationを適切に使うことが求められます。


Punctuationは、意味の明確化、文の流れの制御、読者への情報の伝達方法を改善するために不可欠です。今回は、IELTSライティングでのPunctuationの重要性と、優先して学習したいPunctuation、おすすめのブログ記事について解説します。


Punctuationがなぜ重要なのか


まず、なぜ英語の文章においてpunctuationが重要なのでしょうか?
主に3つ理由があります。

明瞭さと正確性の向上:句読点は、文章内の意味を正確に伝えるために必要です。適切な句読点の使用は、誤解を防ぎ、メッセージをクリアにします。

文の流れとリズムの管理:句読点は、読者がテキストをどのように読むべきかを指示します。カンマ、セミコロン、ピリオドは、文章の流れを調整し、読者が情報を適切に処理できるようにします。

組織化と構造の強化:適切な句読点は、文章の構造を明確にし、主張やアイデアを組織化するのに役立ちます。これは、特にIELTSライティングタスク2での議論文や意見文を書く際に重要です。


Punctuationは全て覚えるべき?


たくさんあるpunctuationのうち、ミスが散見されるのは、以下の3つについてです。

  1. コンマの付け方

  2. セミコロンの付け方

  3. アポストロフィーの付け方

【番外編】大文字にする単語

そのため、まずはこれらのルールをしっかり覚えて、
ライティングの際は間違いがないかを確認しましょう。


コンマの使用ルール
ルール: コンマは、リストのアイテムを区切る、補足説明を導入する、そして独立節と従属節を区切る際に使用されます。

例文: "We need to buy bread, milk, eggs, and cheese from the supermarket."

この例では、リストのアイテム「bread」「milk」「eggs」「and cheese」の間にコンマが使用されています。また、この例文ではオックスフォードコンマ(「eggs」と「and cheese」の間のコンマ)が使われていることに注意してください。


セミコロンの使用ルール
ルール: セミコロンは、関連性のあるが独立した二つの文を接続する際に使用します。また、複雑なリストの中で、アイテムをより明確に区別するためにも使われます。


独立した文を接続する例:
"John went to the library; he needed to study for his final exams."
この例では、セミコロンは「John went to the library」と「he needed to study for his final exams」という二つの関連性がありながらも独立した文をつなげています。これにより、二つの文の間の密接な関係が強調され、読み手に流れをスムーズに伝えることができます。


複雑なリストの区別例:
"We visited Rome, Italy; Paris, France; and Tokyo, Japan."
この例文では、セミコロンが各都市とその国をペアにし、リスト内の各アイテムを明確に区別しています。これは、単にコンマを使用した場合に比べて、読み手がリストの各アイテムをより簡単に識別できるようにするためです。



アポストロフィーの使用ルール

ルール: アポストロフィーは、所有格を示す場合と短縮形(contractions)を示す場合に使用されます。

所有格の例: "Sarah's book is on the table."

この例では、「Sarah's」でアポストロフィーと「s」を使用して、本がSarahに属していることを示しています。

短縮形の例: "It's a beautiful day."

この例では、「It's」でアポストロフィーを使用して、「It is」の短縮形を示しています。


【番外編】大文字の使用ルール
番外編として、よく間違いが見受けられる大文字の使用ルールについても紹介します。

ルール: 英語では、文の最初の単語と固有名詞(人、場所、組織などの名前)の最初の文字を大文字にします。

例文: "John and Mary went to Paris last summer. They visited the Louvre and the Eiffel Tower."

この例では、「John」「Mary」「Paris」「Louvre」「Eiffel Tower」が固有名詞であり、文の最初の単語「They」も大文字で始まっています。
ここで注意したいのが、グラフ問題でカテゴリが大文字で表記されている時。

出典:IELTS Cambridge English Test Books

ここでは、Teachers’ salaries, Furniture and equipmentのように、
カテゴリの名前の頭文字が大文字になっています。

しかし、The figures for Teachers’ salariesとはせず、The figures for teachers’ salariesとします。


まずは番外編も含めたこの3つについてのルールをマスターしましょう。
その後、コロンやセミコロンの使い方をマスターしていけば、
大学院の論文執筆にも役に立つはずです。


Punctuationを学ぶうえで役立つ記事


Grammarlyのブログで、punctuationについてまとめられた記事が公開されています。
https://www.grammarly.com/blog/punctuation/

英語の記事ですが、英文を読む練習にもなるのでぜひ読んでみてください。


Punctuationの無料チェック


Grammarlyの無料チェック機能で、punctuationも指摘してくれます。
自分の書いた例文を一度チェックしてみるのも勉強になりますよ!!
https://www.grammarly.com/premium?utm_medium=content&utm_source=Nav


いかがでしたか?
IELTSライティングはただでさえ高得点の取得が難しいモジュール。
防げるミスは防ぎたいものです。
今回紹介したpunctuationについては1時間もあればルールを学べるので、
ぜひ今から学んで、ライティングの勉強を進めてみてください。

この記事を読んで、今日するアクションをコメントしてくださいね^^



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