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カナダワーホリ9月②日常に戻って

こんにちは、カナダでワーキングホリデー中のMariです。

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さて、9月に入ってから初めての週刊日記となります。8月下旬から9月上旬にかけて、アルバータ州バンフに旅行に行っておりました。そのため、9月1週目の週刊日記は割愛しております。

バンフの日記(執筆中)はこちら

カナダでは、地域によってタイムラインに差はあるものの「ワクチンパスポート」の導入がされたり、9月7日から観光ビザでの入国が許可になったり、ワーホリのジョブオファー縛りが消えたり、大きな動きがありました。

私はというと、ホリデーが明け、いつもの日常に戻りました。雇用主がワークビザのサポートの準備をしてくれており、私の方でも彼らが雇った移民コンサルに用意する必要書類を聞いて、仕事が終わってからその準備に時間をかけたりしました。ワーホリビザが切れるまで2ヶ月を切ったのです。

今週のテーマは『生活リズムを取り戻す』でした。そんな9月4日から9月12日までの8日間を写真とともに振り返っていきます。

前回の週刊日記はこちら

今週の全体像

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-ビザ申請に向けての書類準備
-銀行にボーナス$300について電話催促
-パスポートの更新
-ハイキングでSquamishへ
-Jazzライブへ2日連続行ってきた
-雇用主から、来週はもう10時間働けないかと打診された
-日によって、感情の起伏があった
-数ヶ月ぶりにNetflixに加入
-数ヶ月ぶりに日本のドラマの視聴
-Zumbaで汗を流した
-今後の旅行に向けて思いをはせた
-週末は友達とHang out
-デートアプリ使用の再開

1.生活リズムを取り戻す

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1週間のホリデーを終え、普段の生活に戻ること自体は苦ではなかった。だが、あることをきっかけにメンタルが少し落ちていた。英語では"I am feeling down”などというが、要は落ち込むことがあったのだ。ここでは詳しく述べないが、体と同様に心もケアも大切だと思っている。そのため、今週の目標を「生活リズムを取り戻す」にした。

ホリデーが水曜始まりだったので、帳尻を合わせるために今週は土日の出勤からスタートした。月曜は Labour Dayで祝日だったため、ハイキングに行くことにした。

2.ハイキングへ

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ウィスラーとバンクーバーの間にSquamish(スクオミッシュ)という町がある。ウィスラーに住んでいる時に行けなかったので、ハイキンググループに参加することに。車のない私は、朝6時すぎに家を出て、Pick upしてもらえる場所へと向かった。

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ハイキングはこんな上級者向けのトレイルで、こんな岩場やロープを使って登る上級者向け。そうとは知らない私は、最後尾を「ファイト一発!」と自分を奮起させながらなんとかついていった。参加者は4名。ゴンドラもあるが、歩いて登って3時間かかった。

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頂上にはサスペンションブリッジがあり、向こうまでは行かなかったが写真をパチリ。

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キレイだけど、バンフの後なので目が肥えてしまっている。

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一緒にハイキングした仲間とパチリ。

Distance: 7.5 km one way
Estimated time: 3 - 5 hours
Elevation Gain: 918 m

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ハードだったけど、バンクーバーとは対照的に晴れだったスクオミッシュ。歩いている間は余計なことを考えなくて済んだので、いい気分転換となった。

3.Jazzライブへ

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パンデミックが起こってから初のコンサートに行ってきた。Jazzは正直そんなに聴かないのだけど、ホリデー前に適当に見つけたイベントがこれだったので行ってきた。

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1日目は1時間、2日目は2時間。2日目のゴスペルがとても素晴らしく、胸に響いた。落ち込んだ心に栄養が与えられた。チケットを買っておいて良かった。歌ももちろんだけど、曲間のMCの言葉が胸にしみた。

4.また恋をしよう

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最後にデートをしたのは1ヶ月前くらいだろうか。その後はホリデーもあったので、誰ともメッセージのやり取りをしていなかった。けれど、やっぱり恋がしたいと旅を終えて改めて思った。人生は一人じゃつまらない。そんなわけで、デートアプリを再ダウンロードしてみた。いつまで飽きずに続けられるか分からないけど、いい出会いがあるといいな。

ふと思いついて、浜崎あゆみのデビュー前後の物語をつづった「M-愛すべき人がいてー」のドラマ見ることにした。ちょっとなんというか・・・ドラマとしては色々とコメディ色が強くて、「え・・・」って部分も多かったけど、夕飯後に一気に見終えた。平成の歌姫のデビュー秘話を知れたのは、当時のあゆブームを目の当たりにしていた一個人として興味深かった。


5.パスポートの更新

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オーストラリア、イギリス、ニュージーランド、カナダと4ヶ国のワーキングホリデーを共にしてきたパスポートを更新した。これからビザを切り替えるにあたって、残りが1年以上あるものが必要になるからだ。10年用はCA$200だった。ホリデー前に申請して、1週間くらいで用意ができていた。有効期限は2031年まで。数字だけ見てもかなり遠くの話のようで正直ピンと来ない。これからの10年、どんな場所を一緒に旅していくのだろう。

6.ビザ申請の書類準備

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私の雇用主が私のワークビザをスポンサーするためには、LMIAというものが必要となる。彼らが雇った移民コンサルがその申請を間もなくするということで、LMIA承認後に必要となる書類は何か聞いてみた。幸い私はカナダに来てから少しずつ書類を集めていたので問題なかったのだが、中には「これ、用意するのに数ヶ月かかるよな。もっと早く言って欲しいよね。」というものもあった。

今まで集めた書類以外にも、あたらめて、ワーホリを申請した時になんて申請したかなど、記録を眺めながら必要な情報を集めて入力していった。今朝雇用主に進捗を聞いたら、数日前に申請を終えたらしい。待ち時間はオフィシャルの発表では16日ほどだとか。今月中に無事に承認がおりてくれるといいのだけど、こればかりは私の方では何もできないので、祈るだけだ。


7.友人と食べた日本食

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私の家に近くはこれといって特に見どころがない。チェーン店のカフェがあるのと、スーパーがあるのと、外食できるレストランが数件あるだけだ。土曜日、平日の朝休みをもらった振替えで朝だけ働いて、家でゆったりした後、友人から連絡があった。元々仕事の予定だったらしいが、急きょ予定が空いたので、バスに乗って1時間して会いに来てくれると。

雨の中来てくれた友人夫婦。いつも自転車で通りかかっていた日本食レストランへ行くことに。

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巻き寿司以外の寿司は初めてだと友人夫婦。口に合ったようでよかった。韓国系のジャパレスで、サーバーをしている店員さんはみな英語ネイティブだった。お腹も膨れたところで、近くのPubへ。

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前に一度だけ来たことがあるこのPub.初めて2階席に案内してもらった。

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周りの声がだいぶ大きくて声がまともに聞こえなかったけど(汗)、数週間ぶりに友達と会えて色々話せてよかった。

8.久々のダウンタウン

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日本人の友人と1ヶ月以上ぶりに再会した日曜日。昼過ぎにカフェに行ってランチをした。

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私はクロワッサンとフラットホワイトをいただいた。

その後、海沿いを散歩。

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これだけ見るとオークランドみたい。

友人と近況報告。といっても、ちょくちょく話しているのでこれといって話すことはないのだけど。恋愛の話、仕事の話、最近の交友関係とかそんな感じ。9月に入ってバンクーバーは、「あぁ、夏が終わったなぁ」と寂しくなるようなどんよりした天気の日も多くなったけど、この日は最後のプレゼントのように晴れてくれた。

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雇用主の車が使えたオークランド時代と違って、今の雇用主は私が使っていい車がない。バスと電車を乗り継いで、ダウンタウンまで1時間半かかるのがちょっとマイナスポイントだ。

歩いていて喉が渇いたので、どこかパティオで飲み物を飲むことに。
たまたま見つけたレストランがハッピーアワーをやっていた。

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あまりやる気のない店員に「テラスは空いてない」と言われたけど、店内に入って3分で空いたので移動させてもらった。

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私はお酒があまり飲めないので、モクテル(アルコールの入っていないカクテル)をいただいた。一人$5とお買い得。1つ$3の牡蠣も4つ頼んで、それでも税金とチップ入れて一人$11くらい。

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ガラス越しに富裕層がヨットを楽しむ様子が見えたり。フレンドリーな子どもがヨットから手を振ってくれたり。素敵な時間だ。

レストランを後にし、5時すぎに友人とはお別れ。片道もう1時間半かけて家へと帰宅する。週末くらいしか移動で公共交通機関を使わないので、時間のつぶし方に困る。とりあえずひたすら音楽を聴いて時間をやり過ごす。

バンクーバーはダウンタウンに住む以外は車があった方が絶対いい。電車とバスはかなり大回りするので、東京のように最短で行きたい所へ行けない。


おわりに

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今の職場で働き始めて2ヶ月半が経った。彼らはベースメントからグランドフロアと2階に引越して、その片づけで毎日忙しそうだ。Kidsと会うのも1週間以上ぶりだったので、忘れられてないか不安だったが、2人ともちゃんとモーニングルーティンを覚えてくれていた。

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最初はあんなに行くのが嫌だと泣かれた公園も、今では"Let's go to the playground!!"と急かされるようになった(笑)

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上の子は感情の起伏が激しく、ちょっと手をつけられない時もあるけど、カナダ人の両親と話してちゃんとサポートしてもらっている。下の子は誰にでもなつくので面倒みやすい。

一応、今のところ当初のプラン通り進んでいるけれど、時々ふと、「私なにしてるんだろう?」と思うことがある。人の子の面倒をみるのでなく、自分の子の面倒がみたいな、と。要は、家族がほしいのだ。

そもそも、カナダの永住権を目指すのはいいけども、そんなにカナダ(バンクーバー)を好きになっていない自分がいる。もちろん、パンデミックだったり住んでいる場所でイベントが少なくて友達が作りにくいのもあるんだろうけど、正直カナダじゃなくてもなぁ、というのはある。

今、貴重なこの1年2年を使って、毎日代り映えのない仕事を続けていくことに疑問を感じている。「永住権がとれると割り切れば」と言われることもあるが、その永住権が喉から手が出るほど欲しいわけじゃないのだ。そんなことを友達と話していたら、「やっぱりオーストラリアだよね」という結論に辿りつく。こればかりは個人差があるが、私もオーストラリアが好きだった。もしかしたら、カナダと相性がよくないのかもしれない。(ハワイもいいなーとか思ってしまう今日この頃。)とはいえ、今から学生ビザでカレッジに行って就職して・・・なんてとても長すぎてやってらんない。

今は時期的にもカナダが狙い目なのは間違いない。ただ、今の生活にワクワクしていない自分がいる。そうなると、一度リセットしたい衝動に駆られるのだが、ここは冷静に様子見でいこうと思う。仕事は単調であまりやりがいを感じないけど、雇用主がよくしてくれているし、何より家賃が無料なのは大きい。東京で派遣社員しながら家賃払って節約してお金を貯めていた頃は想像できなかったが、今の暮らしは無理なく貯金もできる。もちろん、いいことばかりじゃないけど、今ある状況に感謝して生きたいと思っている。

9月は様子をみて、10月にビザの申請をして、その成り行きを見守りながら決めようかと思っている。理想は今のベースメントから引越して、友人と家賃を折半して広々と日当たりよく、職場へもバス1本で行けるような場所へ住むことだ。あとは、平日の夕方の時間をもっと充実させること。

5時に仕事を終えて家に直帰したら、そこから一歩も出ない。以前はチョクチョク友人とビデオチャットしたり、オンラインのセミナーに参加したりしていたけど、ここ2ヶ月くらいは家で一人静かに過ごすことが多い。以前は大学の課題とかもあったし、YouTubeの編集で忙しくしてたけど、今は正直どう過ごしているのか思い出せない。何か新しいことを始めるのもいいかもしれない。やっぱり、日々のワクワクや楽しみがなかったら人生はつまらないと思うから。

最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさん素敵な1週間をお過ごしください。

2021年9月13日
カナダ(バンクーバー)より

Mari

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