恥ずかしげもなく愛について語ろう〜第52回『ちょっとしたことで大切にされる女報われない女』黒川伊保子

今日はまたまた人工知能の研究家、男女脳、
男と女の違いの大家である黒川伊保子さんの本。

黒川先生の本は、男女の違いを学ぶ上で、
私にとってのバイブルとなっております！

こんなにわかりやすく納得感のある説明は
なかなか見当たらないからです。

今回の本もとても読みやすいですし、
「男と女のすれ違いがなくなる本」と言えます。

必ず一度は読んでおいた方が良いオススメの一冊です。

最強のフレーズ「気づいてあげられなくてごめんね」

女性が男性から言われて、しばしば傷つくことが
「言ってくれればやったのに」
と言われること。

私も昔はそうでした。
なんだか自分が情けない気持ちにさせられました。

だから、私が女性の皆さんに伝えていることは、
　
「きちんと自分の気持ち、やってほしいことを伝えること」
　
ということなのです。
　

相手を変えるより、自分の考え方や行動を変えることで
物事がスムーズに進むからです。

　
ただ、逆に男性に対してのアドバイスで
的確なものが見当たりませんでした。

ところがここで、適切な言葉を学ぶことができました。

それが

「気づいてあげられなくてごめんね」

なのです。

女性ばかりに変わることを求めるのは、
フェアではありませんでしたものね！

女性は自分が察する天才なので、
大切に思うこと＝察してあげること、
だと思っています。

したがって、女性は相手が
「察してくれないこと」に傷つくのです。

これ、本当に自分にも当てはまることでした。
大切に思う人だからこそ、
先回りして考えて、気づいてしまう、察してしまう。

でも、それが取り越し苦労や無駄な
自己満足に終わることもありました。

だから、私は
「言われていないことなのに先回りして、
配慮してあげる」
という考えはやめることにしたんです。

今でこそ、「大雑把で乱暴者、共感力低い鈍感」
と見せることがあるのですが

一周回って、自分をがっかりさせない、
疲れさせないために自分を守る術
なのでした。

もしパートナーが
「大丈夫？今日は疲れてるみたいだね、僕が夕飯作ろうか？」
と言ってくれさえすれば、
「いいのよ、大丈夫」と答えるところを、

何も気がつかずに、のうのうとテレビなんか見てるから
「どうして私だけ？」と腹が立つことになるわけです。

これって、まさに典型的な女性の特徴
ではありませんか？

男性にとっては、辛いシチュエーションですよね。

そりゃ〜
「だったら、言ってくれればいいのに」
となりますよね。

でも、そこで一呼吸おいて、
浮かんできた言葉を一旦脇に置き、

「気づいてあげられなくてごめんね」

すっと言えたら、女性の気持ちは落ち着くのです。

これは素敵な言葉ですよね。

何度も言って、トレーニングしておく
くらいでちょうど良いかもしれません。

そのうちに、ああ、ここで彼女は
こういう気遣いを望んでいるんだと
わかる日が来るでしょうね。

運命の人と出会うために大切なこと

発情するもの同士は、性格が合わないんですよ。
イラっとしたり、むかっとしたりする相手にしか、
発情でいないことになっているのです。
面白いですね。

だから
「あの人ってムカつくことばかり仕掛けて来る」
「どうしていつもカチンと来ることばかり言うの」
と思う相手がいたとしたら、
逆に「脈がある」と言うことなのです。

とっさの判断が食い違うので、
「なぜ今これを言う？」
「って言うか、何考えているの？」
などの相性が最悪の相手に
惚れることになっているのです。

これ、思い当たる人もいるのではないでしょうか？

私自身も、会社員時代に男性社員からよく言われました。

「最初、なんだこの生意気な女は！偉そうに言いやがって！と思ってたんだ。」と。

でも、そうやってムカつくやつだなと思いながらも、
気になってきたそうです。

本当に面白い現象ですね。

さらに面白いのは、
「愛し合うもの同士の”エアコン適正温度”は一致しないようにできている」説です。

暑さに強い人と、寒さに強い人がつがって遺伝子を残せれば、地球が温暖化しようと寒冷化しようと子孫はのコツということらしいのです。

まさにうちの夫婦もしょっちゅう、
エアコンのリモコンの争奪戦が繰り広げられています。

だから、「こんなに寒いのに気遣ってくれない」
と思っても意味がないというのは納得ですよね。

運命の相手を探すコツは、まず「性格や相性を探らない」ということ。

キスしてみたい、触ってみたいーーーそんな風に思えるかが大切。
つまり決め手は感覚的なものしかありません。

これは知っているのと、知らないのとでは、
全くパートナー探しは変わってきますね。

男女の違い、男性心理と女性心理を学ぶことは、
必須教科だと思うのは、これが理由です。

それでは、今宵はこの辺で失礼致します。。。

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