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《詩》-時の舟-vol.60




曇りがちな冬空に満月の夜

  大きな傘を被って笑ってる


 
風に吹かれて雲達は

  遠い空から此処まで来たよと語り掛ける


 
夜空に見る夢風に舞い

  月の光に言葉を堕とす

 
夜空に見る夢雲に乗せ

  夜の中を旅してみたい


 
大きな大きな時の舟

  行き着く先は過去未来


 
心地良い気怠さに身を委ね

  夜空の海を過去未来



-時の舟-




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