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具体と抽象のデザイン思考
こんなツイートから考えたこと。
真の頭のよさは、具体と抽象の行き来できる幅と速さです。
— 川原 卓巳|Takumi Kawahara (@takumikawahara) October 24, 2022
仕事でサービスやプログラムのアイディア出し・ブレストなどを行うことがあるのだが、アイディアがどんどん出てくるような思考がめっちゃ冴えてる時とそうじゃない時のギャップは何だろうとずっと考えていて。このツイートを目にした時「具体と抽象」というキーワードがそれをしっくり説明しているような気がした。
私が「冴えている」と感じるのは、具体的なアイディアについて話し合っているときだなあと。逆に調子が悪いなというときは、抽象的な思考が求められる時だ。これに気づいてから、私の思考法はまだまだだなと思った。
「まだまだだな」と思うのは、抽象の方が、具体より高いレベルの思考が求められると考えるからだ。
具体的な議論をする場合、前提条件や文脈などがある程度定まっていて、思考を巡らせるためのヒントがすでに存在している。いわば具体の思考とは、すでに存在している物事の「最適化」の思考なんじゃないかと思う。
一方、抽象の思考はまだ何も土台のない状態から考えることになるので「ゼロイチ」「イノベーション」の思考であるように思う。
具体と抽象の行き来ができることが大事だといわれるのには、ビジネスにおいて「イノベーションと最適化の両方」が必要になるからではないだろうか。事業はいつだって抽象から始まって、具体化して形にしていくものだ。
これから私が自分の思考の「付加価値」を身に付けて行きたいと願うならば、「具体的な議論でのみ」思考・発言がはかどるようでは私はまだまだだなと感じた。具体と抽象の思考法をもっと鍛えていきたい。Tweet主はそれを「思考の反復横跳び」と表現していて面白いなと思った。思考することは脳の筋トレと一緒ですね。
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