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ジャンキーナイトタウンオーケストラ

最近聴くのにはまってる。
ボーカロイドが熱いとは聞いてたけど、なんか中毒性があるよね。
あとシニカルナイトプランも好き。
他人気あるらしいものもかじりつつリピートで聴いてる。
ボカロで良いのはMVの映像がアニメーションであること。
独創的でアーティスティックなものが多く
すごく良い刺激を受けます。


ところで今日なんでこの記事を書いたかというと
中毒性とか煩悩とか、人間の欲のお話をしたかったから。


なんかさ、昨今芸能人の浮気とかのスクープ記事でコメント欄が盛り上がってますけども。
まぁ結局人間って昔から同じこと繰り返してるよね。
食欲・睡眠欲・性欲の三大欲求は動物として生き、繁栄していくための重要な要素ですから。
必ずしも悪いものではない。
今の時代には秩序だった社会があって、法律がある。
そこに属する我々は理性で押さえが効かないようになるのが問題なのであって。


かくいう私、過去には恋愛ジャンキーみたいになってた時もあるし
物欲がすごくて買い物依存症みたいになってたこともある。
中村うさぎさんのこと、全然他人事じゃないんですよ。


私は女なので女の生きづらさしかわかりませんが、
人生女であれば必ずしもイージーモードってわけではないんです。
表面的には上手くいってるように見えていても
その中身はコンプレックスやジレンマにまみれてどろどろの感情に心を蝕まれているということもあるんです。
もし、今あなたが女性の心を持っていて苦しい思いがあるのなら
中村うさぎさんの本を読んでみたら良いかも。
私は回し者ではないけれど、彼女は自分自身の欲求に向き合い
行動をして、痛い目にあって、それでも立ち上がって
文章を書いている。
私達の怒りや悲しみ、妬みや嫉みを体現して言語化してくれた。

苦しみの真っ只中にいて辛いなら、本の中に救われる言葉もあるように私は思います。
只、そのタイミングも大事で、自分に向き合い過ぎると
ほんとにしんどくなっちゃうから
どうしようもなく弱ってたらとりあえず“逃げて”欲しいんですけどね。
現実逃避が必要な時もある。


私の話に戻るけど、私はやっと気付いたんですよね。
足るを知るということを、心から理解した。


恋愛に関しては楽しいのは付き合う前までであって
付き合ってしまうとドキドキは必ず目減りしていく。

異性として魅力的な人がもしいたとしても
そのドキドキもいつかなくなる。
人を異性として好きになるのって極めて動物的本能で、
仮初めの、砂上の楼閣のようなものである、と私は思うんですよ。
少し医学的な表現をすると脳内麻薬みたいなものが出てる状態ですね。

…だけど長くは続かない。


人は恋をすると美しくなったり良い効果もあるらしいんですけど
ずっと続かないようにできてるのは身体に害が出てくるかららしいんです。
(昔何かの本で読んだんだけど思い出せないのでごめんなさい)

そして夢のような恋がさめると、また新しい刺激を求めて同じことを繰り返す。
というか人間は刺激に慣れてくるのでもっと刺激的な“何か”が欲しくなる。
欲望が肥大化していってどうにもならなくなるんですよ。
自分の意思で、理性でストッパーをかけないと。
欲望という名の無限地獄に囚われてしまうことになる。


私たちは人間だから、動物ではないから。
知っているはずです。
もっと大事なものがあることを。

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