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【カナダワーホリ】8月のふりかえり~物語の終わりと始まり~

noteに訪問いただきありがとうございます。2021年9月現在、カナダで4ヶ国目のワーキングホリデーをしているMari(@Mariiiabroad)です。自己紹介はこちら↓

さて、前回の更新から2週間ほど空きました。実は8月の終わりから9月の頭にかけて旅行に行っておりました。本来でしたら週間日記と月間日記を分けて執筆していますが、今回は8月のまとめとして、この1ヶ月を振り返っていこうと思います。よろしければお付き合いください。

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1.突然やってきた歯痛

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旅行に行く予定日の数日前、突然歯が痛くなった。急きょあちこち歯医者に電話をかけまくり、翌日アポイントメントを撮って検査してもらった。実は2年前、イギリスのロンドンでワーホリ(YMS)をしている際に同様のことが起こった。単なる虫歯かと思いきや、その場で"Root canal(根管治療)"をする必要があると言われ、緊急処置をしてもらった。今回、同じ歯に同じ痛みを感じたため、なんとなくどうなるかは予想がついた。

仕事を休み、歯医者へ行くと「root canalのやり直しが必要ね」と言われた。行った歯医者でも処置はできるが、どうせなら専門医にきちんとやってもらう方がいいということで、紹介状を書いてもらった。

数日後、専門医で改めて問診とX線を撮られる。

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問診してくれた女性と担当医は別の人だったのだが、担当医がドラマに出てくるようなクソイケメンwでビビッてしまった(笑)専門用語が多く分からないことも多かったが、2年前の根管治療は上手くいっていて”Beautifully done"だそうな。ただ、私の場合治療すべき部位がまだ残っていて、そこに炎症が起こってしまったそうだ。インプラントは免れたが、カウンセリング代としてCA$150を撮られ、数週間後の治療時にはさらに$1500ほど払うこととなった。痛い出費ではあるが、背に腹は代えられない。

日本に一時帰国して、保険適用なしで治療してもらおうかとすら思ったが、カナダ(BC州)から帰国した場合にホテル隔離3日間が必要なのと、合計2週間は自由に外へ出られないこと、そしてその間働けず収入がなくなることを考慮に入れて、カナダで治療してもらうことにした。当初は痛みが強く旅行も断念しかけたが、抗生物質を処方してもらうことにより、数日後にはピタっと痛みがなくなった。


2.水瓶座満月

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8月の中旬ごろ、歯の痛みが起こるちょっと前ぐらいから、心がスース―する感じがした。ホルモンバランスのせいか、ベースメントで陽の光が当たっていないせいなのか、はたまた先の見えない繰り返しの毎日のせいなのか・・・。おそらく"A bit of everything”といったところだろう。私の雇用主はとても私のことを大切にしてくれてありがたい。Kidsもなついてくれている。だけど、心の拠り所となる存在がいなくて寂しくなることがある。

「誰かに頼る前に、自分に頼ろう」そう思い、8月は本を読むように意識した。旅行もあって読み終える前に返却したが、今回は3冊の本を図書館で借りてみた。

1.Heal
2.Judgement Detox
3.Loving kindness

複数の本を同時に読むことはあまりないので、少し混乱しながらの読書であったが、久々に英語の本が読めて嬉しい。満月には、普段がんばっている自分にご褒美を。

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スーパーでアルコールの入ったワインが売ってなかったので、普通のぶどうジュース的なノンアルワインを。

Kidsが泣きわめいて精神的にキツい日が何日が続き、自分を労わることにした。原因は、両親が昼を食べさせてから夕飯まで何も口に入れずお腹が空いていたからだと分かり、ガックリしてしまったのだが_| ̄|○もちろん人によるが、得てしてカナダ人はEasy goingの人たちが多い。言い換えれば、ちょっとテキトーなのである。(だいたいおやつの時間と内容を指定するファミリーが今まで多かったが、今回のファミリーはスケジュールらしいスケジュールがない)

ちょっと出口の見えないトンネルにいるような気分になっていた時、友達と会う事でリフレッシュできた。


3.週末は友人と外出

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歯痛が起こる少し前、仲良くしている友人夫婦とランチをして散歩をした。
彼らはもう永住権をとっていて、キャリアを築いているところだ。今回もお家にお邪魔して、美味しいチャイをいただいた。

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2人ともとてもいい人たち。持つべきものは友達だ。ホリデー後に会う事を約束してこの日は別れた。


4.ワーホリのその後

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ワーホリビザが切れるまで残り2ヶ月を切った。現時点では、私の雇用主がビザをスポンサーしてくれることになっている。8月の終わりに、彼らが雇っている移民コンサルから連絡があり、「今週アプリケーションの申請をする」という連絡があった。詳しい手続きは私もよく分かっていないが、上手くいけば9月中にでも承認される予定である。ビザが切れる10月の終わりまでにワークビザの申請をすれば、承認されるまでの間もワーホリの効力が適用されるはずなので、カナダで合法に働くことができる。

いずれにせよ、今は事の成り行きを見守る他ない。
ホリデーから戻ってきて、kidsが私のことを忘れて言う事を全く聞かなかったらどうしよう、とも思ったが、杞憂のようだった。

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2人とも笑顔で迎えてくれて、ちゃんと言うことも聞いてくれた。
一時期は歯のこともあってどうしようかと思ったけど、kidsの両親も祖父母も本当によくしてくれていて、異国の地で頼れる人がいるありがたみを感じている。もちろん楽なことばかりじゃないし、地味な日々の積み重ねが必要なわけだが、この家族の元でなら続けていけると思っている。

ただし、これからの季節は晴れの日も少なくなっていき、ベースメントでの一人暮らしはちょっと辛くなってくるかもしれない。シェアハウスへの引越しも視野に入れるかもしれない。今のところは保留だ。


5.10ヶ月ぶりの旅行

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ニュージーランドの南島を旅行した2020年10月を最後に、1週間以上の長期旅行をするのは今回が初めて。カナダに来てからというものパンデミックがあり、BC州から出たことがなかった。

今回、アメリカ在住の友人が数千キロ(!)運転してカナダまでやって来るということで、ドライブ旅行が実現した。長くなるのでまた別の記事を書こうと思うが、おかげ様で充実した1週間を送ることができた。

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アルバータ州、ロッキー山脈で有名なバンフエリアでハイキングをしてきた。私は基本一人旅をすることが多いので、誰かと一緒にこれだけ長い時間旅をするのはあまりない。

実現できるかどうか不安な旅だったけど、思いきって行ってみてよかった。
旅行することで、日常のありがたみが分かるし、視野も広がって自分らしさを取り戻すこともできる。働き始めたばかりの私にホリデー取得を許可してくれた雇用主にも感謝だ。

また詳しくは別記事やYouTubeでも更新しようと思う。気長に待っていただければと思う。


6.おわりに


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私の8月の目標は、『高い波動をまとう』だった。具体的には、建設的で前向きな思考や感情でいるということ。色々なことが日常で起こる中で、常に心を安定した状態に保つのは難しい。先が読めない不安な気持ちだったり、「一体自分にこれは越えられるんだろうか」という弱気な気持ちがなかったわけではない。

瞑想や読書は軸をブレないようにする訓練にはなってくれても、実際に自分の土台を作るためには日々の1つ1つの問題をクリアしていくしかないのだ。心が裂かれるようなことも、先へ進む理由が分からないようなこともある。そんな時こそ、話に耳を傾けてくれる人たちの存在を思い知る。

日本にいる時、自分はまるで世界に一人ぼっちなような気がしていた。おごりだが、自分は自分の力で生きているような気になっていた。海外にいて、自分の思い通りにいかないことも多く、そんな生活を5年近く続けていたら、自分は生きているのではなく「生かされている」んだと思い知った。

ちなみに、たまたま今月は主人公が病気を抱えている映画を観ることがあった。

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歯の問題が起こる前に観ていたんだけど、改めて健康でいることの大切さについて考えさせられた。同時に、人生後悔しないでやりたいことをやって最後を迎えたいとも思った。

自分の中で、ひとつ大きな結論が出たことがあって、受け入れるのには勇気が要ることだったけれど、モヤモヤしたまま過ごすよりは結論が出たことにより前に進めるので良かったと思っている。大切なものを手放すのは怖いし、自分の一部を失ったような気さえするけれど、新しい何かを得るためにはまず手放すことが大切だ。頭では分かっていても、それを行動に移すのは簡単なことではない。

辛い時にはその感情とちゃんと向き合って味わうことが大切だと思っている。そうすることで、人間としても成長できるし、本当に自分が欲しいものを手にした時の喜びも増すのだろう。

8月は、夏の終わりと共に1つの物語が幕を閉じたような区切りとなった。久々にした旅行が、素敵な思い出づくりに一躍かってくれたのは間違いない。

最後に、どこかで見つけたQuotoで今回の記事を終わりにしようと思う。

"Where your energy lies, or where your frequency is at, is what you attract in your existance."

(あなたが現実に引き寄せるものは、あなたがどんなエネルギーを放っているか、また、あなたがどんな波動でいるかで決まる)


最後までお読みいただきありがとうございました。素敵な1ヶ月をお過ごしください。

2021年9月3日
カナダ(バンクーバー)より

Mari


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