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安心安定のド定番手土産3選

人を訪ねたりするときに手土産を持っていく、という人が今の時代どのくらいいるのかわかりませんが、私は、手土産を持っていくのが好きです。

どこかに旅行に行ったお土産でもなく、なにかの理由がついた贈り物でもない手土産というのは、改めて考えると、なかなか選ぶのがむずかしい。

その人との関係性にもよりますが、相手に負担にならない程度のもので、かつ万人受けするもの、そして賞味期限があるていど確保されたお菓子、というのが私が手土産を選ぶときの基準です。さらに言えば、普段じぶんでは買わないけれど、もらうとうれしいようなちょっと気の利いたものなら、なおよろしい。

と、じぶんで選択肢をせばめていて、選ぶのに時間がかかったり、結局みつからずに妥協したりをするうちに、予めいくつか決めておけばいいのだということに気づきました(あたりまえっちゃ、あたりまえ)。いわゆる「my定番」です。いろいろありますが、今回は安心安定の3つをご紹介します。

ヨックモック シガール

このお菓子がきらいなひとに出会ったことがない、といっても過言ではないと個人的に思っている銘菓。私はこのお菓子が子供のころから大好きで、これを持ってきてくれるひとは無条件でいい人でした。そして、姉といつも争奪戦を繰り広げてました。昭和の時代は、この缶を再利用している家庭も多かったですね。うちは裁縫道具が入っていました。「シガールだ!」と開いたときに、中身が違ったときの絶望感といったらなかったです。相手の家庭に合わせて入数や、季節限定の味があるものうれしい。缶がかわいいのもぐっときます。

両口屋是清 旅まくら

.私は愛知県に住んでいるので、幼いころから両口屋是清さんにはたいへんお世話になっています。私の大叔母がお茶の先生だったこともあって、そこでしばしば食べていました。お抹茶や煎茶はもちろん、コーヒーや紅茶にも合います。日にちが経ってちょっとかたくなったものを、火鉢(大叔母のお寺にあった)で軽くあぶって食べるのが好きでした。程よい大きさと品の良さで、県外の方に持っていくととても喜ばれます。あんこが苦手な方には干菓子の「二人静」もおすすめ。こちらは年配の方に持っていくと、「お主なかなかやるな」と株があがることうけあいです。

坂角総本舖 さくさく日記

「ゆかり」といえば、名古屋土産のド定番えびせんですが、坂角総本舖さんのミニサイズのえびせんべいがこちらの「さくさく日記」。エビの他にホタテもあります。甘いものが苦手な方がいるときはこちらを持っていくことが多いです。見た目を気にしない場合は、袋入の「ゆかり」も持っていきますね。余談ですが、東京に住む姉はいつも職場に名古屋限定「ゆかり黄金缶」を買って帰ります。あの缶はその後どうなっているんだろう…。

ということで、私の安心安定のド定番手土産3選をご紹介しました。ほかにももうちょっと気合を入れたとき用とかもあるので、いつかご紹介できたらな。と思います。うーん、とりあえずどれでもいいから食べたくなってきたぞ。

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