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コロナの前と今で変わったこと #NoteDay6

先日、周りの友人を集めて、これからの経済を考える会をZoomで実施した。

参加者は、主に同世代から+10歳ぐらいの仲間で、スポーツ分野での経営、自動車販売の経営、書店の新規事業、メガバンク、保育所経営、弁護士、ホテル経営などで、多様な顔ぶれだった。

出入り自由で、ゆるっと開催しようと言う感じで、タイトルは堅苦しかったものの、それぞれの立場から見る状況や今後の見通しを共有して、とても興味深い3時間の会になった。

『コロナで大きく影響受けているんじゃないの?』
海外に関わる事業をしているAALTOに、たくさんの方々から心配の声をいただいていたので、コロナの前と今で変わったことをまとめようと思う。

結論から言うと、
売上として影響は受けたものの、
本筋の仕事はそのままで、働き方も大きく変わっていない。

むしろ、本筋ではないと思っていた仕事がなくなって、
やりたかった仕事に集中できるようになってきた。

そして、今どうしていいか困っている企業に対して、足軽さを活かして、とにかく動き、相談に応えることに徹した。

具体的に、AALTOでコロナの前と今で何が変わったかについて、まとめてみた。

年間でのグローバルPRコンサルティング(技術の会社向け)
今まで通り→もっと時間が割けるようになる
グローバルを対象とし、技術の各業界における戦略の担当をしているため、危機対応と、海外展示会の中止によって別の戦略への切り替えを遂行する業務に変わった。

広告関係予算が大きく削減される中、全てのクライアントが
「AALTOと実施してきた活動は、重要なものであり、絶やしたくない」
と継続を守ってくださった。

私たちのクライアントは、京都、大阪、名古屋の技術企業がメインで、それぞれの分野で技術の可能性を感じているので、ここに時間がもっと割けるようになったことは嬉しい。急速に変わる業界について知識を深める時間もでき、業界記者とZoomで情報交換をする時間がもっと増えた。


グローバルPRプラットフォームの提供
販売→危機管理下での相談対応へ
ステイホームでも、説明責任としての広報は重要だ。できる限り、グローバルでの説明責任を果たすことのお手伝いをできるようにと動いた。

この3月〜5月は、メディア向けだけではなく、企業の顧客への危機下での情報提供、プラットフォームを通してできることは何か?、海外の企業はどう情報発信している?、危機管理状況の海外広報は?など、様々な相談に対応した。

ちなみに、今は、メディア向けよりも、顧客向けの情報発信が増加し、ステイホームの影響か、全体的に発信したコンテンツの開封率や回数が大きくが上がっている。メディア向けで言うと、業界の未来や方向性を示すニュースは、海外業界メディアから執筆が出ている。

イベント系の単発仕事
時々実施→なくなる
最近は自社で受けずに、他の会社へ紹介していたので、大きな影響はない。
年間、中長期の継続的な取り組みの一部であれば関わる意義はあると思って受けていたが、もともと単発的な取り組みは得意でもないし、好きでもないので、注力はしていなかった。

グローバル向けのコンテンツ制作
時々ある→相談増える
国際展示会が中止になったこともあり、オンラインで顧客関係維持の取り組みで、何かできないか、という流れで相談が増える。そして新しい取材や動画撮影が実施しにくく、既存の情報で外に出ていないものをまとめ直して展開する、その展開先はどこにすればいいかなどの相談が中心。

そして、働きかたなど。

働きかた
もともとリモートワークだったので、あまり変わらず。
海外の記者やクライアントともウェブ会議で定例会を実施している。
海外記者とのウェブ会議のリクエストや情報提供依頼が増えた。
(みんな話したいし、日本企業の状況が知りたいらしい)

チーム
驚くことに、AALTOを手伝いたいという知り合いからの連絡が多くあった。
「そろそろ引退なのだが、自分の知見が活かせないかと」
「今の仕事は続けるが、会社では活かせない興味とスキルがあって、AALTOの力になれると思う」
「コロナを機にもっと意義を感じられることをしたくて、AALTOの仲間に入れてくれないか」
と、日本、アメリカ、フランス、ドイツなどから、主に技術の知見や、業界のネットワークを持った人からの連絡がこれまでに20件超あった。それも、年齢層も、私よりずっと上の、技術系やマネジメントの方々からだった。

それぞれ皆、数年仲良くしている人々なのではあるが、話を聞いてみると、
経済的な厳しい状況や、生き方の見直しが、大きく影響したという。

AALTOでは、今、15カ国ほどにまたがって、
業界の事情通や、技術ライティング、レポーティング、海外言語でのリサーチなど、様々な立場で、一緒に仕事をしている仲間がいる。

それぞれ責任を持ってできることがあれば、
何かできる可能性があって、
ますます多様なチームになる気がしている。

語学学習
言い訳しがちな語学学習→言い訳無用
オンラインでのフランス語学習を、月に30時間、地道に続けている。
毎日ステイホームなので、レッスンをサボるなど許されない。

今年中に「英語ではなく、フランス語で話せるようになれるよね?」という
無謀なプレッシャーを受けている。また語学学習の苦労に関しては、記事で共有するつもり。

時間外の交流
対面飲み会→Zoom飲み会、友人広がる
お酒は飲まないが、テーマと人が面白そうなZoom飲み会には参加したり、企画している。ロックダウンが強めの国の仲間は退屈していて、
通なテーマでそれぞれの友人も呼んで、2時間ぐらい話すなどで、新しい友達もできた。この際だから、合いそうな人を繋いでいこうと思う。
Zoom飲みのお誘いも歓迎。

これから、さらに、コロナの影響が出てくると見ているけれど、
今のところは、このような感じで、しばらくは、危機対応サポートに走ることになりそうだ。


コロナの影響で、物理的なソーシャルディスタンスは、
人と人の心の間にも距離を作るのだろうか。

いや、むしろ、
新しい方法でも、繋がって、助けあって、笑いあえる関係で
あってほしいと願う。


せっかくのステイホームなので、もう少し頻繁に執筆してみようかな。

引き続き、思ったことを自由に綴っていきたい。

🙏


写真は、出張先のタイにて。
ソーシャルディスタンス、体温計測が至る所で実施されています。


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