見出し画像

「WHO AM I 香取慎吾 個展 SHINGO KATORI JAPAN TOUR」(金沢21世紀美術館)に行ってきた

慎吾ちゃんの個展を金沢で観てきました。


金沢旅行を計画した時、慎吾ちゃんの個展を金沢でやっていることを偶然知り、行こうかなぁと思いました。別に慎吾ちゃんのファンというわけではありませんが(失礼!)、こんな機会でないと、慎吾ちゃんの作品を直接観る機会はないだろうし、少なくとも東京で観るよりは空いていると思って。

とはいえ、最初から必ず行くと決めていたわけではなく、お天気を含め、その時の状況次第ということにしていたのですが、結局行きました。

まずは館内のカフェレストラン"FUSION21"で腹ごしらえ。

ハンバーグカレー

正確には「本日のライス」です。この量で1,850円はないだろうという感じですが、まぁ美味しかったことは美味しかったです。場所代ですね。ランチタイムはやはり、ビュッフェ付きのメニューの方が、結局お得かもしれない。11時から14時のランチタイムを外せば、もう少しお手頃なメニューもあります。


ともあれ、まずはチケット購入。何でも、会期後半に入ってチケットの図柄が変わったそうだし、ポストカードも頂けました。なんと、来館者2万人突破だそうです。

チケットとポストカード

ポストカードは「芸術の秋!in金沢」キャンペーンの一環だったようです。


さて、個展会場に突入です。まずは1階の「闇」の作品から。

会場自体が迷路のようになっていて、もしかしたら全部観ずに、うっかり出てしまう人もいるかもという感じ。

作品はというと、思っていたより格段にレベルが高く、驚きました。ものすごく緻密な作品が多く、正直狂気に近いものを感じました。くろうさぎを描いた大きな作品にはもこもこした毛が使われていて、何の毛だろうなと思っていたら、地下1階の「光」の会場で上映されていた映像で、慎吾ちゃん自身の10年分の髪の毛であることが判明しました。人というより、動物の毛っぽい感じだったんですけどね。

映像でもやっていましたが、作品作成に際し、絵の具のチューブから直接絞り出して使うなど、画材の使い方が贅沢です。お金があるから、そんなことができるんだよ、と、ちょっと反感に近いものをおぼえますが、一方で自分の髪の毛を使ったり、段ボールに描いたりするなど、節約志向(?)的な部分もあったりします。

あと驚いたのは、ものすごくいろいろなタイプの作品があったこと。画と立体があるだけではなく、画自体がいかにも慎吾ちゃん風のポップな感じのものだけではなく、ゴッホ風のものあり、印象派風のものあり、様々なのです。一人の人が、なぜあんなに様々なタイプの作品を生み出せるのでしょう?

最後の部屋だけは、写真撮影可でした。


in金沢


福助ちゃん

これ、結構好きです。


推し活

スマップのメンバーカラーが使われていますね。


くろうさぎ


正直行く前は、2,000円は高いと思っていたのですが、クオリティも量もすごかったので、結果的には安いくらいかもしれません。芸能人の展覧会、という意識でとらえるのは、少なくとも間違いです。


通りのバナー



記事の内容が、お役に立てれば幸いです。頂いたサポートは、記事を書くための書籍の購入代や映画のチケット代などの軍資金として、ありがたく使わせていただきます。