懐かしいという感情はずるい
懐かしいという感情はずるい。
嫌なことも、良いことも、思い出になれば「懐かしい」に変わる。
変わらないとダメなんだとも思うし、人間は嫌なことも「懐かしい」という感情でまあるく気持ちをしまうことができる。
最近、懐かしい曲や映画の映像を見ていると、まさにノスタルジックな世界にはまってしまって涙がかってに流れてくることが多くなった。
当時は当時で問題を抱えていたり、嫌なこともあったけど、今思うととても素敵な時間をすごしていたような気がして、
その時にはもう戻れないこともわかっているから、涙がでる。
現状に不満があるとかっていうわけではないけど、
いつだって、現状が完璧だとも思っていない。
懐かしいという感情は素敵だ。
しかし、過去を美化してみるところがある。だから、ずるいのだ。
嫌だったころを忘れ、美化し、良い思い出にできたのなら、もうその思い出を掘り返そうとしたり、
過去を羨んではいけない。
新しくもっと素敵な思いでを作っていきたい。ひとつひとつ、こつこつと。
全てが良い思い出に思えるように、毎日を生きていこう。
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