不安を増幅させる記録はつけないことにした
去年はしんどい年でした。
しんどかった一時期、「書くこと」でそこから脱出しようとして、たくさん書き散らかしていました。
「自分を深堀り」「自分の棚卸し」みたいな気持ちいいキャッチコピーで紹介されるメソッドをたくさん試しました。
それでもやっぱりダメで、ぐるぐると同じ場所を回る動物園のクマみたいになってましたが、「しっかり書くこと」を手放すことで、ふっと軽くなりました。
言葉であらわすのが得意なひとは、言葉で解放されることもあるかもしれないけれど、言葉という鎖で自分を縛ってしまうこともあるかもしれないなと感じた出来事でした。
バランスがくずれて戻らなくなる
きっかけは職場での体調不良でした。
40代ということもあり、このしんどさはメンタルというよりはホルモン異常ではないかとも思い、婦人科を受診しましたが、そちらでははっきりとした原因は見つからず、最終的に心療内科を受診することにしました。
カウンセリングでその書いたものを見せたりして、(生きづらさについても相談していたので、)「なるほどこうやって、自分の特性による不便を改善するべく努力してこられたんですね」と褒めてももらえたけれど、「特性という意味では、もともと感じやすい不安を強化してしまって、それでしんどくなっているかもしれませんね(うろ覚え)」みたいなことも言われて、ハッとしました。
WAIS-IVを受ける
診察やカウンセリング中に話をしていく中で、発達障害の検査もしてみますか、ということになり、WAIS-IVという検査も受けました。その結果をふまえてカウンセラーと話したことと、検査結果の報告書を読んだことで、これまでの生きづらさの原因の一部と同時に、自分が自分の特性について、ずっと勘違いしていたこともわかりました。
ブログで一般公開するのはややためらわれるので、こうしてnoteで有料設定しています。読む人によっては役に立つこともあるかもしれませんが、個人的にはあんまり役立たないんじゃないかと思っています。購入は強くおすすめできません。書くことで自分の中で消化できてすっきりしたので、公開しづらいところを削除して、そのうちブログの方で公開するかもしれません。
今回はじめて心療内科を受診してみて感じたこと。
最初は受診することがとても不安だったけれど、思いきって行ってみてよかったということ。
発達障害というのは、ほんとうに線引きが難しいものだということです。(ADHD診断については書いていません。)
検査を通じて自分の特性を知ることで、暮らしの中に定着していた「書いて自分を知る」という作業を、少し減らすことにしました。この記事は、そこにいたるまでのメモ書きです。
WAIS-IVの結果詳細
WAIS-IVでは「言語理解」「知覚推理」「ワーキングメモリ」「処理速度」の4つの指標があり、それぞれにスコアが付きます。
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