私がおばあちゃんを救うプロジェクト
どうもまりあさんです。
昨日は#note酒場 に参加して、結論とても良かったです。久しぶりに100%満足のオフ会でした。色んなすごい人にまぁまぁなフランクさで絡んでたことを帰ってからびっくりしてました(笑)
今日は私のおばあちゃんを救うプロジェクトについてお話します。
■おばあちゃんを救うプロジェクトとは?
簡単にいうと、おばあちゃんを高齢者虐待から救うための活動です。
加害者は【私の母(彼女の娘)】で、母はおばあちゃんに色々酷いことをしたり、彼女をコントロールしようとします。
昨日、おばあちゃんと電話していて、おばあちゃんに対する母の行動は完全にDVだと確信し、状況改善のため動くことにしました。
■ノイローゼ気味の疲れたおばあちゃん
昨日、ちょこっと塾で事務作業をしてから青山のnote酒場の会場に向かいました。
時間は16:45。夜の部までまだ15分ほど、時間があります。
受付を済ませた私は会場近くのベンチでおばあちゃんに電話を掛けることにしました。あんまり時間はないけど、ちょっとだけお互いの近況報告(仕事辞めたこと等)が出来たら良いかなぐらいの軽い気持ちでした。
しかし色々あって2時間近く話してました。
電話に出たおばあちゃんは愚痴のオンパレード。とても私の話を聞いてくれる余裕はなさそうです。
おばあちゃんは最近、母との人間関係がよろしくなくて、ストレスで寝られなくなったり、うんざりしているようでした。
しかし、愚痴はそこまで珍しい話題ではありません。過去ずっとおばあちゃんと母は不仲で、ここ半年は電話の度、お母さんの愚痴を聞いていたからです。
でも今回は何となくヤバイと感じました。
おばあちゃんが「私かお母さんが死なないとこの問題は解決しないね」「私が我慢すればいいから」と言ったからです。
私は結構なおばあちゃんっ子で、気が合うので1-2ヶ月に1回、小1時間ほどお喋りします。それぐらい仲良しです。
彼女はとてもポジティブで、絵を描くのが好きなおしゃれおばあちゃんです。若い頃からバリバリ働いてて、自分の人生を生きている素敵なひとです。
※たまに同じことを何回か言ったりしますが、これは「おばあちゃんあるある」でしょう(笑)
私はそんなおばあちゃんが大好きなので、お母さんのことで消耗して死んでほしくないと思いました。ここで放ったらかしにしたら将来絶対後悔すると思いました。
だから、解決するために、ちゃんとどういうことで困っているのか聞いてみました。すると、聞けば聞くほど母の行動はおばあちゃんに対するただの暴力であり、DVでした。
昨日聞いた母からされた酷いこと一覧がこちらです。
【身体的DV】
・叩く(過去1回)
・叩くぞ!と脅す(ままある?)
・リウマチで辛いのに運動を強要する
【精神的DV】
・怒るとお前呼びになる
・出自や能力・過去の仕事を馬鹿にされる
(先祖は朝鮮人/お前は何も出来ない/お前は馬鹿だ/仕事もただ外で遊んでいただけ/全然良い母ではなかった等)
・事あるごとに母の傷ついた思い出を持ち出し、根拠のない誹謗中傷で祖母を責める
(死んだ祖父や曾祖母を引き合いに出し勝手に代弁/祖父は祖母のせいで死んだ等)
・祖母が孫の私と仲良くするとキレる
(どれくらい連絡したか、会ったか、お金の受け渡しがあったか等、細かく報告するよう要求する。私と母は反りが合わず、多分ただの嫉妬)
・通院時、不必要な付き添い・フォロー
(一人でも通えるのに、車で送り迎えをする/祖母は認知症だと決めつけ、医師とのやり取りを代行する(認知症ではない)/祖母が医師に話そうとするとキレる)
【経済的DV】
・独立後、家庭を持った後もお金を要求
(ガソリン代、カフェ代など)
・祖母宅で発生した駐車場代収入を要求
(自分の家族の生活費のため)
・祖母の了承も得ず駐車場代の料金交渉する
(自分の必要額に達していないという理由)
・「金が無い」というと通帳を見せるよう要求
・カードや通帳の場所を共有するよう要求
証拠のため、電話でのやり取りを全部録音しました。私がヒヤリングのため込み入った質問をすること2時間、おばあちゃんは最後、泣いて電話を切ってしまいました。ちょっと聞き方が悪くセカンドレイプみたいになってしまったかもしれません。
普段はめちゃくちゃ気長で、涙なんて枯れてしまったように明るいおばあちゃんなのです。私はより、「どうにかしないと、楽にさせないと」と決めました。
もとはと言えば私も母からのDVのターゲットとなり、さんざん苦しみ、逃げるために家出・一人暮らしを始め、物理的に離れることに成功しました。
でもおばあちゃんは私のように逃げられません。リウマチで体がうごかないし、私みたいに仕事も自由に出来ないからです。
しかもおばあちゃんはパートナーとも死別しているし、ひとりぼっちです。友達もいますが、高齢者虐待に対しちゃんと知見を持っている人はあまりいないでしょう。
幸い現在フリーターの私には時間があります。ジェンダーの知識も人よりはあるし、NPOに勤めてる良い友人もいます。何より私はネットを使えます。
はあちゅうさんぽくなりますが「半径5メートルにいる人を幸せにするために」私も、動くことにしました。
■とりあえず役所に電話をかけてみた
とりあえず下記がやることリストです。
・おばあちゃんとお母さんを物理的に引き離す
・おばあちゃんの健康を守る
・お母さんの加害者でなくす
(暴力という形ではなく、自分自身でストレスをコントロールできるようになってもらう)
「〇〇(地元名) DV シェルター」と検索すると、地元の家庭支援総合センターがあるようで、日曜日も繋がるようなので電話してみることにしました。
電話で、おばあちゃんが精神的・経済的な虐待を受けていることを伝えると、それは高齢者虐待に当たるので窓口が異なる、平日に改めてくれと言われました。
(「家庭支援総合センター」はDVの中でも配偶者間専門だそう、、、おやくしょだなぁ)
じゃあ、高齢者虐待に対してはその窓口に明日問い合わせるとして、加害者のケアについて相談したい・NPOに繋げてと伝えました。すると、そういうのはうちではやってないとのこと。
配偶者間でも高齢者虐待でも、まずは被害者保護ですが、次に加害者の治療やケアをしないと暴力根本的には無くなりません。
今まで私やおばあちゃん、叔母が母に心療内科に通うように勧めたが、逆ギレして聞く耳をもってはくれませんでした。父や弟など、男は何故か知らんぷり。
さんざん頑張ってきたけど、家族ではもう誰も母を止められないのです。だから第三者である行政を頼っているのに、返ってきた答えは「私達では強制的に加害者に治療を促せない」でした。
※今の日本では警察や行政は加害者に積極的に介入することがマジでできないらしい。しっとだよ。
「まずはあなたが動くしかない」って、さんざんやってるわ!という感じですね。
現状、加害者ケアについて対応する窓口や繋ぐ先がないとのことだったので、今後は繋ぐようにイチ市民としてお願いすることにしました。
※意見箱や入力フォームがないか尋ねたところ、確認するので、明日「折り返してほしい」と言われちょっとキレました。え、確認はそっちボールでしょ??どゆこと(#・∀・)??
■なんで母は暴力を振るうのか
なんで母がこんなにもおばあちゃんにキツく当たるのか、理由はよく分かりません。
カウンセリングを受けたわけではなく、あくまで私の独自診断ですが、可能性はいくつか考えられます。
【発育的理由】
祖父ももともとDV気質で、ターゲットに対しめちゃくちゃな暴力を奮っていた、母の暴力の比ではないと聞いたことがあります。
そんな父に自分もメタメタに傷つけられて、自分もストレスが溜まったときやうまく行かないとき、同じように暴力を振るうのが普通と思っているのかもしれません。
※例えそうだとしても、他人に暴力を振るってもいい理由にはなりません。暴力いくない。
【ジェンダー的社会構造】
また、母は結構古風な価値観の女性で、サラリーマンの旦那の専業主婦、いつまでも若くて美人で優しいキラキラした人が理想なようです。
よくアルテイシアさんがいう「VERY妻」のような感じです。そういえばこの雑誌、よく買ってました。
(2018年9月号表紙。公式HPより引用)
▽【参照】VERY妻とは
https://lovely-media.jp/posts/1659?page=2
簡単に言えば「セレブでキラキラした主婦」。
彼女たちはVERYをバイブルとし、完璧なプロポーションでメイクもファッションもバッチリ決め、ヒールでコツコツと子供と共に都心を歩く。
家に帰ればオーガニックの野菜を使いヘルシー料理を作り、休みには夫婦や家族で旅行へ行き高級ホテルでまったり。
世帯年収は高く、スマートに仕事もこなし、子育てをする。
セレブで美しい、余裕のある旦那と子供との暮らし、それが理想。
今や共働きが当たり前の私の世代では考えられないですが、お母さんの時代は専業主婦になるのが当たり前で、社会もそれを前提にして出来ていました。
良きVERY妻になるために潜在的に我慢してきたことがたくさんあり、あまりVERY妻的に生きようとしてないおばあちゃんや私を見ると、イライラしてキレるのかもしれません。
良妻賢母になるためには守らないといけないルールが多いようですが、お母さんの同世代の女性は同じような呪いに苦しめられていないのでしょうか?
■今後どうするか
おばあちゃんの健康を守るのは最低限できるように、高齢者福祉の窓口にといあわせてみます。
それでも何も良い回答がなければコチラのNPOを頼るつもりです。
▽NPO法人 Humanity
http://www.npo-humanity.org/
主に、加害者へのカウンセリングがメインで活動している団体で、ストーカーを中心に人間関係のトラブル解決に20年も尽力されているカウンセラーの先生がいるそう。
自治体よりは根本的な解決を目指してやってくれると私のフェミニストな友人が教えてくれました。ありがとう、わっきー!!
そんなこんなで先行きは長そうですが、プロジェクトスタートです。このnoteを読んでくださった方で、なにか有力な情報をご存知でしたら教えてください。
今日はここまでです。最後まで読んでくださってありがとうございます!
ではまた明日!ばいばい!!
まりあさん
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