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《詩》-ただ、逢いたくて-vol.57





近くて遐い人

空っぽの空に湿った風が舞う
窓辺から見上げる空は
ただ高くて・・・
 

近くて遐い街

どうすれば迷わずにいられるのだろう?
街に
ただ流されて・・・
 

近くて遐いおも

シャツの裾を掴んで泣いた君
僕は何もできず
ただ見つめて・・・
 

近くて遐い夢

今夜、君に逢いたい
ただ、逢いたくて・・・



-ただ、逢いたくて-




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